144P串田彗星
アストロアーツ社のHPなどで144P串田彗星の存在は知っていたが、実際には鹿林彗星に気をとられ、全くノーマークだった。
その予報位置すら調べていなかった。(汗)
だから、全くの偶然だった↓
1)帰宅時、ご多分に漏れず冬の曇り空。雲間から金星がぽつんと一つ明るく見えただけだった。
2)夕食後、別用で外に出たら束の間の晴れ間=冬の大三角が見えた。
3)(これは貴重な晴れ間)カメラとP型赤道儀を持ち出した。
4)オリオン中心部を撮るつもりだったが、プレヤデスが目についた。
→西に傾き始めていたので、先に撮ることにした。
5)プレヤデスだけ撮ろうとしたが、85mmレンズだとヒヤデスもぎりぎり収まりそうなのに気づく。
→両者が同じ画面に入るように構図を決めた。
5)最初のコマは、赤道儀の据え付け不足で見事に流れ、失敗。
6)据え付けをやり直し、再撮影→今度は見事点像に収まる。(まだ串田彗星に気づいていない)
7)続いて2コマめを撮影しようとしたら、急に北から雲が襲ってきて断念。
だから↓これは大変貴重な1コマとなった。
★ヒヤデスとプレヤデス(と144P串田彗星)
同彗星は意外と明るいようだ。肉眼では無理だろうが、双眼鏡程度で簡単に見つけられそうな気がする。
★同、マーカー、文字入り
そういうわけで、部屋へ戻ってから同彗星が偶然写っていたことに気づいた。
ともあれ、大変ラッキーだった。
【データ】2009年1月27日21時06分~11分(バルブ5分露光)
KissDX(ISO800,RAW)/NikkorAi-S85mmF1.4→F2.8
初代P型赤道儀ノータッチガイド@自宅前
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