« 月暈 | Main | 魚眼四方位 »

01/12/2009

Mead DSI_ProⅡ

オートガイダー用には初代DSI(カラー)を使用しているが、スペア用として表記モノクロCCDカメラを入手した。
初代Proは25万画素に対して、ProⅡは40万画素。その分、撮像面積が増えている。
面積が増えた分だけガイド星導入も余裕が生じ、好都合だ。
しかし、スペア用だけではあまりにもったいないので、天体画像の撮像を試みてみた。
対象は西に傾いたM42。幸い天候は晴れ。満月の明るい空であったが強行試写。
【1】30秒露光
M42s307
【2】1分露光
M42s608
初代P型赤道儀にFC60鏡筒を載せ直焦点30秒露光。ノータッチガイド故、露光中のガイドずれが気になる。
実際、30秒露光を繰り返して撮影しながらの合成撮影を試みたが、ガイドずれのため点像にならなかった。
仕方ないのでずれが生じなかった30秒露光1枚と1分露光1枚のみを合成することにした。
【3】1と2を加算平均したもの
M42c2m0112
【4】同、別処理(ステライメージで合成)
M42c2m0112stb
当初オートガイド用にしか考えていなかったのでカラーフィルターは未だ手元にはない。
多数枚コンポジットと3色合成に挑戦してみたくなったが、撮影時間がかかりそうな気がする。
久しぶりにモノクロCCDを使ってみて、デジカメの原点に立ち戻ったような気分にさせられた。

|

« 月暈 | Main | 魚眼四方位 »

天文・星空」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 月暈 | Main | 魚眼四方位 »