雲に阻まれ
月のない週末だが天候がぱっとしない。雲が常にあり、路面は濡れたままの状態だった。
晴れ間をみて、北アメリカ星雲の撮影を始めたのだが..
★1枚目(構図決め、ピント確認画像)
ピントはともかく、隣のペリカン星雲がケラレている。
★2枚目(構図修正、露光時間5分に延長)
途中で雲に覆われ、デネブすら見えなくなった→星像が滲み膨らむ、コントラスト低下 orz
★上画像を別処理したもの
そのまま天候回復せず、もはや何をしても駄目→続行を諦め撤収。
2009年5月23日02時55分~03時10分(1枚目バルブ3分露光、2枚目は4分30秒で中断)
KissDXキムチ改(ISO800,RAW)/NikkorED180mmF2.8開放絞り
初代P型赤道儀ノータッチガイド@岐阜県郡上市高鷲町(蛭ヶ野高原)
この晩、往路は一般道(R156)で移動。蛭ヶ野高原は、自宅から約90km,1時間半のポイントである。
世界遺産五箇山・白川郷を経て御母衣ダム湖畔を通る同ルートは別称「桜街道」といわれ、好きなドライブルートである。
何よりも、高速料金休日割引の恩典を受けるには移動開始時間が早過ぎたため(笑)
蛭ヶ野到着時、未だ雲が多過ぎて星は殆ど見えない。雨上がりで路面も濡れたままだ。
そうこうするうち、雲が切れて天の川銀河がくっきりとみえた。慌てて三脚を持ち出して固定撮影。
★わし座~いて座の天の川銀河
ISO1600,F2.8で90秒の固定撮影だが、くっきりと天の川が写った。
★同、星座線入り
この後、再び雲に覆われてしまい、しばらく待機したがいっこうに改善しない。
諦めて自宅へ引き返すことにし、来た道を走行開始。
しばらくして、いつの間にか雲が切れて星空が広がっていることに気づく。
急遽近くの見晴らしのきく別ポイントを見つけ、車を停める。
今度は赤道儀(といっても小型のTG-SDだが)を出して撮影再開。
★さそり座、いて座~たて座にかけての天の川銀河
まだ雨上がりの(薄雲の)影響からか、少し星像が滲んでいるようだ。
雨上がりの湿気があるらしく、風もないため機材表面に夜露が付き始める。
→この後、今季初めて使い捨てカイロをレンズ鏡胴に貼り付けた。
★同、星座線入り
2009年5月23日01時~03時頃
(1枚目バルブ90秒露光、2枚目は2分露光×2枚加算平均)
EOS20D(ISO1600,800,RAW)/SIGMA17-70mmDC,F2.8開放絞り
カメラ三脚固定、初代P型赤道儀ノータッチガイド
@岐阜県郡上市高鷲町(蛭ヶ野高原)
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