January 2009の記事
01/31/2009
01/30/2009
01/29/2009
01/27/2009
144P串田彗星
アストロアーツ社のHPなどで144P串田彗星の存在は知っていたが、実際には鹿林彗星に気をとられ、全くノーマークだった。
その予報位置すら調べていなかった。(汗)
だから、全くの偶然だった↓
1)帰宅時、ご多分に漏れず冬の曇り空。雲間から金星がぽつんと一つ明るく見えただけだった。
2)夕食後、別用で外に出たら束の間の晴れ間=冬の大三角が見えた。
3)(これは貴重な晴れ間)カメラとP型赤道儀を持ち出した。
4)オリオン中心部を撮るつもりだったが、プレヤデスが目についた。
→西に傾き始めていたので、先に撮ることにした。
5)プレヤデスだけ撮ろうとしたが、85mmレンズだとヒヤデスもぎりぎり収まりそうなのに気づく。
→両者が同じ画面に入るように構図を決めた。
5)最初のコマは、赤道儀の据え付け不足で見事に流れ、失敗。
6)据え付けをやり直し、再撮影→今度は見事点像に収まる。(まだ串田彗星に気づいていない)
7)続いて2コマめを撮影しようとしたら、急に北から雲が襲ってきて断念。
だから↓これは大変貴重な1コマとなった。
★ヒヤデスとプレヤデス(と144P串田彗星)
同彗星は意外と明るいようだ。肉眼では無理だろうが、双眼鏡程度で簡単に見つけられそうな気がする。
★同、マーカー、文字入り
そういうわけで、部屋へ戻ってから同彗星が偶然写っていたことに気づいた。
ともあれ、大変ラッキーだった。
【データ】2009年1月27日21時06分~11分(バルブ5分露光)
KissDX(ISO800,RAW)/NikkorAi-S85mmF1.4→F2.8
初代P型赤道儀ノータッチガイド@自宅前
01/26/2009
01/25/2009
馬頭星雲
冬型の天候が厳しくなるとの予報だったが、どうやら今夜は外れたようだ。
夕食を終えて外に出て見ると、満天の星空。\^o^/
#(県外脱出して)無駄なエネルギーと時間を費やさなくて済む。
とはいえ、定点観察設備が無いのと、いつ急変するか分からぬ状況では、重機(NJP等)を出す気にはなれない。
FC60屈折鏡筒(+DSI-ProⅡカメラ)とEM-10赤道儀を出した。
この晩は、ミードDSI-ProⅡによる撮像を主に行う。(そのまま朝まで継続し、明け方に鹿林彗星を迎撃しよう※)
カラー化してないのが最大の欠点ではあるが、
比較的手軽で小型望遠鏡でも大きく写るので、春の系外星雲巡りには向いているように思う。
2009年1月24日22時48~58分(2分露光×4枚加算平均)
Mead DSI-ProⅡ/タカハシFC60(fl=500mm)直焦点
EM-10赤道儀ノータッチ@自宅前
※実際には、明け方前に(睡魔と寒さに負け)中断してしまい、鹿林彗星の観察はできなかった。orz
01/24/2009
C/2007N3鹿林彗星(1/24朝)
ようやく訪れた月明のない週末。しかし、冬の悪天候が邪魔をする(<この時期だから仕方ない)
天候回復の見込みもない。というか、悪くなる一方>迷うことなく県外脱出を決行。
しかし、いろいろあって..(以下、略)
結局、今回の収穫は↓これだけ↓ orz
★鹿林彗星(Nikkor85mm)
★同、星名入り(彗星はさそり座βから離れ、てんびん座を移動中)
★同(FS60C直焦点)
2009年1月24日05時過ぎ
KissDXノーマル(ISO800,RAW)
NikkorAi-S85mmF1.4→F2で2枚、F2.8で2枚
バルブ2分露光×4枚加算平均
04時48分~05時10分(バルブ5分、6分露光/2枚コンポジット)
オリンパスE-410(ISO800,RAW)/タカハシFS60C屈折+ボーグ0.85レデューサ(fl=約300mm)
E-10赤道儀ノータッチ@下呂市金山町
01/21/2009
01/15/2009
春の星座たち
★しし座
★同、星座線入り
現在、しし座には土星が居る。(画面左下の輝星)
2009年1月1日3時29分~44分(バルブ7分露光×2枚加算平均)
KissDXノーマル(ISO800,RAW)/Takumar28mmF3.5→F4
初代P型赤道儀ノータッチ@岐阜県郡上市やまびこロード脇
★うしかい座、かんむり座
★同、星座線入り
2009年1月1日4時6分~21分(バルブ7分露光×2枚加算平均)
KissDXノーマル(ISO800,RAW)/Takumar28mmF3.5→F4
初代P型赤道儀ノータッチ@岐阜県郡上市やまびこロード脇
★からす座とスピカ
★同、星座線入り
2009年1月1日3時45分~59分(バルブ7分露光×2枚加算平均)
KissDXノーマル(ISO800,RAW)/Takumar28mmF3.5→F4
初代P型赤道儀ノータッチ@岐阜県郡上市やまびこロード脇
01/13/2009
01/12/2009
Mead DSI_ProⅡ
オートガイダー用には初代DSI(カラー)を使用しているが、スペア用として表記モノクロCCDカメラを入手した。
初代Proは25万画素に対して、ProⅡは40万画素。その分、撮像面積が増えている。
面積が増えた分だけガイド星導入も余裕が生じ、好都合だ。
しかし、スペア用だけではあまりにもったいないので、天体画像の撮像を試みてみた。
対象は西に傾いたM42。幸い天候は晴れ。満月の明るい空であったが強行試写。
【1】30秒露光
【2】1分露光
初代P型赤道儀にFC60鏡筒を載せ直焦点30秒露光。ノータッチガイド故、露光中のガイドずれが気になる。
実際、30秒露光を繰り返して撮影しながらの合成撮影を試みたが、ガイドずれのため点像にならなかった。
仕方ないのでずれが生じなかった30秒露光1枚と1分露光1枚のみを合成することにした。
【3】1と2を加算平均したもの
【4】同、別処理(ステライメージで合成)
当初オートガイド用にしか考えていなかったのでカラーフィルターは未だ手元にはない。
多数枚コンポジットと3色合成に挑戦してみたくなったが、撮影時間がかかりそうな気がする。
久しぶりにモノクロCCDを使ってみて、デジカメの原点に立ち戻ったような気分にさせられた。
01/10/2009
月暈
8日晩。月が空高く上り、薄雲がかかって暈ができていた。
★月暈、東空(魚眼レンズで撮影)
★同、星座線入り
2009年1月8日19時30分(マニュアル40秒露光)
E-410(ISO400,RAW)/PELENG8mmFishEye(F3.5→F4)
カメラ三脚固定撮影@市内立野原(ばんにん原)
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↓しかし、憂鬱なことが...↓
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★魚眼西空、金星
◆地元スキー場のナイター光が点灯する季節となった orz
★同、星座線入り
19時25分(マニュアル40秒露光)他は同じ
★金星とIOX-AROSA
19時46分(マニュアル40秒露光)
E-410(ISO100,RAW)/Nikkor Ai-S28mm(F1.4→F2.8)
カメラ三脚固定撮影@自宅前
01/09/2009
8日早朝の鹿林彗星(とISS)
翌8日朝も好天が続いた。気になる鹿林彗星を見過ごしたくない。
寝過ごさぬよう玄関近くの部屋で仮眠したのが功を奏し、4時半頃に目が覚めた。
★鹿林彗星(FS60C、4枚コンポジット)
前回は「尾」が写ったが、今回は判然とせず。
★鹿林彗星とISS
4枚目の露光中、ISS国際宇宙ステーションを目撃(北西→南西)する。
天頂付近では、かなりの明るさになるが、南西へ低くなるにつれて光度が落ちた。
ひょっとして、と思っていたが、そのISSが何と狭い写野を横切ってくれたようである。
2009年1月8日5時19分~33分(4分露光×2枚、3分露光×2枚)4枚加算平均
E-410(ISO800,1600,RAW)/タカハシFS60C+0.85レデュサ
初代P型赤道儀ノータッチガイド@自宅前
★鹿林彗星(85mm望遠レンズ)
(どこに彗星が居るか分かりますか)
★同、文字入り
2009年1月8日5時41分(バルブ3分露光)
E-410(ISO800,1600,RAW)/NikkorAi-S85mmF1.4→F2.8
他は同じ
01/07/2009
金星と水星
久しぶりの晴天。業務を急いで終え(否、区切りを付けただけ)、帰宅時に寄り道撮影。
17:35)いつもの寄り道ポイント着。夕空が明るく、水星がすぐに見つからない。
とりあえず、カメラの準備をしながら南西低空を注意深く見ると..おーっ、見えた、見えた(>水星)
【金星と水星】by *istDS2(DA21mmAL)
【金星と水星】同、▼マーク入り
2009年1月7日17時57分(マニュアル30秒露光)
*istDS2(ISO400,JPG,NR-on)/DA21mmF3.2 AL Limited→F4
カメラ三脚固定@市内立野原(ばんにん原)
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【金星と水星】by E-410(PELENG8mm)魚眼
画面右上の明るい星が金星。(水星は、この画像表示では分からないと思う)
【金星と水星】マーク及び線入り
※画面をクリックし、別窓に拡大表示させてご覧ください。
▼マークが水星。黄線三角は、夏の大三角形(冬なのに夏の大三角形が見える!)
ちなみに、夏の大三角形右下の星はこと座αベガで今の時期は夕方西空に見え、明け方の東空に再び見ることができる=>つまり、ベガを一晩の間に2回見ることができる。
2009年1月7日17時41分(マニュアル30秒露光)
E-410(ISO200,RAW)/PELENG8mmF3.5→F4
カメラ三脚固定@市内立野原(ばんにん原)
01/06/2009
ピンぼけクラゲ星雲(IC443)
我が中古DXキムチ改に片ボケがあるらしいことは入手後間もなく薄々気づいていた。
どうやら間違いなさそうである。先ほど↓クラゲ星雲の画像処理をしていて確信した。
【ピンぼけクラゲ星雲(IC443)】
▲画像右端の星像は比較的シャープなのに、画面中央~左(クラゲ星雲)にかけてはピンぼけ状態である orz
▲カメラボディのEOSマウント部分で調節するしかないか??(ごく微量と思われるが..)
◎なお、今回は思わぬ収穫もあった◎
AstronomyToolsの中にある、Reduce Small Blue/Violet Halos というツールだ。
これを利用すると↓下のような青ハロ出まくり画像が↑上画像のように目立たなくなる。
それにしても、片ボケが明らかになった以上、何とかしなければ..(憂鬱)
2009年1月3日2時55分~3時14分(バルブ9分露光×2枚加算平均)
KissDXキムチ改(非冷却、ISO800,RAW)/ボーグED10cmF4屈折直焦点
GM-8赤道儀+FC60屈折(STV)オートガイド@岐阜県郡上市和良町
01/05/2009
ISO100,200,800
ふうまさんのブログ記事を拝見して、デジカメの受光素子感度について再度考えさせられた。
そういえば、初めて冷却CCD(Pictor416)を使ったとき、撮像直後のベタ画像は(ぱっと見は)真っ黒で何も写らなかった?と勘違いするほどだった。
それが、付属ソフトで処理していく過程で次第に撮像した画像が浮かび上がってきたのだった。
つまり、
・撮像素子そのものがもっている感度というのが元々ある。
・デジカメ内部で(撮影時に設定したSO感度に)感度を高めて初期処理しているのではないか?
ということらしい。
何だか難しくてよく分からないことばかりだが、これは面白そうだ。とにかく実験してみることにした。
【ISO100,14分露光】ふたご座とぎょしゃ座
撮影直後の背面液晶モニター像では、露出不足気味ではあるがちゃんと星空が写っていた。
PCに画像データを落としたプレビュー画面(サムネイル表示)では真っ黒な表示だった。
【ISO200,14分露光】こいぬ座とふたご座
【ISO800,7分露光】ぎょしゃ座
RAW画像をそのままPhotoshopで初期画面でRGB補正して読み取ることができた。
(ISO100の画像はあまりにレベルが低く、StellaImageで初期処理しないとまともな絵にならなかった)
01/04/2009
やっと捉えた!鹿林彗星
今朝は、冬の北陸にしては珍しく晴れ。
おかげで、やっと鹿林彗星(C/2007N3)をとらえることができた。
【1】(85mmレンズ)
彗星独特のエメラルドグリーン色なので、画像から簡単に見つけられる。
【2】(同上)
【4】ステラナビゲータV6で作成したさそり座β付近の星野
数字は星の等級。これで比べると、彗星は7等台中程と思われる。
彗星は、現在さそり左上のハサミ(β星)の近くにいる。
これから徐々に速度が上がり、てんびん座、しし座方向へ移動する。
【3】(FS60C直焦点)>彗星の「尾」が..
とんでもないガイドずれなので、このまま拡大表示させないで見た方が彗星の尾がわかりやすいと思う。
2008年1月4日04時51分~05時08分
【1】=バルブ3分露光×2枚加算平均/【2】=バルブ3分露光/【3】=4分30秒露光
【1】,【2】=NikkorAi-S85mmF1.4→F2.8/【3】=タカハシFS60C屈折直焦点(合成fl=300mm)
いずれも、E-410(ISO800,RAW)+初代P型赤道儀ノータッチ@自宅前
01/03/2009
01/01/2009
バラ星雲
新年早々の初撮影は、バラ星雲です。
★バラ星雲(全景)
★同、一部トリミング
2009年1月1日03時10分~49分
(バルブ9分露光3枚、4分露光1枚、計4枚加算平均)
KissDXキムチ改(ISO800,RAW/非冷却)/ボーグED10cmF4屈折直焦点
GM-8赤道儀(FC60屈折+STV)オートガイド
@岐阜県郡上市郊外(やまびこロード脇)
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