イオンテール?
何かと話題のホームズ彗星。3日晩の姿です。
地球からだと同彗星の真後ろから見ている感じになるため、肉眼彗星でありながら尾が見えない、という状態だったのですが..彗星独特の淡く青白いイオンテール?に包まれていました。
今月に入り、彗星コマ部の輪郭が徐々に崩れ出しました。
特に、彗星本体の右上(南西方向)の崩れが顕著で、どうやらこの方向に尾が出てるように思えます。
というわけで、今回は、300mmレンズ(FS60-C)で本体コマ部は潰れるのを覚悟で長時間露光してみました。
★↓Holmes彗星周辺
21時41分~(348秒露光)/ニコンD50(ISO800,NR-on,JPG)
タカハシFS60-C鏡筒+ボーグレデューサ0.85(合成fl=約300mm)
★↓30秒~180秒、348秒まで画像10枚をコンポジット
月の影響が全くなくなり、肉眼でも楽勝に見えます。
明るさはδ星(3.01等)並みか、少し明るいのではないか?全光度はまだ2等台前半ではないか?
目のいい人だと、よく見ると肉眼でも恒星とはちょっと違って滲んだように見えると思います。
★↓105EDHF屈折直焦点(fl=700mm)
いずれもEOS20D(ISO800,NR-on,JPG)/30秒露光
彗星本体、等倍トリミング(10枚コンポジット)
淡くなる一方のような気がします。周囲の輪郭がかなり怪しくなってきています。
同画像を、24階調に階調を落とした画像(疑似コントア?画像)
【共通データ】2007年11月3日20時50分頃~21時50分頃
EM-200赤道儀ノータッチガイド/自宅前
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