12/15早朝のカタリナ彗星(C/2013US10)@自宅
12/14晩は雲通過激しく15日未明には快曇状態になり、明け方のカタリナ彗星は半ば諦めルーフを閉めた。通常ならそのまま家の中へ戻るところだが、何を血迷ったか(家に戻るのも面倒で)ルーフ内でシュラフにくるまって仮眠した。/怪我の功名か?4時過ぎに目覚め、外を見ると雲間から星が見えた。しかし、徐々に晴れ間が見えてきたが、雲の影響を受けなくなった頃には既に薄明が始まっていた。
↓カタリナ彗星by EOSkissX7&BORG,ED400mm↓カラーポジ(Averageスタック)
↓同、白黒反転(Averageスタック)↓
(いずれも長辺方向のみトリミング)既に薄明の影響で十分な露光がかけられなかった。まあ、一時は諦めていたので捉えられただけでも吉としたい。
【データ】2015年12月15日5時23分〜(30秒×34枚スタック)/EOSkissX7改(ISO3200,RAW→TIF)/BORG100ED,F4(fl=400mm)/NJP赤道儀放置追尾@自宅星見台HANA
ほぼ同じ時間帯の撮影だが、Averageスタック画像には近くを通過した人工天体の軌跡が表示されているのに、KappaSigmaスタック画像には表れていない..↓追記へどうぞ↓
↓カタリナ彗星by 富士X-T1&FS60CB255mm↓カラーポジ(KappaSigmaスタック)
↓カタリナ彗星by 富士X-T1&FS60CB255mm↓白黒反転(KappaSigmaスタック)
ほぼ同じ時間帯の撮影だが、Averageスタック画像には近くを通過した人工天体の軌跡が表示されているのに、KappaSigmaスタック画像には表れていない(該当時間の画像にはちゃんと写っている)/KappaSigmaスタックは背景変化を緩和・除去する印象がある。/彗星の動きを止めるコメットモードスタックでKappaSigmaを使うと、相対的に彗星運動方向に流れる背景の星が消されてしまうことがあるため、彗星のスタックではKappaSigmaは鬼門とされるが、今回、下2枚はfl短く彗星移動量も小さいと見て、敢えてKappaSigmaを使ってみた。
【データ】【データ】2015年12月15日5時25分〜(30秒×32枚スタック)/富士X-T1(ISO3200,RAW→TIF)/FS60C(B改fl=255mm)/NJP赤道儀放置追尾@自宅星見台HANA
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