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April 2013の記事

04/30/2013

実写版5月の星空

5月15日だと23時半頃の東南東空(上旬は24時半頃、下旬は22時半頃)

(5月:パンスターズ彗星が一晩中北の空に見える)/2(木):下弦/6(月):みずがめ座η流星群/10(金):●新月(オーストラリア、南太平洋で金環日食)/12(日)月、木星へ接近/18(土):上弦/(下旬:水星、金星、木星が接近)/23(木):月、土星へ接近/25(土):金星と水星が最接近、○満月(北米、大西洋方面で半影月食)/27(月):木星と水星が最接近/29(水):木星と金星が最接近
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***本情報は株式会社アストロアーツ「星空ガイド」を参考にしました。***
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2013年3月17日3時14分~(3分露光4枚加算平均)/ニコンD700(ISO1600,RAW)/Nikkor28mmF2.8→F4/高橋P型赤道儀ノータッチ@石川県七尾市黒崎町
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04/29/2013

月齢17.7@自宅

昨晩の月です。(さそり座に居るので高度は低かった)

↑月面北部↑※↓月面南部↓※

今回は、パラコア(F値の小さい短焦点用コマ収差補正レンズ)を使用してみた。
※パラコアは焦点が1.15倍に少し伸びるため、装着後はfl=1600mm×1.15=1840mmとなる。さらにペンタックスK-5でAVI動画を撮影すると横長サイズになるため上下写角が若干狭くなる。そのため、月が1枚に収まらず、北と南に分けて撮影・掲載した。
所有のLX200-25はF6.3仕様(シュミカセのF値は10のものが多い)なので、周辺像の歪みが以前から気になっていた。パラコアにより周辺像が少し改善したようだが、何も付けていないときの画像と比べる必要がある。
少なくともレデューサ使用の画像よりは明らかに周辺像がよくなっている。
2013年4月28日24時13分(AVIファイルから515枚を使用)/ペンタックスK-5(オート露光、AVI)/LX200-25SCT+パラコア(fl約1840mm)直焦点/ノータッチガイド@自宅星見台
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04/28/2013

M97ふくろう星雲@自宅

13日晩の画像その6:M97ふくろう星雲↓

初めてこのM97を撮影したとき、「こんなおもしろい姿の星雲もあるんだ」と驚いた記憶がある。
昨夜(27日晩)は晴れていたので、土星の拡大撮影に挑戦した。しかし、上空の風が強いらしく、像がゆらめきなかなかピントが定まらない。接眼レンズによる拡大投影法と凹レンズ(バーロー)による焦点延長法の両方を試したが、いずれも満足のいく結果は得られなかった。今晩も晴れそうなので、再度チャレンジしたい。
2013年4月13日23時01分(3分露光×4枚加算平均)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/LX200-25SCT+レデューサ(fl約1000mm)/6cm屈折(STV)オートガイド@自宅星見台
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04/27/2013

パンスターズ彗星(23日)の移動@自宅

23日早朝のパンスターズ彗星画像3枚を恒星基準で比較明コンポジットしてみた。

↑下から2時48分、3時5分、3時28分↑↓彗星基準でコンポジットした画像↓

前回23日に掲載した画像は2分露光だったため彗星像が細長くなり、ただでさえはっきりしない彗星がさらにぼやけていた。今回は1分露光の画像だけで比較明コンポジットしたことで、少しはマシになった気がする。
2013年4月23日2時48分(1分露光×3枚比較明合成)/ペンタックスK-5(ISO3200,RAW)/オライオン20cmF6反射+パラコア(fl=1380mm)/高橋EM200赤道儀+10cm屈折(DSI/PHDguiding)@自宅星見台

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04/26/2013

球状星団M13@自宅

前回は球状星団M3だったので、今回はヘラクレス座の球状星団M13にした。

(↓同、中央部分トリミング↓)

2013年4月22日23時47分(1分露光×10枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/オライオン20cmF6反射+パラコア(fl=1380mm)/同架10cm屈折(DSI/PHDguiding)@自宅星見台
※26日早朝4時51分より、西低空で部分月食(月没帯食)が見られます※(残念なことに北陸の天候は望み薄です→自分は諦めました)

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04/25/2013

M3撮り較べ@自宅

22日晩、口径20cmF6反射による星雲団のファーストライト↓球状星団M3(若干トリミング)↓

↓同、中央部分トリミング↓

2013年4月22日23時47分〜(1分露光×10枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/オライオン20cmF6反射+パラコア(fl=1380mm)/高橋EM200赤道儀+10cm屈折(DSI/PHDguiding)@自宅星見台
比較画像(by LX200-25SCT)は↓「追記へ」どうぞ

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04/24/2013

月齢12@自宅

22日晩は、EM200赤道儀&口径20cmF6反射望遠鏡を5年ぶりに再稼働させた。そのファーストライトがこれ↓だった。

これまで自宅に望遠鏡を常置できなかったので月や惑星は避けていた。(1)望遠鏡を出して準備するまでの時間に比べて撮影はあっさり終わってしまうから。(2)月が明るいため、続けて他の天体を撮る気になれないから。
月や太陽は明るいので小口径望遠鏡をカメラ三脚等で固定し、高速シャッターで済ませる方が実用的だと思う。今回、望遠鏡常置となったことで、月面や惑星の拡大撮影にも目を向けたいとは思うが、本格化することは無いように思う。(経験的に当地は大気がさほど安定していない気がするため)
★手軽にささっと準備できて簡単に終われないと長続きしない★というのが持論です。実は、もう一台再稼働できない望遠鏡を抱えています。orz
2013年4月22日22時01分〜(44秒=1100コマの画から600コマをRegistax6でコンポジット)/ペンタックスK-5(AVI)/オライオン20cmF6反射+パラコア(fl=1380mm)/高橋EM200赤道儀ノータッチガイド@自宅星見台
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04/23/2013

23日朝のパンスターズ彗星@自宅

22日晩は上弦を過ぎた月が空を明るくしていたが、爆睡してしまった前夜の二の舞にならぬよう、夕食・入浴後、物置星見台へ直行した。主目的は、EM200赤道儀(DOG,PHDguiding)の稼働試験だったが、夜半過ぎに見られるであろうパンスターズ彗星も見ておきたかった。

C/2011L4↑ポジ画像↑↓白黒反転画像↓

彗星は、午前2時過ぎにはルーフ内からも観察できた。ただ、西空に月が残っている上に超低空、しかも薄雲があって小口径望遠鏡では確認できず、ファインダーでおよその位置まで導入し、ガイド用10cm屈折でようやく眼視確認した。
掲載画像は、彗星が高度を上げ始め、月明の影響が無くなった4時前後のもの。夏の銀河(天の川)がはっきり見え、ファインダーで彗星を眼視確認できた。後半は薄明の影響でバックが青くなってしまった。午前2時〜3時台の画像を後で見直したい。
パンスターズ彗星はかなり地球から遠ざかっているようだ。これが最後にならぬようにしたい。
2013年4月23日3時50分(2分露光×6枚彗星を基準にコンポジット)/ペンタックスK-5(ISO3200,RAW)/オライオン20cmF6反射+パラコア(fl=1380mm)/高橋EM200赤道儀+10cm屈折(DSI/PHDguiding)オートガイド@自宅星見台
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04/22/2013

M101回転花火銀河@自宅

13日晩の画像その5:M101回転花火銀河
前回掲載のNGC4565はエッジオンタイプで銀河を真横から見た形だったが、今回掲載のM101は真正面(真上)から見た形で、これをフェイスオン(Face on)タイプという。「回転花火」=渦巻いている姿を見事に言い表していると思う。

↓10cmF4屈折で撮影したもの↓

↑2011年、同星雲に超新星(赤矢印)が現れた。
M101の位置は、北斗の一番端の星アルカイドと、その1つ内側のミザールを底辺とする正三角形の頂点辺り。
【上】2013年4月13日21時54分(3分露光×5枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点+レデューサfl=約1000mm/6cm屈折(STV)オートガイド@自宅星見台
【下】2011年9日24日21時35分〜(3分×4枚、2分×1枚、計5枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO800,RAW)/ボーグ100ED,F4(fl=400mm)屈折直焦点/ビクセンSXD赤道儀+Nexguideオートガイド@市内立野原西
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04/21/2013

かみのけ座の系外星雲NGC4565@自宅

13日晩の画像その4:かみのけ座の系外星雲NGC4565
銀河(島宇宙、小宇宙ともいう)は、両凸レンズ状の形体をし、渦を巻いている。それを真横からみたものをエッジオン(Edge On)タイプという。
ぴったり真横方向の↓NGC4565はその典型としてよく知られている。

(↑追尾不良で精彩を欠いています↑)↓10cm屈折で撮影したもの↓

それにしても見事なEdge on Galaxyだと思う。美しい。
【上】2013年4月13日20時46分(3分露光×4枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点+レデューサfl=約1000mm/6cm屈折(STV)オートガイド@自宅星見台
【下】2011年5月8日22時34分〜(7分露光×8枚)/ペンタックスK-5(ISO800,DNG)/同105EDHF屈折直焦点(fl=700mm)/SXD赤道儀+STVオートガイド@自宅
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04/20/2013

しし座トリオ(13日のSN2013am)@自宅

13日晩の画像その3:しし座トリオ(SN2013am)
しし座トリオの1つM65は、(同星雲に現れたSN2013amを8日に撮ったので)2回目となるが、今回は残りの2星雲も入れて文字通り「トリオ」として撮影した。

↑文字無し↑(上:NGC3628/左:M66/右:M65)↓文字入り↓

SN2013amは暗くなる一方?と思っていたが、さほど光度は落ちていないらしい。
2013年4月13日20時46分(3分露光×4枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点+レデューサfl=約1000mm/6cm屈折(STV)オートガイド@自宅星見台
※4月19日晩は雲が多くて実際の撮影はできなかったが、LX200とStarryNight(Macintosh上の天体ソフト)の同調・制御実験をした。→【追記】へ↓どうぞ。

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04/19/2013

リベンジ>黒眼星雲M64@自宅

8日晩に撮影した同星雲の画像(12日掲載済)は、雲に邪魔され星雲周辺部が表出されていなかった。そこで、12日晩、もう一度M64黒眼星雲を撮り直した。

↑長辺方向トリミング↑↓M64を中心にトリミング↓

(今度は周辺部まで何とか表出させることができたようだ)
【参考】↓4月8日晩に撮影したM64(12日掲載済)↓

(今回掲載画に比べ、星雲周辺部の写りがよくない)
【1,2枚目】
2013年4月12日23時31分(3分露光×4枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点+レデューサfl=約1000mm/6cm屈折(STV)オートガイド@自宅星見台
【3枚目】
2013年4月8日22時13分(3分露光×2枚コンポジット)※他は、上と同じ。
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04/18/2013

マルカリアン・チェーン南西部@自宅

15日晩の画像その3:おとめ座銀河団=マルカリアン・チェーンということで狙ってみた。(詳細はウィキペディア等をご覧ください)

NGC4435    NGC4402     ←写野内にある銀河の型番
NGC4438                (マルカリアン・チェーンの南西部分にあたる)
        M86   M84    
   NGC4425  NGC4388
     NGC4413
2013年4月15日24時0分(3分露光×4枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点+レデューサfl=約1000mm/8cm屈折(STV)オートガイド@自宅星見台
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04/17/2013

M87(おとめ座銀河団)@自宅

15日晩の画像その2:かみのけ座銀河団の次は、おとめ座銀河団ということで、M87を狙った。α星スピカから自動導入し、一発で写野に入った↓

↓トリミング拡大↓(中心部から吹き出すジェットも何とか写った)

実は、撮像直後のカメラ背面液晶モニターでM87を見たとき「ガイドエラーでブレたか?」と勘違いした。ブレているのはM87だけなので、こんな系外星雲があることを思い出した。ウィキペディアによると、M87は「おとめ座A」の電波源とされている。
2013年4月15日23時37分(3分露光×4枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点+レデューサfl=約1000mm/8cm屈折(STV)オートガイド@自宅星見台
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04/16/2013

かみのけ座銀河団@自宅

15日は好天快晴だったが午後から雲が多くなり夕方は月しか見えなかった。夕食、入浴後、次第に星が見え始めたので物置ルーフへ直行。
今回の目的は、6cmから8cmに口径を増やしたガイド鏡による実写テスト。対象天体近くのガイド星探しに苦労しなくても済むか?否か?↓NGC4874付近(長辺方向トリミング)↓

↓若干トリミング拡大(中央やや右上の輝星の下がNGC4874)↓

2013年4月15日23時08分(3分露光×4枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点+レデューサfl=約1000mm/8cm屈折(STV)オートガイド@自宅

実は、撮影時にガイド用望遠鏡で眼視観察するのが自分の密かな楽しみである。ガイド星を捕捉するだけなら6cm屈折でもOKではあるが口径が小さいと暗い天体が見えにくく面白くない。
ガイド星を探す時間ロスが少なくなることよりも眼視観察の楽しみを増やすために口径を2cmアップした。ただ、搭載重量の増加は赤道儀への負担、ガイド精度に悪影響を及ばさぬよう、これまでの6cm鏡筒と同等の重量に抑えた。

←白く見えるのが8cmガイド用屈折望遠鏡
レンズとセル、ドローチューブ以外はプラスチック製だが、対物レンズコートや絞り環はちゃんと施してある。(粗悪品では、絞りで対物レンズ口径を小さくして結像性能を誤魔化しているものがある)
ドローチューブストッパーが無いため、ラックピニオンギヤ取付部のねじ4本を増し締めした。ガイド時にドローチューブがCCDの重みで下がってこないか?プラスチック製なので、鏡筒全体がたわんで影響が出ないか?など確かめたかった。>どうやら大丈夫そうだった。
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04/15/2013

M41大犬座、M35双子座@自宅

13日晩撮影の星雲団その2:M41大犬座、M35双子座(前回掲載のオリオン星雲に続き、標記順に撮影した)

↑M41大犬座↑↓M35双子座(右下の小さいのはNGC2158)↓

散開星団は、望遠鏡で眼視観察した方がはるかに美しい。直焦点撮影では、星団がばらけてしまい、拙い画像処理と相まって魅力が激減してしまっている。
2013年4月13日19時56分、20時11分(いずれも1分露光×4枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点+レデューサfl=約1000mm/6cm屈折(STV)オートガイド@自宅
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04/14/2013

M42トラペジウム付近@自宅

昨日(13日)は、昼間からの好天がそのまま夜まで続いた。夕食後、物置ルーフへ直行。北西天にパンスターズを主砲で狙おうとしたが、拙宅が視界の邪魔になり断念。
西天低くオリオンが傾いていた。すぐ右の三日月を無視して↓オリオン星雲↓から観察を始めた=天文屋の性(さが)

↑長辺のみトリミング↑↓オリオン星雲を中心にトリミング↓

おそらく今季のオリオン星雲は今回が最後で、この秋まで観察することは無かろう。
2013年4月13日19時44分(8秒〜30秒、6枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点+レデューサfl=約1000mm/ノータッチガイド@自宅
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04/13/2013

M104ソンブレロ星雲@自宅

昨日(12日)は、朝から氷雨が降る寒い一日だったが、夜になって雲間から星が見えるようになった>急ぎ屋上ルーフへ直行。すぐ観察できるのが有り難い。南中を過ぎたばかりの↓M104ソンブレロ星雲↓

↑長辺のみトリミング↑↓M104を中心にトリミング↓

極軸は既に合わせてあるので、アライメントはクランプフリーのまま北極星OK→スピカOK(ここで望遠鏡を手動でスピカに合わせて固定、ENTERキーを押して同期OKとする)としたが、設定過程を省略して最初の天体だけ手動導入して同期OKとすれば済む、ということをすっかり忘れていた。
ともあれ、スピカに比較的近いM104は一発で写野に入ってきた。ルーフ内が落ち着いたら、Macintosh(StarryNight)を使った望遠鏡制御を試みたい。
2013年4月12日23時02分(3分露光×4枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点+レデューサfl=約1000mm/同架6cm屈折(STV)オートガイド@自宅
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04/12/2013

M64黒眼星雲@自宅

黒眼星雲と言われる理由は、↓画像を見れば一目瞭然かと。

↑長辺のみトリミング↑↓M64を中心にトリミング↓

まるで薄雲の中から此方を睨んでいるようだ。撮影中、本当の雲が襲ってきて写りが悪くなり、3枚目以降は使い物にならなかった。機嫌を損ねてしまったらしい。
2013年4月8日22時13分(3分露光×2枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点+レデューサfl=約1000mm/同架6cm屈折(STV)オートガイド@自宅
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04/11/2013

球状星団M3@自宅

「M3」でググると、クルマやら音楽やらいろいろ出てきてしまうので「球状星団」を前に付けて検索した方がいいみたいだ。
何度か拙ブログに掲載し、その度に「球状星団の中で一番好き」と紹介してきた。

↑長辺のみトリミング↑↓M3を中心にトリミング↓

自動導入赤道儀で春の星雲や星団を次々に見ていくときは、この球状星団M3を基点にしたらどうかな?と思う。
M3より北には(前回掲載したM51をはじめとして)おおぐま座、りょうけん座界隈の系外星雲群があり、南には、かみのけ座、おとめ座銀河団があるから。
2013年4月8日21時50分(3分露光×3枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点+レデューサfl=約1000mm/同架6cm屈折(STV)オートガイド@自宅
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04/10/2013

M51子持ち星雲@自宅

4月8日晩。M65の超新星(SN2013am)を撮った後、徐々に雲が覆っているとはいえ未だ星が見えるので続けて星雲団を狙った。その1つめが↓M51子持ち星雲↓だった。

↑長辺のみトリミング↑↓M51を中心にトリミング↓

【参考】↓前回135mm(135換算200mm)レンズで撮影したM51(再掲)↓

M51は北斗七星の柄の先端の星(アルカイド)から辿った方が見付けやすいが、所属星座は大熊座ではなく、猟犬座である。
【上2枚】2013年4月8日21時29分(3分露光×4枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点+レデューサfl=約1000mm/同架6cm屈折(STV)オートガイド@自宅
【下1枚】2013年3月2日24時01分(3分露光×2枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/PENTAX-M135mmF3.5→F4/高橋P型赤道儀ノータッチ@岐阜県郡上市大和町剣、道の駅「古今伝授の里やまと」
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04/09/2013

リベンジなる>M65の超新星(SN2013am)

4月8日は天候回復し、春らしい一日となった。暗くなるまでこのまま保って欲しいと思った。願いは通じたようで快晴とは行かないが夜は星空が広がった。今宵はどうしても前回失敗したSN2013am(M65の超新星)を捉えたかった。夕食後、すぐに物置屋上のルーフへ向かった。今回はレデューサを使ってfl=約1000mmに縮め、写野を広げて撮影することにした。思惑通り、M65はすんなりとカメラ写野に入っていた↓長辺方向のみトリミング↓

(↑画面左側に「しし座トリオ」の3星雲が写っている。
撮影直後の背面液晶モニターで見ると、M65内部にそれらしい星が写っているようである。↓M65を中心にトリミング↓

(↑画面左下隅は、M66)
発見されたのは先月21日なので既に半月ほど経っている。そのため超新星も光度を徐々に下げつつあると思われたが、何とか写ってくれてほっとした。発見当時の写真画像と比べると明らかに光度は落ちているようである。
2013年4月8日21時02分(3分露光×3枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点+レデューサfl=約1000mm/同架6cm屈折(STV)オートガイド@自宅
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04/08/2013

M27亜鈴星雲@自宅

自宅横ルーフで試写その3↓M27亜鈴星雲↓(中心部トリミング)

ガイドエラーが生じた(監視していると両軸とも+−方向に行ったり来たりだった)
【参考】↓2010年6月に撮影したM27↓(左右のみトリミング)

後で見たら、夜露がガイド鏡対物レンズにびっしり付着していた。道理で(天の川真っ直中なのに)ガイド星探しに苦労したわけだ。こんな状態で撮影したからエラーが生じたのだろう。
【上】2013年4月5日3時35分(3分露光×4枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点1580mm/同架6cm屈折(STV)オートガイド@自宅横ルーフ
【下】2011年6月4日2時30分〜(5分露光×3枚)/EOS40D(SEO-SP2/ISO800,RAW)/PENTAX105EDHF(fl=700mm)/SXD赤道儀+Nexguide自動追尾修正@自宅
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04/07/2013

M57(こと座の環状星雲)

自宅横ルーフで試写その2↓M57(こと座の環状星雲)↓

小さな星雲ですが、その割に輝度が高いようで、存在確認だけなら口径5cmでもOKです。
↓拡大正方形トリミング↓

星像がきちっと締まらない。原因としては、●ピントの微妙なズレ?(光学精度が不完全?)、●fl=1600mmの追尾許容範囲をクリアしていない?、●大気の揺らぎ?(ルーフ床の揺らぎ?)など、いろいろ考えられる。
大気の揺らぎは別にして、それ以外は(人が作ったモノだから)修正・改善できそうなものから取り組みたい。
2013年4月5日3時12分(3分露光×4枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点1580mm/同架6cm屈折(STV)オートガイド@自宅横ルーフ
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04/06/2013

初オートガイド@自宅横ルーフ

4月5日早朝の「パンスターズがM31へ接近」(前回記事)を待つ間、自宅横ルーフに設置したLX200-25SCTでSTVによるオートガイドを試みた。雲が多く、星が見えているところから撮影した。↓M4(さそり座の球状星団)↓

明るく大きな星団ですが、球状星団にしては星の集中度がまばらでちらばっています。↓LX200-25SCT↓(パンスターズ、M31方向へ向けて待機中)

この晩は非常に夜露が多く、(1)観察方向だけルーフを開くようにした。(2)ルーフ内でAC100V電源が使えドライヤーとか結露対策しやすい。>スライドルーフの有り難さをつくづく感じた。また、風の吹きさらしでないのも有り難い。
2013年4月5日1時55分(3分露光×4枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/Mead LX200-25SCT直焦点1580mm/同架6cm屈折(STV)オートガイド@自宅横ルーフ
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04/05/2013

今朝のパンスターズ(M31へ接近)@自宅

4日夕方は、晴れていたが会合と重なりパンスターズ観察は諦めるしかなかった。このまま天気が保てば、明朝、北東の空で捉えられるかも知れない。夜中はいったん皆曇となったが、日付が変わり2時頃〜3時半頃までは星空がよく見えた。ところが、いよいよという時間帯になって猛烈な濃霧に襲われた。小雨?と思うほど、周囲は凄い湿気でべとべと。下弦を過ぎた月さえも隠してしまう状態となってしまった。しかし、明け方の彗星は待ってくれない。4時を過ぎ、徐々に空が明るくなっていくのが感じられるようになった。眼視観察は諦め、日光サンニッパと高橋P型赤道儀を外に出し、iステラでおおよその方向と高度を見定めてカメラを向けた。濃霧画像の量産?が始まったが、運良く彗星とM31を捉えられた。D700のファインダー越しにパンスターズを見ることもできた。
4月5日早朝のパンスターズ彗星とM31アンドロメダ星雲(左下)↓

上の撮影直後に構図を直そうとして、彗星は中央付近に来たがM31が写野端になってしまったもの↓

この撮影後、あっという間に濃霧に覆われてしまい彗星を見失ってしまった。僅かな時間ではあったが、パンスターズ彗星を捉えることができてよかった。家の周囲は深い霧に覆われており、20m余り先の電柱すらよく見えない程であった。今から思うと奇跡としか言いようがない。
※上画像ではM31の方が彗星よりも暗く感じられるかも知れない。彗星の下から濃霧が濃くなってM31本来の明るさを減じているので、実際には両者ほぼ互角の明るさと広がりが有るように思う。
2013年4月5日4時26分(30秒露光:1枚)/ニコンD700(ISO1600,RAW)/NikkorED300mmF2.8→F4/30秒露光/高橋P型赤道儀ノータッチ@自宅
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04/04/2013

M51子持ち星雲@郡上大和

パンスターズがM31アンドロメダ星雲に近づいており、ネット上では両者コラボの見事な画像が流れ始めている。とても気になるが、悪天候のため3日夕方の観察はできず、翌4日早朝の観察も厳しい状況だ。5日に一番M31へ近付くので晴れて欲しいと願っている。
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りょうけん座の子持ち銀河M51↓写野全体↓by 琢磨135mmF3.5

↓正方形トリミング拡大↓

M51(NGC5194)は大きい方(親)、小さい方(子)はNGC5195でM符号はない。発見者メシエが使った望遠鏡は口径10cmに満たないため、見付けたのは大きい方だけだった。
2013年3月2日24時01分(3分露光×2枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/PENTAX-M135mmF3.5→F4/高橋P型赤道儀ノータッチ@岐阜県郡上市大和町剣、道の駅「古今伝授の里やまと」
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04/03/2013

北極星野

北極星野は、空の状態や撮影システムの能力を調べるのに使われるが、そのような目的で撮った訳ではなく『最近北極星を撮ってないな』という気まぐれで。↓正方形トリミング↓(※写野全体は「追記」)

2013年3月2日24時12分(3分露光×2枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/PENTAX-M135mmF3.5→F4/高橋P型赤道儀ノータッチ@岐阜県郡上市大和町剣、道の駅「古今伝授の里やまと」
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2日、ようやくスライドルーフ内にLANが開通した。自動換気ファンと室内灯も稼働可能になった。

電動型ではなく、これ以上の電脳化の予定はない=「自宅から遠隔操作」は夢で留めるつもり(笑)

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04/02/2013

γ-UMa付近(M109)@郡上大和

4月1日は、朝からよく晴れて暖かい天候だったが午後からは雲が多くなり、再び肌寒さを感じるようになった。>パンスターズ彗星の観察は諦めた。
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γ-UMa:おおぐま座γ星は「ひしゃく」の先から3番目の星(δ星も左下隅に写っている)

↓同、トリミング画像↓

γ星のすぐ近く(右下)に棒渦巻き銀河M109が小さく写っており、少し離れた箇所(右)に同じく棒渦巻き銀河NGC3953が写っている。両者とも10等級の系外星雲で、M109はメシエ天体でも暗い方に属する。
2013年3月2日23時47分(3分露光×2枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/PENTAX-M135mmF3.5→F4/高橋P型赤道儀ノータッチ@岐阜県郡上市大和町剣、道の駅「古今伝授の里やまと」
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04/01/2013

かみのけ座Mel111

3/5日晩の撮影その6>かみのけ座↓

しし座のしっぽと、おとめ座の間にあるが、星座線はよく分からないので今回は無し。大型星団Mel111が肉眼で見えるので、その辺りと言うことにしている。原板を見ると、あちこちに系外星雲(島宇宙)のぼやけた姿が小さく映っているのが分かる。
2012年3月5日23時56分(3分露光×2枚加算平均)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/DA40mmF3.5→F4/タカハシTG-SDノータッチ@自宅
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