June 2009の記事
06/28/2009
06/21/2009
06/12/2009
06/11/2009
M4
6月も中旬に入った。梅雨入りとなったようだ。
今月1日以来、星空は拝めていない。その晩は月があったため、望遠鏡で直焦点撮影した。
M4
EM-10赤道儀に105EDHF(fl=700mm)放置追尾なので星が僅かに流れている。
同、一番流れが少ない1枚
下の画像は、Photoshopでいきなり(E-410の)RAWデータを読み込んだ。
オリンパスE-410にも長秒時ノイズがあるが、このとき自動的に目立たなくなった。
*istDS2の時と同じで、ささくれだった感じが残った。
ただし、リサイズしたらこれも目立たなくなった。
2009年6月1日23時01分~06分(バルブ1分露光4枚加算平均)
オリンパスE-410(ISO800,RAW)/ペンタックス105EDHF(fl=700mm)直焦点
EM-10赤道儀ノータッチガイド@自宅前
06/04/2009
06/03/2009
月面撮影(for トカラ日食)
(本記事は、トカラ皆既日食に出かける方々へ掲げます)
6月1日の晩は、すっきりとよく晴れた。上弦を過ぎた月齢8の月が見えており、久しぶりに月面撮影。
今回は屈折望遠鏡2本を使っての直焦点撮影をした。
↓かいつまんで言いたいことはこれ↓
【皆既日食の撮影は、月の撮影が役立つ】
・内部コロナの明るさは満月とほぼ同じ。
・月が太陽をぴったり隠す現象だから、日食時にどの程度の大きさで写るか分かる。
・満月でない月も撮影しておくと良い。露光速度の加減がおおよそつかめる。
FC60屈折直焦点↓by KissDX
【カメラレンズを使うならズームよりは単焦点レンズがお勧め】
・レンズ枚数が多いと、コーティング技術が進歩していても、フレアゴースト等で鮮明度が落ちる。
・広角~標準レンズを使って日食の多重露光撮影という方法がある。
(数分~10分に1コマ程度でよいので、待ち時間は眼視観察に集中できる)
PENTAX105EDHF直焦点↓by KissDX
【望遠レンズよりは望遠鏡直焦点撮影がお勧め】
・屈折式望遠鏡がお勧め。(反射式はコントラストの面で不利)
・望遠レンズは屈折望遠鏡よりもレンズ枚数が多いので不利、価格も高い。
FC60屈折直焦点↓by E410
PENTAX105EDHF直焦点↓by E410
皆既時間が6分間とはいえ、実際にはとても短く感じることであろう。
だから、(老婆心ながら)機材の準備だけでなく、この6分間に集中し
失敗しないための練習を十分積んでおくことをお勧めする。
KissDXは、35mm版換算で約1.6倍になるのでfl=500mmだとfl=800mm相当、700mmだと1000mm超となる。
fl=500mm(800mm)は、外部コロナを撮影するのに都合がよいと思う。300mm(fl=480mm)程度でもよいと思う。
明るい内部コロナは、太陽のすぐ外縁にあるおびただしい数の流線(スジ)で、髪の毛のように見える。
これ(内部コロナ)を撮るには、さらに長焦点がよいと思う。fl=700mm(1000mm)以上?
また、フォーサーズ規格(オリンパス等)の場合は、35mm版換算は2倍で拡大率が高いので、さほど長焦点でなくても済む。殆どの人は旅先での観察であるから、小ぶりの機材で済むことになるのは有り難い。
Recent Comments