思わぬ収穫×2@立山
業務で立山へ出かけてきた。今年は2回目の立山である。
いずれも私用でないため、自分の時間があまりとれず、追尾用機材も持ち込めない。
ただ、今回は表題の通り、思わぬ収穫というか、珍しい現象も観ることができた。
今回持参したカメラはかさばらないコンデジ(LX3)と新機ペンE-P1
パンケーキレンズであればあまりかさばらず、通常のデジ一眼よりも荷物に収まりやすい。
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【1】気温が低ければ天文用にも使える>E-P1
夕食後、月が沈むのを待った。ミーティングが始まる前にも宿舎へ戻らなければならない。
追尾用赤道儀や三脚を持ってきていないので、カメラを石垣の上に置いて固定撮影した。
★いて座付近の銀河
(立山室堂からだと、南方向に浄土山(画面左)があり、視界を妨げる)
★同、星座線入り
★こと、わし~たて座にかけての銀河
★同、星座線入り
2009年8月25日20時38分~42分頃(マニュアル1分露光×2枚加算平均)
オリンパスペンE-P1(ISO1600,NR-on,RAW)
M.ZuikoD17mmF2.8絞り開放
石垣の上にカメラを置いて撮影@立山室堂平
ノイズリダクションを働かせているが、高感度時ノイズが目立つだろうと予想していた。
これまでの経験から、背面液晶を使ったライブビューを利用していると画質がさらに悪くなるため背面液晶を消したまま、外付け光学ファインダーで構図を決めて撮影する。
そして、シャッターが閉じてノイズリダクションをしている間に、次の撮影対象へカメラを向け構図を決める。
これを繰り返すことで、撮影効率も上がるようになった。(その代わり、撮影結果がすぐに確認できない orz)
最後の撮影を終えてから結果を見て驚いた。
冷静に考えてみると、↓これが原因↓だったようだ。
立山室堂の気温は下界よりも約15℃低い。
既に下界でも朝晩は涼しくなっているので、撮影時の気温はせいぜい数℃しか無かったようだ。
これから秋、冬に向けて気温が下がってくれば、E-P1のノイズ問題もさほど気にならなくなりそうだ。
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