はしご
月が無い週末。幸い天気も回復した。しかし、夕方になると雲が多くなる。
夕食後、外に出てみると雲があるものの、星は見えた。
このまま自宅で星見しようかとも思ったが、もっと透明感がある星空を観たい。
(天の川銀河は南中過ぎてるし、今回はM31アンドロメダ星雲を狙ってみよう)
ということで、県外脱出を試みる>Webで雲予想を見て、移動先は高鷲に決めた。
21:00少し前に出発(#これが「はしご」の始まりになるとは..)
【@高鷲】22:15頃到着(~25:15頃)
雲はあるが、さすがに標高があるだけに透明度は良い。あわてて器材を下ろす。
ここで問題発生。雲が北極星をずっと覆ったままで極軸合わせができない。
とりあえず、山勘でTG-SD赤道儀をセット=広角レンズでの撮影に絞られる orz
★わし座~いて座にかけての銀河 by ペンE-P1
★同、星座線入り
今回は、先客(一名)があった。
高鷲では初めての同好者との出会いだ。愛知県一宮市からとの由。
二人で先月の日食(種子島へ出かけたとのこと)など、いろいろ話をして雲が晴れるのを待つ。
しかし、雲はいっこうに立ち去る気配がない。それどころか、雲量がどんどん増えて星を隠し始めた→快曇 orz
回復の兆しも無さそうなので、二人とも撤収を決意。25:15頃、高鷲から帰路につく。
東海北陸道を北上していると、雲が切れ始めているのが分かった。
【@たいらスキー場】02:30頃~03:45頃
県境を過ぎた辺りでかなり星空が見え始める→五箇山ICで下りる。(標高を下げたくない)
R304沿いにある「たいらスキー場」へ立ち寄ることにした。
(早朝の山中で)クマの心配もあるが背に腹は替えられない。
クマのこともあるが、雲の移動が煩雑で落ち着かない。
★明け方、南の星空
このポイントは、クマ生息圏内であり、視界もあまり良くない。が、自宅から比較的近く、星空の透明度も良い。
【@自宅】4:00頃~
たいらスキー場では1時間ほど滞在。薄明が始まったので撤収し、帰宅。
自宅到着時、暁の東空は既に明るく青みを増していた。強引に明けの明星(金星)を撮影。
★明けの明星(横構図)
★同、星座線入り
★明けの明星(縦構図)
★同、星座線入り
2009年8月22日~23日(23時頃~04時過ぎ)
オリンパスペンE-P1(ISO400,NR-on,RAW)/M.ZuikoD17mmF2.8絞り開放
バルブ4分~3分露光@高鷲、たいら/マニュアル20秒~30秒露光@自宅
TG-SDノータッチガイド@高鷲スノーパーク、たいらスキー場
カメラ三脚固定@自宅前
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