月齢8.6(6cm)と月齢9.6(10cm)
スッキリ晴夜が無いまま8月は過ぎた。8/30夕方雲間から撮った月齢8.6の月【1】↓(6cm,fl=500mm)
翌31日夕方雲が少ない間に撮った月齢9.6の月【2】↓(10cm,fl=540mm)
↓同、レデューサー無し【2-2】(10cm,fl=700mm)
先月28日の国際宇宙ステーション(ISS)日面通過を月惑星用CCDカメラASI178MMとLUNT太陽望遠鏡(fl=500mm)で迎撃できたことに気を良くし、ならば月面通過もASI178MMで迎撃できそうと考え、今回の試写となった。
動画等による多数枚スタックすることで月面の解像度は向上するが、1コマ単位での解像力はそれ程でもない。なので月表面を1秒以内で突っ切って行くISSの形を鮮鋭に仕留めるには、対物レンズ口径を大きくして1コマ単位での解像力を上げ、焦点距離を長くして被写体を拡大したら良い。
試写してみると、6cm【1】と10cm【2】の差を感じる。焦点距離を長くすると【3】のように月が狭い写野をはみ出てしまう。止む無くレデューサーで焦点距離を縮めることにした。
--------月齢8.6と月齢9.6(いずれも逆像表示です)--------------------------------
データ【1】FireCapture v2.5 Settings/Profile=Moon
Telescope=FC60(fl=500mm)/Camera=ASI178MM/Filter=L/Filename=2017-08-30-0858_6-L.avi
Date=170830/Start(UT)=085821.411/Mid(UT)=085836.413/End(UT)=085851.415
Duration=30.004s/FramesCaptured=931/Binning=no/ROI=2048x2048/ROI(Offset)=392x24
FPS(avg.)=31/Shutter=0.600ms/Gain=250(49%)/Gamma=80/Brightness=10
USBTraffic=60/Histogramm(min)=92/Histogramm(max)=255/Histogramm=100%
Limit=30Seconds/SensorTemperature=36.2°C
データ【2】
Telescope=PENTAX105EDHF(fl=540mm)/Date=170831/Start(UT)=091232.055
Mid(UT)=091247.062/End(UT)=091302.069/Duration=30.014s
FramesCaptured=918/ROI=3096x2080/FPS(avg.)=30/Shutter=0.500ms
Gain=180(35%)/Gamma=80/Brightness=10/Histogramm(min)=51
Limit=30Seconds/SensorTemperature=38.6°C@自宅星見台HANA
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