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March 2009の記事

03/31/2009

ヘラクレス、こと、はくちょう

夜半過ぎると東天は既に夏の星座が顔を出している。
(上から)ヘラクレス座、こと座、はくちょう座
Kotoc4p5558bsx
同、星座線入り
Kotoc4p5558bsxt
悪天候を避けての隣県脱出だったが、脱出先でも雲が多かった。星が見えても次々に雲が覆ってくるので、まともに赤道儀やデジ一眼を出して撮影する気にならなかった。
LX3はMax1分露光。強制NRが働くので1枚の画像を得るための時間は計2分である。
慣れるとマニュアル露光設定、2秒セルフタイマー機能を作動させたら、シャッターを手で押すだけ。
カメラも軽いので、TTG-SD赤道儀でも十分過ぎる。
ズーム広角側だと135換算24mm相当かつ1分露光なので赤道儀のセッティングもごく大雑把で済む。
2009年3月28日24時51分~25時0分(マニュアル1分露光×4枚加算平均)
LX3(ISO800,RAW,NR-on)/ズーム広角端F2→F2.2
TG-SDノータッチガイド@郡上市和良町運動公園

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03/29/2009

デジタル現像パラメータ(SylkyPix)

前回は、LX3で撮影時の設定の違いを比較した。
今回は、SylkyPixを使って、RAWデータから画像に戻す(デジタル現像というらしい)段階での設定の違いを比べてみた。
★デフォルト設定
Default0580bsx
★高感度ノイズ除去重視
Hinoise0580bsx
★インスタントフィルム設定
Instant0580bsx
2009年3月29日03時頃、マニュアル1分露光
LX3(ISO800,RAW,NR-on)/ズーム広角端F2→F2.2
カメラ三脚固定@ひるがの高原

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03/28/2009

うしかい座、かんむり座

北斗七星のカーブに沿って視線を東へ(南へ)移していくと、うしかい座(α星アークトゥルス)に行き着く。
アークトゥルスの和名は「麦星」で、5月下旬頃には天の一番高いところに上る=ちょうど麦の収穫期と重なる。
Usikanmuric2p7677pbsx
星座線入り
Usikanmuric2p7677pbsxt
うしかい座のすぐ東(画面では下)にかんむり座がある。
2009年3月18日22時54分~58分(マニュアル1分露光×2枚コンポジット)
LX3(ISO800,RAW,NR-on)/ズーム広角端F2→F2.2
TG-SDノータッチガイド@自宅
うしかい座の由来については諸説あってはっきりとしないようだ。
===========かんむり座(ウィキペディアより)==============
クレタ島には怪獣ミノタウルスがおり、王ミノスは毎年7人ずつの最も美しい少年と少女を生贄に捧げていた。勇者テセウスが生贄に混じって潜入し、怪物を退治した。このとき、ミノスの娘の王女アリアドナエアがテセウスに恋をし彼に助力した。2人は島を脱出するが、何らかの事情(理由は諸説ある)で離れ離れになり、アリアドナエアは悲しんだ。彼女を元気付けるため、酒神ディオニュソスが彼女を妃に迎え、冠を贈った。この冠がかんむり座となった。
======ウィキペディア「かんむり座」より=======

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03/27/2009

北斗七星 by LX3

この時期、北空の一番高い位置へ上る。
北極星を探すだけでなく、系外星雲を探すのにも便利だ。
周囲にいくつか系外星雲が写っているはずだが..
Hokutoc2p7980bsx
線入り
Hokutoc2p7980bsxt
2009年3月18日23時03分~07分(マニュアル1分露光2枚加算平均)
LX3(ISO800,RAW)/ズーム中間F2.8
TG-SDノータッチガイド@自宅

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03/22/2009

ふたご座(21日の鹿林彗星?)

晴天が続いた。黄砂の影響は前夜よりも大きいが、星は見える。
前夜の疲れから、とりあえず鹿林彗星だけでも撮っておこう。
でも、望遠鏡を出して撮るのは面倒だ。望遠レンズで位置だけ..
が、望遠レンズ画像は、鹿林彗星の位置とは違う方向だった。
■E-410のファインダー暗過ぎ!■
結局、鹿林彗星が写っていそうなのは、これだけ↓orz
★ふたご座(と鹿林彗星?) by LX3
Gemic2p86870321abux
★同、星座線入り
Gemic2p86870321abuxt
2009年3月21日21時40分~44分(マニュアル1分露光×2枚加算平均)
Panasonic DMC LX3(ISO800,RAW,NR-on)/ズーム望遠端、F2.8
TG-SDノータッチガイド@自宅

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03/21/2009

20日晩の鹿林彗星by DSIpro2

今回は、外に出遅れてしまった。ふたご座が西に低い。
デジ一眼での撮影は諦め、久しぶりにDSI-ProⅡで撮影を試みた。
★鹿林彗星(白黒画像)
N3c431340320sq
2009年3月20日24時26分~37分/2分露光×4枚加算平均(彗星基準)
DSI-ProⅡ/PENTAX105EDHF屈折直焦点
GM-8赤道儀+6cm屈折(STV)オートガイド@自宅前
Gm80353bux


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03/19/2009

18日の鹿林彗星@自宅

晴天が続くようになった。
冬の澄み切った空ではないが、春になると急にぱっと明るい日が続くようになる。
鹿林彗星18日晩の観察。
1日前とそう大きく位置が変わっておらず、5cmファインダーで直に見つけることができた。
★ふたご座(と鹿林彗星) by LX3
N3c2p25960bsx
★同、彗星部分トリミング
N3c2p25960up
★鹿林彗星 by ED10cmF4屈折
N3c2_6664edx0318bsx
★星座線入り by LX3
N3c2p5960bsxt

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03/18/2009

17日の鹿林彗星

3月17日。朝は雨雲だったが、昼頃から晴れてきた。
黄砂の影響ですっきりしていないが、星はよく見えた。
鹿林彗星が気になる>帰宅時に寄り道撮影。
★ふたご座(と鹿林彗星)by LX3
Gemc2p2827bsx_3
LX3のズーム望遠側(135換算60mm相当)で撮影
ふたご座全体がぎりぎり写野に収まり、ちゃんと彗星も写っていた。
★同、彗星部分を拡大トリミング
N3p2827c2upsqsv_3
実は、前回(15日)もLX3固定撮影で鹿林彗星に挑戦してみたのだが、広角側(135換算24mm相当)だったために像が小さすぎて判然としなかった。
今回は、望遠側、かつ1分間のガイド撮影でのリベンジだった。
2009年3月17日20時30分頃
PanasonicDMC LX3(ISO800,RAW)マニュアル1分露光×2枚加算平均
TG-SDノータッチガイド@市内立野原(ばんにん原)
=====================================
★鹿林彗星(by E-410/Nikkor85mm)
N3c2o8990bsx_2
E-410(ISO800,RAW)/NikkorAi-S85mmF1.4→F2.8
EM-10赤道儀ノータッチガイド@市内立野原(ばんにん原)
★鹿林彗星(by KissDX/ボーグED10cm屈折F4)
N3c2_2223e0317bsx_2
KissDX(ISO1600,RAW)/ボーグED10cmF4屈折直焦点
ずいぶん衰えた感じがする。何とかまだ尾は写る。
5cmファインダーでなかなか見つけられなかったが、15日の位置から何とか見つけることができた。

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03/16/2009

15日晩の鹿林彗星

天候が回復し、暗くなる頃には雲が殆ど無くなった。
久しぶりに澄み渡った空で黄砂の影響も少なそうである。
早速気になる鹿林彗星を探してみた。
が、なかなか見つからない。口径6cm×20望遠鏡でようやく見つけた。
★85mm望遠レンズ
N3_150575bsx
気をつけて観ると5cmファインダーでも位置が分かった。
★ボーグED10cmF4屈折
N3c4_0708edx0315bsx
未だ彗星の尾も写っているが、かなり暗くなった、という印象がする。
2009年3月15日20時~
E-410(ISO800,RAW)/バルブ3分露光
初代P型赤道儀ノータッチガイド
KissDX(ISO800,1600/RAW)/バルブ3分、5分露光計4枚コンポジット
EM-10赤道儀ノータッチガイド@自宅前

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03/05/2009

鹿林彗星3/4@自宅

この日、帰宅する頃には天候が回復。
上弦の月が空を明るくしていたが、鹿林彗星を観るラストチャンスになるかも知れない。
月が西に傾くのを待ち、22時過ぎに外へ出た。帰宅した時よりよく晴れている。
(2日の観察ではレグルスとプレセペ星団の中間辺りだったから)
今日はかなりプレセペ星団に接近しているはずである。
↑という予想通り、程なく鹿林彗星を見つけることができた。
【1】プレセペ星団(右)と鹿林彗星(85mmレンズ)
N3c2_1920o0304pbx
透明度は2日よりも良好だが、肉眼確認はできなかった。
【2】鹿林彗星(ED10cmF4屈折直焦点)
N3c2_7879e0304pbx
2009年3月4日
【1】22時38分~42分(バルブ90秒露光×2枚加算平均)
E-410(ISO800,RAW)/NikkorAi-S85mmF1.4→F2.8
【2】22時42分~48分(バルブ3分露光×2枚加算平均)
KissDX(ISO800,RAW)/ボーグED10cmF4屈折鏡筒直焦点
いずれもEM-10赤道儀ノータッチ@自宅

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03/03/2009

鹿林彗星3/2

3月2日夕方の鹿林彗星。月が西空にあったが強行撮影した。
★25mm
N3c2o8586a0302bux
★85mm
N3c2o9495a0302bsqsv
★180mm
N3c2_5051o0302bsqsv
2009年3月2日20時~21時(2分×2枚コンポジット)
E-410(ISO800,RAW)/KissDX(ISO800,RAW)
TGSD改、初代P型赤道儀ノータッチ@自宅前

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03/01/2009

鹿林彗星2/28-3/1

晴れの週末だったが、地元スキー場のナイター光が邪魔し、宵のうちは躊躇してしまった。
営業終わる頃に外へ出てみると雲が多くなっている..あちゃー、やってしまった。
ということで県外脱出が遅れてしまった。(今回は石川県白山市鶴来町)
約1時間ほどで到着したが、ここも雲が多く、薄雲越しの撮影となった。orz
とりあえず、85mmレンズ(135換算170mm望遠)による画像↓
N3_0470pbsqsv
同、文字入り
N3_0470pbsqsvt
最接近日と同じで(否、もっと悪い)、5cmファインダーでかろうじて彗星を確認できた。
#こんなことになるんだったら、ナイター営業を無視して自宅で早めに撮影すれば良かった。
【データ】
2009年2月28日24時20分~22分(バルブ2分露光)
E-410(ISO800,RAW)/NikkorAi-S85mmF1.4→F2.8
初代P型赤道儀ノータッチ@石川県白山市鶴来町運動公園

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