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12/29/2015

2015年を振り返る<11月>

北陸だと例年11月は時雨れる日が多いのだが、今年は例外だったようだ。/一番印象に残っているのは、油井飛行士搭乗中の国際宇宙ステーションを捉えたこと↓
★11月6日早朝、油井飛行士搭乗中のISS国際宇宙ステーションの上空通過・動画編↓(×4拡大、毎秒4コマ再生)↓

↑ISSが写っている77コマを元に動画化した↑
【データ】2015年11月6日5時41分〜43分(1/2000秒)/富士X-T1(ISO3200,JPG)/BKP300,F5反射+パラコア(fl=1725mm)直焦点/栗栖式待ち伏せ法完全手動追尾撮影@自宅星見台HANA
↓通過中のISS国際宇宙ステーション(静止画)↓

明け方に雲は無い筈との予想見事に的中し、油井飛行士搭乗中のISS通過を迎撃できてよかった。毎回悩まされる露光量も十分だったようだ。
【データ】上空通過中のISS国際宇宙ステーション/2015年11月6日5時43分頃(1/2000秒1枚)/富士X-T1(ISO3200,JPG)/BKP300,F5反射+パラコア(fl=1725mm)直焦点→原板2倍拡大処理/栗栖式待ち伏せ@自宅星見台HANA
↓ISS上空通過の様子(対角魚眼、11枚比較明)↓

【データ】2015年11月6日5時43分頃(10秒露光×11枚比較明合成&動画化)/ニコンD700(ISO640,JPG)/Zenitar14mm,F2.8→F5.6/三脚固定撮影@自宅星見台HANA↓追記へ↓(※画像多数です※)

★超低空飛行>11/3晩、系外星雲NGC55@自宅↓11/3晩に初めて撮影したNGC55の画像を集めて動画化した↓

11/3晩、GS200RCによる撮影は縦構図のため失敗したが、案内鏡を兼ねたFS60C望遠鏡による撮影はできたので、30秒露光86コマから動画作成した。(毎秒2コマ再生)
既に南中時刻をとっくに過ぎていたこともあり、木立の上スレスレを通過していった。
【データ】2015年11月3日23時02分〜(30秒露光×86枚)/EOSkissX7(ISO1600,RAW→JPG)/FS60C(B改)+0.72RC(fl=255mm)直焦点/NJP赤道儀@自宅星見台HANA
↓系外星雲NGC55(静止画版)↓初めてNGC55の存在を知った。極めて南に低く星像が肥大化している↓

NGC55はちょうこくしつ座にある系外星雲で、M31アンドロメダ星雲、さんかく座のM33についで3番目の大きさを誇る系外星雲だという。最初の1コマを液晶モニターで見てその大きさにぶったまげた。/初めて撮影した晩(11/3)は、南に低いことすら知らず、他の彗星などを撮影していて後回しにしたら南中をとっくに過ぎて南の木立スレスレを通過していた。大きな系外星雲であることも知らず縦構図のまま撮影したため写野からはみ出しており、撮り直そうにも時間的余裕がなくて11/3晩の撮影は失敗し、翌11/4晩に撮り直した。すごく損をしている天体の一つだと思う。/如何に低かったかは、上の動画で分かると思う。
【データ】2015年11月4日21時28分〜(2分露光×21枚DSSスタック)/富士X-T1(ISO3200,RAW→TIF)/GS200RC+0.75RF(fl=1200mm)直焦点/NJP赤道儀&5cmファインダー&M-GENガイド@自宅星見台HANA
★11/5未明、M78ウルトラマン星雲↓

【データ】M78ウルトラマン星雲/2015年11月5日0時46分〜(4分露光×11枚スタック)/富士X-T1(ISO3200,RAW→TIF)/GS200RC+0.75RF(fl=1200mm)直焦点/NJP赤道儀&5cmファインダー+M-GENガイド@自宅星見台HANA
★11/3-4,パンターズ彗星(C/2014S2)の移動↓11/3晩と11/4晩を合成してみた↓

↑いずれも周囲をトリミング(実写野の約1/3)
【データ】パンスターズ彗星(C/2014S2)の移動/2015年11月3日21時45分〜(30秒×30枚),11月4日20時31分〜(30秒露光×33枚、計63枚スタック)/EOSkissX7(ISO3200,RAW→TIF)/FS60C(B改)+0.72RC(fl=255mm)直焦点/NJP赤道儀放置追尾@自宅星見台HANA
★11/23早朝、しし座トリオ↓従来の5cmファインダーに毛の生えたようなFS60Cを案内鏡として、しし座トリオを撮影してみた。3つ(M65,M66,NGC3628)の系外星雲が二等辺三角形状に集結しているうち、ステラショットでM65を指定した。↓FS60C案内鏡による↓

↓主鏡筒GS200RCの画像↓(上端:NGC3628/左端:M66/中央:M65)

見た通り、M65が写野中心に収まっている。案内鏡筒(fl=255mm)と主鏡筒(fl=1200mm)の方向をきちんと合わせておけば精度よく目的天体を写野中央へ導入できることが分かる。/これまでは、観察者(人)が光学ファインダーを使って目視で目的天体を導入していたが、はっきり対象天体が見える場合はともかく、対象天体が暗い場合は目視確認できないため一発導入は不可能に近く、精度よく写野中央へ導入するのに苦労していた。>目視導入にこだわるあまり案内用望遠鏡口径を大きくするとか、赤道儀の赤経・赤緯目盛を注意深く見る(或いはエンコーダーを利用する)とか、さらに、主鏡筒での試写を繰り返していた=手間と時間を費やしていた。/ステラショットが案内用鏡筒で撮影した画像に写った星々の分布を解析して実際とのズレ量をPCが算出し補正導入してくれるのは本当に有難い。
ただ、今回は主鏡筒で3星雲が程よく一つの画面に収まるので、3星雲の中心付近位置を指定する必要があった=M65だけ写野中心で、残り2つは写野隅になってしまっている=さすがに構図の善し悪しまでは考慮してくれない。(*´∀`*)
【データ:上】しし座トリオ付近/2015年11月23日4時51分〜(45秒×20枚スタック)/EOSkissX7改(ISO1600,RAW→TIF)/FS60C(B改造)+0.72RC(fl=255mm)直焦点/以下、下と同じ
【データ:下】しし座トリオ(中央M65)/同日4時53分〜(30秒×42枚スタック)/富士X-T1(ISO3200,RAW→TIF)/GS200RC(fl=1200mm)直焦点/NJP赤道儀放置追尾@自宅星見台HANA
★11/3夕、冥王星付近↓(FS60C,トリミング拡大)位置が銀河に近いこともあり、糠星がやたら多い。画像には最微光星で約17等星が写っている↓

望遠レンズと大差ない小型望遠鏡(fl=255mm)は写野が広めで冥王星位置へ大雑把に導入できるが、これだけ糠星が多いと検出が厳しい。/今回はSKY-MAPというのを利用した。いわゆる写真星図で17等以下の暗い星まで表示され、星にマウスカーソルを当てると、その星名や位置、等級などが表示されて便利だ。/冥王星としてマークした星の辺りには17等星が表示されるが、現在冥王星は15等なので少なくとも一段階上の明るさに写る。ということで、冥王星と判断した。/本来は時間をおいて再度同じ箇所を撮影して移動を確認すれば納得しやすく万全と思う。
【データ】11/3夕、冥王星付近/2015年11月3日18時22分〜(20秒×17枚DSSスタック)/EOSkissX7(ISO3200,RAW→TIF)/FS60C(B改)+0.72RC(fl=255mm)直焦点/NJP赤道儀放置追尾@自宅星見台HANA
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