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January 2006の記事

01/31/2006

宇宙も過密?

星の写真を撮ると、必ずと言ってよいほど人工天体の光跡が写っているコマが1,2枚見られるようになりました。
1月28日晩の画像からも、そのような画像が2枚見つかりましたので、掲載します。
【その1】おおぐま座δ星付近↓(2つの軌跡が直交しています)
stl_3925sv
【その2】馬頭星雲付近↓(これも2つの軌跡が写っています)
batou_3890sv
いずれの画像もクリックすると別窓に拡大表示します。
【撮影日時】その1:2006年1月29日4時12分-17分/その2:同日0時33分-38分

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01/29/2006

撮影行@高山市荘川

自宅でも晴れそうな予感はあったのですが、近くのスキー場
ナイター光が邪魔するので、遠征を決意。
放射冷却で冷え込みました。↓よく見ると雪の結晶??
simo0678vsq
外気温は-15度まで下がったようです。画像は帰路に撮影(-13℃)
temp_2045sv
今回の目的は、Mead DSI とGPDによるオートガイダー試験。
guider0662sv
結果は、7割強成功..9割以上を狙いたいが、GPD赤道儀にボーグ
ED12.5cmVI鏡筒とガイド鏡筒では荷が重すぎたようです。
成功例:M46とM47
m46c3n0128asv
成功例-2:M101回転花火銀河
m101_2450sv
今回のロケ地
(山間地は光害の影響は少ないが視界が悪い。おまけに豪雪のため雪に囲まれ..)
borg0657sv
続きは後日..


行程
往路→福光IC−(東海北陸道)−五箇山IC[※]五箇山IC−白川郷IC−(R156)−現地
復路は往路と全く同じ。全線除雪が行き届いていたが、この低温による凍結箇所多し。
片道約70km(約1時間)。18時過ぎ出発、現地到着20時過ぎ/午前6時前出発、7時前自宅着。 
※現在、R156は五箇山IC近く(西赤尾地内)で土砂崩れで交通止め。
 迂回路は東海北陸道しかなく、この区間だけ無料となる。
 (但し、いったん五箇山ICで出なければ無料にはならない)

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01/28/2006

Pictor201XT

ミードの冷却白黒CCD(Pictor416)を購入したとき、同時に付いてきた。
長所:必要なのは本体と電源、接続ケーブルだけ/操作ボタン1個に2文字
LED表示のみでシンプル/電力消費少量。
Pictor201XT本体
201xt
(この長所と裏腹に)むしろシンプルさ故の短所が目立って仕方がない。
ボタンを押し続ける長さでコマンドを切り替えなければならない。下図↓
201md
しかも2文字だけの表示窓からは、実際の状況が分かりにくい。
さらには..
同社LX赤道儀(オフアキシス)端子にはストレートに繋ぐだけで済むが、
(主光軸上の天体を中央から外さないように)視野回転して小さな受光
素子中央にオフアキシスの限られたガイド星を導入するのは不可能と言える。
oag_r0
oag_r40
またCCDのXY方向と赤経・赤緯方向を合わせる必要があり、視野回転させる
とCCDの方も回転させなければならない。上画像(下)
直角プリズムを利用しているので、一般的な屈折ガイド鏡で使用する場合は
天頂プリズムを使うか、ケーブル接続を若干変更しなければならない。
結局、本格使用には至らず、これまで放置してきた。
このまま眠らせておくのももったいないので、再度201XT復活を目指そうと思う。
#これまでにも何度となく試みてはいるのだが...(爆)

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01/18/2006

月夜の狂行

満月を過ぎたとはいえ、まだ明るい月夜
lunac2n117sv
東空にはアークトゥルス(うしかい座α)↓
arktc4n117sv
シリウス(おおいぬ座α)は、南西の空低く
oinuc4n117sv
医王山(夜景)
iouc4n117sv
医王山(昼景:私設Webカメラより)
iou1811811
自宅付近その1↓(本格寒波も今週はお休み状態)
home_2397sv
自宅付近その2(ズーム広角側で撮影)
saskc4n117sv
自宅付近その2をズーム望遠側で撮影
uwano_2388sv
いずれも、画像を左クリックすると別窓に拡大表示します。
2006年1月18日/ニコンD70(ISO800,RAW)AF-S18-70mmEDズーム
露出20秒×4枚コンポジット/自宅前で撮影

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01/17/2006

月夜の強行-4

ぎょしゃ座
gyo38c4n115sv
北斗七星
hkt57c4n115sv
医王山
iou61c4n115sv
ナイター営業後のスキー場
iox65c4n115sv
いずれもニコンD70(ISO800,RAW)/AF-S18-70mmEDズームレンズ(F5.6)
20秒×4枚コンポジット、NR-onモードで撮影。自宅前

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01/16/2006

月夜の強行-3

昨晩は、新年2度目の貴重な快晴夜..満月過ぎの明るい空の下で強行撮影
冬の大三角形(画像をクリックすると別窓に拡大表示します)
ori00c4n115sv
ニコンD70(ISO800,RAW)/付属AF-S18-70mmEDズーム広角側/露出20秒×4枚コンポジット
自宅前で撮影


おうし座とその周辺
preya49c4n115sv
撮影データは上と同様(画像をクリックすると別窓に拡大表示します)
北極星(左)と北斗七星(右)
n53c4n115sv
撮影データは上と同様(画像をクリックすると別窓に拡大表示します)
昨晩の月(右下に土星)
ms10c4n115sv
寒気が緩み、積雪が一気に半減?
home_2369sv
とりあえず今回ここまで..(→「月夜の強行-4」へ持ち越します)

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01/15/2006

馬頭星雲2態

ミカゲD=18cmF4ライトシュミット鏡筒で撮影↓
batoc6e1016sqsv
画像をクリックすると、別窓にSVGA拡大像を表示します


ミードLX200-25SCTで撮影↓
batouc3sqsv
画像をクリックすると、別窓にSVGA拡大像を表示します

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01/13/2006

オリオン星雲

Mead DSI+ボーグED10cmF4屈折
m42rgb
(言い訳)元画像のピントの悪さにRGB3色合成過程での位置合わせ不十分でボケボケの画像です。


トラペジウム付近
orion_4c96d1230v
2005年12月29日24時08分-15分/露出2秒×96枚コンポジット
LX90-20+×0.63レデューサ(f=1260mm)直焦点/自宅前
m42c7e0109bsv
【撮影データ】
「月」「M42」:ボーグED10cmF4屈折鏡筒、「スキー場」:タカハシFS-60C鏡筒直焦点
「月と火星」:AF-SニッコールED18-70mmズーム
「月」:Mead DSIカメラ、「月と火星」「スキー場」:NikonD70(ISO800,RAW)
「M42」:EOS kiss_D(IRC除去機、ISO800,RAW)/露出は1分×7枚コンポジット
EM-10赤道儀/自宅前で撮影

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01/12/2006

M78

ウルトラの星で有名な星雲です。(オリオン座)
m78c4e0109sv
ボーグED10cmF4屈折直焦点/EOS Kiss_D(IRC除去機,ISO800,RAW)
露出1分×4枚コンポジット/EM-10赤道儀ノータッチガイド/自宅前


ミードLX200-25による画像↓
M78ウルトラマン星雲へ
[データ]2004年10月18日02時42分〜03時04分(露出5分×4枚加算平均)
カメラ:改造EOS kiss_D(ISO800、IRC除去改造機)/撮影地は自宅
レンズ:MeadLX200-25SCT(D=25cmF6)+レデューサ使用

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01/11/2006

冬の大三角


猛烈寒波の僅かな晴れ間、凍てつく空には冬の定番の星たちが..
画像をクリックしてブログへどうぞ
左から..(左上)↑...(中央下)↑...(右上)↑
こいぬ座プロキオン、おおいぬ座シリウス、オリオン座ベテルギュース

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01/10/2006

月明+α下の強行

昨晩は久しぶりの快晴天↓月明かりは無視です
moon4c64v
月と火星↓(火星は画面右下)
mm_2295sv
実は当初↓この明かりも..
ioxtc4nsv
M42(D70)↓CCD表面のゴミが..
m42c4n0109sv
M42(IRC除去改キスデジ)
m42c7e0109bsv
M78↓(別称ウルトラマン星雲)
m78c4e0109sv
M50↓いっかくじゅう座の星団
m50c4e0109sv
M50(NGC2323)/いっかくじゅう座/散開星団(e)/RA 07h03.0m,Dec -08゜21'
光度 6.3等/視直径 15'×20' 距離 2,950光年
m5047n121426v


【データ】(星雲、星団)
ボーグED10cmF4屈折鏡筒/タカハシFS-60C屈折+0.85レデューサ
EOS kiss_D(IRC,ISO800,RAW)/Nikon D70(ISO800,RAW)
露出はいずれも1分×4枚〜7枚コンポジット/EM-10赤道儀

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01/08/2006

凍てつく夜空

冬の星々のオンパレード↓オリオン座
orion21823c2nsv
ペルセウス座〜おうし座
ousper21801c2nsv
おうし座
ousi_2207nsv
東空は..
yama_2216nsv
しし座↓
leo21958c4nsv
かに座(+土星:画面右上)の姿が..↓
kani22112c2nsv
2006年1月5日23時〜24時/露出20〜30秒/ニコンD70(ISO1600,RAW)
AF-Sニッコール18-70mmEDズーム(広角側)/三脚固定/自宅前で撮影

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01/07/2006

雪神慈悲-2

昨晩に続いて何とか星が雲間から見えました(かなり見づらい状況)
冬の大三角(いずれも画像をクリックすると別窓に拡大表示します)
snk_22214c4n
ふたご座付近
gemi_22348c5n
医王山夜景(山の向こう側は石川県金沢市)
iouc3
医王山クローズアップ(IOX-AROSAスキー場付近)
ioxc4
ナイター営業終了後の斜面に残る光は、徹夜でゲレンデ整備している雪上車の明かり。
でも、料金高過ぎですから..ぼったくり。

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01/06/2006

雪神の慈悲?−1

悪天候に困っている私を憐れんでか?神様がちょっぴり雪雲を除けてくれたようです。
冬の大三角形↓
snkk_21840c7nsv
ぎょしゃ〜おうし座↓
gyousi21992c4nsv
はじめは↓こんな感じでした..(東の空)
east_2215nsv
ふたご座付近↓
gem_2179nsv
雲間から↓北斗七星も..
hkt_2210nsv
ぎょしゃ座↓
gyosya22089c2nsv
(番外)自宅の周りの様子
home_2165nsv
ひとまず、ここまで。

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01/05/2006

猛烈寒波&彗星の尾

せっかくの正月休みも全てこれ↓に阻まれました。


昨年正月はマックホルツ彗星の追っかけ三昧でした↓
q2n0102v
★昨年1月2日マックホルツ彗星の尾(特に尾中間部のコブ状塊の動きに注目)の変化です
2005年1月2日19h22m-20h15mの約1時間の動き(VGA画像19枚使用)
ビクセンAD-VIX102SS屈折+同社レデューサAV-1(合成fl=360mmF3.6)
注)19コマの画像を読み込み完了とともに、無限ループで動画表示を繰り返します。
**2.7MB動画GIF=読み込みに少々時間がかかります。しばらくお待ちください**
周囲は身の丈ほどの積雪..

撮影地は、R304チェーン着脱場(南砺市大鋸屋)

自販機も雪壁に阻まれて..(冷蔵する必要もなさそう)

#星見どころではないですね(いい加減に止んで欲しい)
というわけで新ネタが間に合わず、昨年同期のマックホルツ彗星画像登場となりました。
ちょうど1年前(昨年1月5日)のマックホルツ彗星↓(地球最接近前日の姿)
q2c3n0105sv
奈良県室生村で撮影。空はそこそこ暗いが航空機の通過が目立ちました。

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01/03/2006

雪中強行>遠征初め

新年最初の対象は、昨年暮れから課題が年越しになっている「勾玉星雲」。
(=まさに天頂付近で好都合)しかし、表題の通り雪中強行したものの、
ご覧の通り↓またもや「勾玉星雲」は失敗に..(詳細後記)
ic405_3849sv
2006年1月2日22時23分〜28分(5分)/ボーグED10cmF4屈折直焦点
EOS Kiss_D(IRC除去機,ISO800,RAW)/EM-10赤道儀ノータッチガイド
撮影地:岐阜県高山市荘川町(御母衣湖)↓
em10_2158x


2日は、新年恒例「○△初め」の日(例えば「書き初め」ですね..笑)
で、昨晩遅くに「撮り初め?」を考えていたが曇天で×。
仕方なく2日晩に持ち越すも、朝から曇雨天で天候回復の見込みなし..。
で、「県外遠征初め?」となりました。(笑)
いつものルート(東海北陸道〜R156)で岐阜県へ..幸いにも白川郷を過ぎ、御母衣
ダム辺りからオリオン座がサンルーフ越しに見え始める。
で急遽、御母衣湖脇(高山市荘川町)を撮影ポイントに決定。
雲がところどころ雲があるが、急いで望遠鏡や機材を出して撮影にとりかかる..。
が、1枚目の後半から雲が空を覆い始め、ぎょしゃ座にも襲いかかる..で、結局
この1枚のみで終わり..しばらく待ったが雪雲が広がるばかりで程なく白いものが
降り始めるに及び、とうとう撤収となりました。
..こうして、片道約70km(1時間)余、滞在時間1時間、合計3時間余の記念すべき
「遠征初め」は幕とあいなりました。

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01/01/2006

初日

薄雲越しではありますが(雪国では)珍しく初日が拝めました。
sun_2004
もう1枚(コンデジズーム最望遠側で撮影)
sun_2002
今年もどうぞよろしくお願いします>みなさま
2006年元旦/IXY_D400(露出オート)/自宅前で撮影

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戌年正月の空

戌年の新年明けましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いします。
正月の空へ
4日:しぶんぎ座流星群極大/6日:小惑星ベスタが衝/14日:金星が内合、満月
28日:土星がかに座で衝/凍てつく夜空は冬の代表星座のオンパレード!
(下旬から月明かりの影響を受けずに済みますが、雪国では天候が..)
戌年にちなんで、新年第一号にお届けする星空は、おおいぬ座です。
(全天一の明るさを誇る恒星シリウスがある星座です)

も一つ、↓(在りし日の)愛犬「ハナ」です↓
Hana
今年も皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
一昨年7月から始めた当ブログも3年目。なるべく更新を欠かさないようにしたいと
思っておりますのでどうぞお立ち寄りください。m(_ _)m

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戌年正月の空

戌年の新年あけましておめでとうございます。
今年も当ページをどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m
1月の空へ
4日:しぶんぎ座流星群極大/6日:小惑星ベスタが衝/14日:金星が内合、満月
28日:土星がかに座で衝/凍てつく夜空は冬の代表星座のオンパレード!
(下旬から月明かりの影響を受けませんが、雪国では天候が..)

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