ISS土星面通過@高鷲>迎撃するも命中弾無し
ISS土星面通過の晩。通過経路の高鷲へ出ようか?止めるか?散々迷った。
土星面通過は3度目のトライ:「二度あることは三度ある」で、また失敗しそうだと弱気になっていた。
でも、天気は回復して大丈夫だ。と、ぎりぎりまで小早川秀秋状態だった。
>結局、「二度あることは三度」になってしまった。表題の通り、命中弾無し=土星にかすりもしなかった。
失敗の原因は、望遠鏡ファインダーにISSが見え始めた直後に高速連写開始で早過ぎたため、K-5のバッファが満杯になり途中で急停止したため。
(次回は、ファインダー倍率を高めに接眼鏡を交換することにした)
↓あまりに悔しいので、こんな似非画を作ってみた↓
↑(こういう画にしたかった)↓似非画その2↓
しかし、今回も「失敗から学んだこと」があった。出かけてきて正解だった。
◎暗い土星と明るいISSを同一画面に同時記録することは可能。
>どちらかをやや犠牲にして、主になる対象寄りに露光を決める。
(今回は土星の環が主と考え、ISSは露光オーバーでもよいと考えた)
◎高速連写シャッター開始のタイミングがほぼ掴めた。
>ファインダーをもう少し高倍率に変更することで対処可能。
◎肉眼で金星しか見えぬ明るい空でも、アライメント&自動導入で、見えぬ土星も見つけられる。
>今回は、時間的に際どかったが、ファインダーにはあっさり土星が入ってきた。
さ、これで次回は失敗しないぞ!と思ったが、既に土星は夕方明るいうちに西に傾き出すため、リベンジは来シーズンになるかも知れない。
【データ】
2013年8月7日19時19分(1/1000秒×多数枚比較明合成)/Mead LX90-20cmF10SCT+F6.3レデューサ(fl=1260mm)直焦点/ペンタックスK-5(ISO6400,JPG)/経緯台モードで電動追尾@岐阜県郡上市高鷲町、ひるがの高原
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