12/31/2015
12/30/2015
12/29/2015
さすがに12月に入り晴天率は急降下。が、例年と比べると降雪日・降雪量少なく、今月に限って言えば間違いなく暖冬。
先ずは、カタリナ彗星↓★12/2早朝、カタリナ彗星(C/2013 US10)↓32枚スタック
当初予想された光度よりも若干暗いらしいが、彗星コマ部分が大きく写って頼もしく感じる。/いずれも面積にして半分ほどトリミング、画面上が北方向。画面下方向へ伸びているのがダストテール、2時の方向へ伸びているのがイオンテールで淡いながらも写野端まで達しているようだ。今後もしばらく北上を続け、北半球ではどんどん見やすい位置になると予想されている。
【データ】12/2早朝のカタリナ彗星/2015年12月2日5時21分〜(20秒露光×32枚スタック)/EOSkissX7改(ISO1600,RAW→TIF)/BORG76ED屈折+0.85RC(fl=425mm)直焦点/EQ8赤道儀ノータッチ@自宅星見台HANA
★12/9早朝のカタリナ彗星(C/2013 US10)と金星↓(by琢磨135mm望遠:画面上が北方向、下の眩い光は金星)
見かけ上、カタリナ彗星は金星の左上へ来ており、前回よりも早くから観察可能になった。月明かりも全く影響しない。
【データ】2015年12月9日5時13分〜(30秒露光×52枚スタック)/富士X-E1(ISO1600,RAW→TIF)/琢磨135mmF3.5→F4/スカイメモS放置追尾@自宅星見台前↓追記へ↓
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北陸だと例年11月は時雨れる日が多いのだが、今年は例外だったようだ。/一番印象に残っているのは、油井飛行士搭乗中の国際宇宙ステーションを捉えたこと↓
★11月6日早朝、油井飛行士搭乗中のISS国際宇宙ステーションの上空通過・動画編↓(×4拡大、毎秒4コマ再生)↓
↑ISSが写っている77コマを元に動画化した↑
【データ】2015年11月6日5時41分〜43分(1/2000秒)/富士X-T1(ISO3200,JPG)/BKP300,F5反射+パラコア(fl=1725mm)直焦点/栗栖式待ち伏せ法完全手動追尾撮影@自宅星見台HANA
↓通過中のISS国際宇宙ステーション(静止画)↓
明け方に雲は無い筈との予想見事に的中し、油井飛行士搭乗中のISS通過を迎撃できてよかった。毎回悩まされる露光量も十分だったようだ。
【データ】上空通過中のISS国際宇宙ステーション/2015年11月6日5時43分頃(1/2000秒1枚)/富士X-T1(ISO3200,JPG)/BKP300,F5反射+パラコア(fl=1725mm)直焦点→原板2倍拡大処理/栗栖式待ち伏せ@自宅星見台HANA
↓ISS上空通過の様子(対角魚眼、11枚比較明)↓
【データ】2015年11月6日5時43分頃(10秒露光×11枚比較明合成&動画化)/ニコンD700(ISO640,JPG)/Zenitar14mm,F2.8→F5.6/三脚固定撮影@自宅星見台HANA↓追記へ↓(※画像多数です※)
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12/28/2015
10月は比較的好天に恵まれた。天体導入支援ソフト「ステラショット」の本格運用を始めた。
★10/2晩、おうし座α星アルデバラン食↓月面の右上方向から突如現れます。↓
東の空に上り始めた直後なので(=潜入時は地平線下でアウト)、月面メラメラ状態。こんな長焦点で撮らなくてもよかった。(´Д`;)
※月面左上から斜め下にかけてストライプ状の暗い影は、電線が横切っていたため。それほど低空だったということです※
【データ】2015年10月2日21時17分(AVI約30秒)/ペンミニE-PM2(MOV動画Auto露光)/長光60MAXI屈折(fl=1200mm)直焦点/高橋P型赤道儀@自宅前
↓動画撮影後、同じ望遠鏡・カメラで撮った静止画↓
★10/12早朝>月×,火○,水○,木○,金○,地○↓
この後も細い月の出を待ったが、山の稜線から現れる前に薄明と雲に阻まれた。が、久しぶりに肉眼で水星を確認したので吉としたい。
【データ】2015年10月12日5時10分(1.3秒1枚)/EOSkissX7(ISO400,RAW)/琢磨28mmF3.5→F4/三脚固定@自宅星見台↓追記へ↓
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9月は稲刈り期と重なることや天候の影響で星見の機会が少し減った。
★9/9晩、白黒アンドロメダ星雲M31↓LX200-25SCTフォーク式赤道儀に代えて設置したNJP赤道儀による撮影↓
DeepSkyStacker(DSS)スタック処理によるカラーポジ画像が明らかに偏っているため、難儀し、とりあえず強制的に白黒画像とすることで色崩れを回避した。
【データ】2015年9月9日21時25分〜(30秒露光×36枚DSSスタック)/富士X-E1(ISO3200,RAW→TIF)/GS200RC+0.75RF(fl=1200mm)直焦点/NJP赤道儀+5cmファインダー改(ASI120MM,PHD2)@自宅星見台HANA
★9/11晩、白黒ポジ渦巻き星雲M33↓
【データ】2015年9月11日22時25分〜(30枚DSSスタック)/富士X-T1(ISO2000,RAW→TIF)/GS200RC+0.75RF(fl=1200mm)直焦点/NJP赤道儀+6cm,420mmガイド鏡(ASI120MM,PHD2)@自宅星見台HANA↓追記へ↓
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12/27/2015
12/26/2015
6月は梅雨期であり、例年星見の回数=撮影画像が少ない。
★6/16晩、雨雲の隙間から星が見えた↓雲間から天の川↓
↓30秒固定撮影画を無理矢理34枚スタックしたもの↓周辺トリミング
【データ:上】2015年6月16日22時07分(30秒1枚)/富士X-T1(ISO3200,RAW→TIF)/SAMYANG14mmF2.8→F4との中間/三脚固定@自宅
【データ:下】22時07分〜(30秒×34枚DSSスタック)/以下、上に同じ↓追記へ↓
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★5/26深夜、カメラ三脚だけで撮ったラブジョイ彗星↓
↓同、等倍トリミング画像↓(画面中央付近の輝星が北極星、赤矢印が彗星)
彗星の軌跡をよく見ると、約70分余の間に僅かながら北方向へズレているのが分かる。85mmレンズ(135換算で約130mm)を使った。85mmレンズであっても、これだけ天の北極に近いと30秒露光しても星の移動はあまり無く、ほぼ点像に写る。=つまり、望遠鏡赤道儀を使わずカメラ三脚だけでラブジョイ彗星を写すことができるということになる。
【データ】2015年5月26日23時10分〜(30秒露光×140枚DSS比較明)/富士X-T1(ISO1600,RAW→TIF)/Nikkor85mmF1.4→F2.8/三脚固定@自宅星見台HANA↓追記へ↓
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12/25/2015
★4/4晩の皆既月食@黒部↓皆既前、皆既直後、皆既後の3枚で本影を出したもの※
※基準や計算に基づくものではなく、ただの山勘合成ですm(_ _)m※
【データ】2015年4月4日20時22分、21時09分、46分(1秒、6秒、2秒、3枚合成)/富士X-T1(ISO800,RAW)/Mead178MC+0.63RC(fl=1700mm)直焦点/ビクセンSXD赤道儀@黒部市吉田科学館前広場
★4/26夕方、ISS国際宇宙ステーションが上弦の月の前を通過@高岡市)↓
【データ】2015年4月26日18時10分41秒〜/富士X-T1(ISO2000,JPG)1/1000秒、高速連射モード/Mead178MC+0.63RC(fl=約1680mm)直焦点/ビクセンSXD赤道儀@高岡市吉久、庄川左岸河川敷↓追記へ↓
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3/27早朝、いて座の新星↓
【2015年】3月27日3時14分〜(30秒×53枚DSSスタック)/富士X-T1(ISO3200,RAW→TIF)/タカハシFS60C(B改)+0.72RC(fl=255mm)直焦点/高橋P型赤道儀ノータッチ@自宅星見台
★3/27早朝、いて座のM8干潟星雲、M20三裂星雲↓
【2015年】3月27日3時47分〜(30秒×104枚DSSスタック)/富士X-T1(ISO3200,RAW→TIF)/タカハシFS60C(B改)+0.72RC(fl=255mm)直焦点/高橋P型赤道儀ノータッチ@自宅星見台↓追記へ↓
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12/24/2015
今年一年を振り返る<2015年2月>M101にLRN(高輝度赤色新星)↓BKP300反赤+QHY9カメラ試写↓系外星雲M101(回転花火)↓
↓同、LRN(高輝度赤色新星:マーカー部分)↓
【データ】2015年2月15日23時42分〜(2分露光×12枚スタック)/QHY9(-40℃,L画像、FITS)/BKP300+コマコレクター(fl=1500mm)直焦点/EQ8赤道儀+76mm屈折(QHY5/PHD2)@自宅星見台HANA
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2015年も残り1週間となった。今年一年を振り返る<2015年1月>前年秋に登場したラブジョイ彗星が見事な尾を見せてくれた。↓1月13日晩のラブジョイ彗星↓(ポジ&白黒反転)
※よく見ると7時半の方向にダストテールが出ているのが分かる※
【データ】2015年1月13日20時59分(1分露光1枚)/富士X-T1(ISO3200,RAW)/ボーグED10cm屈折(fl=400mm)直焦点/高橋EM10赤道儀ノータッチ@自宅前
ラブジョイ彗星は前年11月消滅したアイソン彗星の穴を十分に補ってくれた。
↓1/9晩のラブジョイ彗星↓400mm屈折による画像↓
昨冬は雪の日が多く自宅での観察厳しいため、県外(郡上市)まで脱出することもあった。
【データ】2015年1月9日20時22分〜(1分露光×33枚DSSスタック:コメットモード)/富士X-T1(ISO3200,RAW→TIF)/ボーグ100ED屈折(fl=400mm)直焦点/ビクセンGPD(SynScan改)赤道儀ノータッチ@岐阜県郡上市大和町大間見
↓追記へ↓
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12/23/2015
12/22/2015
12/21/2015
12/20/2015
12/19晩、ISS国際宇宙ステーションが上弦を過ぎた月の前を通過した。天候も回復傾向なので予想通過ポイントへ出かけてきた↓ISS月面通過(高速連写比較暗合成)↓
かろうじて4コマISSの影(画面右上から月面中央へかけて4つ)が写った。/後で動画を見て気づいたが、やはり月の上半分を薄雲通過中だった。何はともあれ、坊主にならずに済んだということで吉としよう。
【データ】2015年12月19日のISS月面通過@射水市/19時56分18秒(1/500秒×5枚比較暗)/富士X-T1(ISO4000,JPG)/Mead178MC+0.63RC(fl約1680mm)直焦点/GM-8赤道儀@射水市庄西町、庄川左岸河川敷↓追記へどうぞ↓
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12/19/2015
12/18/2015
12/17/2015
12/14晩は雲通過激しく15日未明には快曇状態になり、明け方のカタリナ彗星は半ば諦めルーフを閉めた。通常ならそのまま家の中へ戻るところだが、何を血迷ったか(家に戻るのも面倒で)ルーフ内でシュラフにくるまって仮眠した。/怪我の功名か?4時過ぎに目覚め、外を見ると雲間から星が見えた。しかし、徐々に晴れ間が見えてきたが、雲の影響を受けなくなった頃には既に薄明が始まっていた。
↓カタリナ彗星by EOSkissX7&BORG,ED400mm↓カラーポジ(Averageスタック)
↓同、白黒反転(Averageスタック)↓
(いずれも長辺方向のみトリミング)既に薄明の影響で十分な露光がかけられなかった。まあ、一時は諦めていたので捉えられただけでも吉としたい。
【データ】2015年12月15日5時23分〜(30秒×34枚スタック)/EOSkissX7改(ISO3200,RAW→TIF)/BORG100ED,F4(fl=400mm)/NJP赤道儀放置追尾@自宅星見台HANA
ほぼ同じ時間帯の撮影だが、Averageスタック画像には近くを通過した人工天体の軌跡が表示されているのに、KappaSigmaスタック画像には表れていない..↓追記へどうぞ↓
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12/16/2015
12/15/2015
北陸では、ふたご座流星群は天候に阻まれることが多いが、雲に邪魔される時間が多かったとはいえ、何とか観察できた↓by X-T1&SAMYANG14mm↓
↓by X-T1&SAMYANG14mm↓(上画像をトリミング)
【データ】双子群流星/2015年12月15日0時45分(30秒露光1枚)/富士X-T1(ISO3200,RAW→TIF)/SAMYANG14mmF2.8
→F4との中間/NJP赤道儀同架追尾@自宅星見台HANA↓追記へ↓
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12/14/2015
12/13/2015
12/12/2015
ネットでGPVをチェックすると12/12早朝は所によって晴れ間がありそうだった。自宅付近は絶望的だが、羽咋・能登方面は明け方にかけて雲が無くなるようだ。/例年だと変わりやすい天候が続く時期なので、この予想を信じてよいものか?日付が12日に替わっても未だ決断できず躊躇していた。/と、悩んでいても時間がもったいない。放れた所で悶々と悩むよりは、取り敢えず行ってみて駄目だったらあっさり諦めもつく、ということで2時近くになって能登方面へクルマを走らせた。
↓12/12早朝のカタリナ彗星↓(by琢磨135mm望遠)
現着は3時半頃。GPV予想通り雲は無くほぼ全天星が見えていた。4時少し前、東空に金星が上り始めた頃には準備も完了したが、いつの間にか雲が張り出し金星が見えなくなっていた。orz>約1時間近く待たされ↓ようやく雲間から彗星を捉え始めた5時頃の画像(一枚画像)↓
徐々に雲は少なくなったが、5時を過ぎると薄明が始まり徐々に空が明るくなり始めた。
【データ】12/12早朝のカタリナ彗星/2015年12月12日5時2分〜(30秒露光×56枚スタック)/富士X-E1(ISO3200,RAW→TIF)/琢磨135mmF3.5→F4/スカイメモS放置追尾@石川県羽咋郡志賀町↓追記へ↓
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12/11/2015
12/10/2015
12/09/2015
12月にしては珍しく3日連続で晴天。昨朝は(天気予報信じて)外してしまったので、今朝はバッチリ4時前に起きた。
↓金星とカタリナ彗星↓(by琢磨135mm望遠:画面上が北方向、下の眩い光は金星)
見かけ上、カタリナ彗星は金星の左上へ来ており、前回よりも早くから観察可能になった。月明かりも全く影響しない。
↓by FS60CB(255mm)屈折↓(白黒ポジ)
背景ムラを軽減・回避するため今回は横着フラットを処理過程に取り入れた。しかし、斜縞ノイズが気になる。カラーのままではなかなか淡いイオンテイル(2時方向の尾)が表出できないので、敢えて白黒階調にしてみた。
【データ上】2015年12月9日5時13分〜(30秒露光×52枚スタック)/富士X-E1(ISO1600,RAW→TIF)/琢磨135mmF3.5→F4/スカイメモS放置追尾@自宅星見台前
【データ下】2015年12月9日4時21分〜(1分、45秒、40秒×計90枚スタック)/EOSkissX7改(ISO1600,RAW→TIF)/タカハシFS60C(B改)+0.72RC(fl=255mm)直焦点/NJP赤道儀放置追尾@自宅星見台HANA↓追記へどうぞ↓
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12/08/2015
12/07/2015
本日12/7早朝のカタリナ彗星↓金星付近(北東側=見かけ上は左下)に居た↓by E-PM2&200mm望遠
(フラット無しのため、中央にドーナツ状の背景ムラ orz)
5cmファインダーでは恒星状でコマ部分も大きいようだが、明るさは今一つの印象だった。尾は目視確認できなかった。4時頃には東天に姿を現していた。
【データ】金星とカタリナ彗星/2015年12月7日4時37分〜(40秒×22枚スタック)/ペンミニE-PM2(ISO1600,RAW→TIF)/ZD50-200mmF2.8→望遠端F4/スカイメモS放置追尾@自宅星見台前↓追記へ↓
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12/06/2015
12/05/2015
12/04/2015
フォーク式赤道儀改装試行その2:前回投稿M45画像は赤道儀の据付不良で流れてしまった。>で、望遠鏡を真北(DEC=90°)に向け、台座を微調整してファインダー視界該当位置に北極星を入れて極軸合わせをし直した。↓M42オリオン星雲↓
どうやら極軸方向が許容範囲に収まったらしく星像が点になった。(*´∀`*)
しかし、画像の処理過程に問題>追記へ↓
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12/03/2015
12/1は曇雨天のためLX90フォーク式赤道儀の改造を行った。20cmF10SCT望遠鏡を下ろし、PENTAX105EDHF鏡筒に載せ替えた。夜が更けるにつれ天候回復したので、そのままテスト撮影を敢行>↓M45すばる↓
大雑把に極軸を北極星方向へ合わせただけなので見た通り見事に星が流れてしまった。(^_^;)
↓LX90フォーク式赤道儀とペンタックス105EDHF望遠鏡↓
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12/02/2015
12/01/2015
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