近日点通過目前のマックホルツ
1月23日晩の姿です。これまた満月に近い月が強烈に空を
焦がしており、彗星の尾の撮影は難しそう...
..と、半ば諦めていました。
最近手に入れた中古センサー赤道儀にEM-10から外して
遊んでいたSS2000PC、モーター取付工作が終わったとこ
ろなので、ボーグ12.5cmED屈折とガイド用76EDの2本を載
せ直焦自動ガイドのテストも兼ねて撮ったのが上の画像。
露出1分ではテストにもならん?..いいえ、数十コマ撮影
しますのでオートガイダーのテストになります。
さて、本題。
撮影時カメラの背面液晶にはかすかに彗星の尾と思われる
スジが写っているのを確認していたのですがいつものように
画像処理してみると、何故かイオンテールが判然としない。
...(このまま、まる1日過ごす)...
撮影直後の生画像には写ったのだから..と気づいて、
ダーク減算処理を省き、コンポジットしてみることに...
結果は上の通りです。何とか出ました。熱かぶりが発生し
ている箇所は写野の隅ですので、トリミングで逃げました。
撮影した晩の外気温は零下ですが、僅か30秒でも少し熱
かぶりが出ます。(D70の場合)
何か地球から次第に離れていくため、このまま小さくなって
しまうのかと思うとちょっと残念。イオンテールだけが印象に
残りそうな予感...。
「天文・星空」カテゴリの記事
- 2/6太陽Hα&可視光像(2023.02.06)
- 2/5太陽Hα&可視光像(2023.02.05)
- 2/4太陽Hα&可視光像(2023.02.04)
- 2/2太陽Hα&可視光像(2023.02.02)
- 2/1太陽Hα&可視光像(2023.02.01)
Comments
ichさま
いつもコメント有難うございます。
昨年暮れまでは結構期待していたのですが、年が明けてからは...ちょっと..という感じです。
月明あるときなど空の明るい時はFの長い望遠鏡がいいかな?と思うのですが、出し入れ面倒くさいのが
玉にキズです。
それにしても冬の天気がうらめしいこの頃です。
Posted by: KEN | 01/25/2005 21:46
TBありがとうございます。
あの空でここまで写るんですか。(タメイキ)
まあ、カメラ用の中望遠ズームと比べても仕方ないですが。(笑)
月のせいだけでなく、やはり正月頃から比べるとかなり小さくなっている感じですね。
Posted by: ich | 01/25/2005 17:14