July 2006の記事
07/29/2006
07/28/2006
続>15cmF8屈折試写
梅雨明け間近となりました。昨晩(27-28日)は久しぶりに好天に恵まれました。
平日の晩でしたが、ついつい無理をしてしまいました。
★雲が切れるのを待ち、【15cmF8屈折】↓を出しました。
天の川がすっきり見えています。(いつもの場所へ望遠鏡を運ばなかったので建物に邪魔されました)
雑多な人工物が目に入らなければ宇宙の中に居ると実感できます(?否、錯覚です)
★いずれの画像もクリックすると別窓に拡大表示します★
↓先ずは【M13ヘラクレス座の球状星団】を撮影
ほぼ、画面全体です。(アクロマート特有の色滲みが..)
↓原寸大に【部分トリミング】したもの(その1)
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↓原寸大に【部分トリミング】したもの(その2)
★↓続いて【M57こと座のリング星雲】
◆アクロマート故の色滲み(青ハロ?紫ハロ?)が見られます。
前回の月面撮影で何となく眠たい画像だった原因はやはりこの色滲み(色収差)の影響だと思います。
★いずれの画像もクリックすると別窓に拡大表示します★
↓原寸大に【部分トリミングしたM57】
★↓魚眼画像に【流星】が写っていました。
↓上画像から流星近傍をトリミングしたもの
おまけです
★いずれの画像もクリックすると別窓に拡大表示します★
↓夏の大三角からいて座にかけての天の川

↓上の画像を4枚コンポジットしたものです

★いずれの画像もクリックすると別窓に拡大表示します★
【データ】2006年7月27日23時過ぎ~25時30分頃
キスデジ(IRC除去機、ISO1600、RAW)/PELENG8mmF3.5→F4、三脚固定撮影
15cmF8アクロマート屈折(f=1200mm)直焦点、センサー赤道儀ノータッチガイド
露出時間は(10秒)30秒、1分/自宅前で撮影
07/23/2006
07/16/2006
月齢18
前エントリィで紹介した月面画像ですが、コンポジット直後のウエブレット画面のパラメータを少々変更して再処理してみました。
【月面全体画像-1】アクロマート15cmF8屈折直焦点画像です。
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【月面全体画像-2】上(-1)とはパラメータを少々変更しました。
かなりシャープさが増した感じで、これ以上強くすると不自然になりそうな気がします。
【月面全体画像-3】上2枚に使った元画像を4枚から2枚に減らしました。
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【月面中央部】元画像の中央部を原寸大でトリミングしたものです

★いずれも画像をクリックすると別窓に拡大表示します★
【月面北側-1】上の原板を元に北側部分を原寸トリミングしたものです。

月面周縁部に青味と緑味が生じているのが分かります。
【月面北側-2】上とはコンポジット段階でパラメータを少々変更しました。

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【月面南側-1】原板を元に南側部分を原寸トリミングしたものです。

★いずれも画像をクリックすると別窓に拡大表示します★
【月面南側-2】上とはコンポジット段階でパラメータを少々変更しています

【撮影データ】2006年7月14日23時12分
EOS kiss_D(IRC除去機,ISO400,RAW)/露出320分の1秒×4枚コンポジット
D=15cmF8屈折直焦点/センサー赤道儀/自宅前
【おまけ】たった10秒露出のM22↓(5枚コンポジット)

月齢19
先頃衝動入手した口径15cmF8アクロマート屈折による試写です。
↓左右方向のみトリミングしてあります。
PL15mm(×80)でちょうど視野一杯に月が見えます。
#迫力もありますが..ま、眩しい
07/15/2006
アクロマート15cmF8試写-2
昨日は、午後から梅雨明け?のように天候が回復..しかし、こんな時に限って残務整理が..
結局、帰宅後、望遠鏡を出したのは21時をまわっていました。
【1】先ずは、眼視観察。南西の空に低くなり始めた木星に向ける。(雲が気になる)
★PL15mm(×80),PL12.4mm(×97)=全く問題なし。
第3衛星ガニメデが木星表面の手前側を通過し始めたのがはっきり見える。
★PL6.4mm(×188)=少し暗くなるが形は崩れない。
大気の状態は、普通=並ですが(屈折鏡の美点というか)終始安定して見えます。
★HiOr4mm(×300)=「おー、さすがに暗くなった」..と、思ったら木星は雲の中でした(笑)
↑予定していたToUcamによる撮影ができず、ステラナビV6による同時刻頃の木星です。
アクロマートレンズ故の青ハロ(緑ハロ?)が生じますが、気になるレベルではない。
#EDや蛍石アポクロマート鏡筒の3~数分の1以下の価格で買えることを思えば言うこと無し?(笑)
【2】木星撮影を諦め、雲に邪魔されてない方向のM天体巡り..
★アストロ製エルフレ32mm(×38)=視野が広がり明るいが周辺部は歪むアイピース
2インチ直角ミラーと組み合わせて使用(これがないと覗くときの姿勢がたいへん)
見た天体は、M8,M20,M13,M22..
#M13よりは(形は若干潰れた球になりますが)M22の方が大きいと思う。
強引にM22の直焦点撮影(10~15秒ノータッチガイド)をしてみた。
やはり輝星に青ハロが生じています。(写真は正直ですね..)
キスデジ(ISO1600,RAW)で10~15秒露光を4枚コンポジット
【3】月が東空に姿を見せているので、眼視観察&撮影
全体像↓左右方向のみトリミングしてあります。
PL15mm(×80)でちょうど視野一杯に月が見えます。迫力もありますが..ま、眩しい..
東側を↓原板サイズからトリミングしたもの
(月周縁部に少々青味が生じています)
西側を↓原板サイズからトリミングしたもの
高倍率で観察すると月旅行したような感覚になり..(ません?爆)
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