March 2018の記事
03/31/2018
03/30/2018
3/30未明、月齢12.1
本日3/30未明の月↓久しぶりにPENTAX105EDHF望遠鏡に遊星用CMOSカメラ(ASI178MM)を使って撮影した↓月齢12.1↓(天体望遠鏡視界に合わせて逆像表示=上が南、左が西)↓
小さなカメラ撮像素子に月面を収めるため敢えてレデューサ付け短焦点にしたまま撮影したが、それでも南北が入りきらず、止む無く2ショットに分けた。(-_-;)/500mm以内にしないとダメらしい。合成に使用した1枚↓月面南側↓
↓同、月面北側↓
【データ】月齢12.1/2018年3月30日0時27分/ASI178MM(Gain150,Gamma75,Shutter0.382ms,30fps×20秒×2shot)/PENTAX105EDHF(fl=540mm)/LX200赤道儀改@自宅星見台HANA
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03/29/2018
3/27,28の太陽Hα像
3/27,28の太陽Hα像/(※各画像をクリックすると別窓拡大表示※)/3/28太陽Hα/東側に2箇所噴出しているのが目視でも確認できた。西側は大人しく目立たない。春霞でコントラスト悪く透明度も今ひとつ良くなかった。
03/28/2018
M8,M20から離脱した火星
本日3/28未明(というより薄明始まる頃)のいて座方向。この夏大接近することで知られる火星がいて座の天の川を東進している。画面右端のM20三裂星雲とM8干潟星雲の脇をすり抜け(離れ)ていた。その両者をギリギリ(というか無理やり)fl=400mmの写野に収めた。【言い訳】fl=300mm位に留めて写野を広めればよいものを、カメラと望遠鏡の付け替えが面倒くさくて、、つい。(^_^;)↓
左端:火星 / 右端上:M20三裂星雲 / 同下:M8干潟星雲
↓同、別処理画像↓
【データ】右下M8干潟星雲、右上M20三裂星雲を離れる火星(左端)/2018年3月28日4時22分(60秒20枚)/EOS6D(HKIR,ISO1600,RAW→TIF)/BORG100ED(fl=400mm)/LX200赤道儀改@STVガイド@自宅星見台HANA
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03/27/2018
03/26/2018
03/25/2018
03/24/2018
03/23/2018
03/22/2018
03/21/2018
電子観望試行5>球状星団M3
電子観望?な話題その5:遊星や月、太陽用のASI178MM(1/1.8”)とC9.25で狙ってみた。↓球状星団M3↓
M3がぐんと拡大されたのは良いが、星がぼてっとしていて締まりがない orz
↓同、別画像↓
ただ、中小の星団や星雲に対しては、素子サイズ小さい遊星用CMOSカメラも有効と思った。逆に、明るく大きく広がった著名な星雲等には素子サイズの大きなカメラを利用すれば良い。
※※(以下、星雲・星団とは少し外れたマニアックな話題?>読み飛ばしてください)※※
☆彡電子観望に向けて☆彡本日、発注していた部品が届き、早速、電子観望用機材一式を組み上げてみた。
↓左:制御用ゲームパッド(マウスやキーボードの代わりとして使う)↓中央:ラズベリーパイ&7吋LCD↓右:遊星用ASI178MMカメラ&旧琢磨135mm望遠↓
野外では、ノートPCやタブレット等によって天体観察の電脳化を図る例が多いと思う。手軽で省エネ、しかも端末機でありながらPC用アプリと同等の働きをさせられるからだと思う。タブレットPCよりも安価で手軽なのがラズベリーパイ(略してラズパイ)↓追記へ続く↓
03/20/2018
電子観望試行4>M4
電子観望?な話題その4↓M4付近(さそり座)↓
↑左端の輝星はさそり座αアンタレス↓同、別処理↓
使用カメラの特性も関わることだが、モニターで星雲が判然とさせるにはそれなりの感度と露光が必要になる。さらに色合いまで言い出すと、、、。が、対象が星団であれば現状でもそこそこ行けそうな感触がある。暗いものに対して人間の網膜は色を識別し難いことから、特に系外星雲などに対しては白黒カメラでOKだと思う。
【データ】M4/2018年3月15日3時9分(60秒16枚)/ASI1600MCC(-20℃,Gain15/25,Gamma5/10,TIF)/WO-Star71(fl=350mm)/LX200赤道儀改STVガイド@自宅星見台HANA
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03/19/2018
3/17,18太陽Hα像
3/17,18の太陽Hα像/(※3/16欠測※各画像をクリックすると別窓拡大表示※)/3/18太陽Hα/東側9時方向に噴出しているが、薄雲越しのためコントラストと無く透明度も最悪で目視観察では判然としなかった。太陽本体右上(北西)側に紅炎の黒いスジ?条件悪いので何とも言えない。
↓全体(元画)↓3/18,10h54m | ↓全体(擬似カラー)↓ |
↓東側(元画)↓ | ↓西側(元画)↓ |
↓東側(擬似カラー)↓ | ↓西側(擬似カラー)↓ |
↓全体(カラー)↓ | ↓全体(白黒)↓ |
↓東側(カラー)↓ | ↓西側(カラー)↓ |
↓東側(白黒)↓ | ↓西側(白黒)↓ |
↓東側等倍(元画)↓ | ↓西側等倍(元画)↓ |
↓東側等倍(カラー)↓ | ↓西側等倍(カラー)↓ |
↓東側等倍(白黒)↓ | ↓西側等倍(白黒)↓ |
↓3/17太陽Hα↓追記へ
03/18/2018
金星と水星@黒部
昨晩(3/17)は黒部での定例観察会。幸い、好天に恵まれ大勢の参加があった。観察会場に向かう途中、茜色に染まった西空に金星が見えた。金星の斜め上に水星が居るはずだが肉眼ではよく分からない。>慌てて近くのコンビニ店駐車スペースに入り、携帯で手持ち半固定撮影↓金星と水星↓iPhone(×2)↓
↓同、文字入り↓
×2レンズだと水星が写っていることを一応確認できる。カメラは正直、といったところ。視力の良い人と同じレベルか?と思われ。
↓広角(×1)で撮ったもの↓
↓同、文字入り↓
×1広角側レンズだと水星の判別がかなり厳しい。原板を等倍で見て、辛うじて、という感じ。実際に肉眼では判別出来なかったので、肉眼で見た印象に近いように思う。
寄り道(じゃなく道草)したため、観察会場には19時過ぎて到着。↓追記へ↓
03/17/2018
03/16/2018
M87おとめ座A
電子観望?な話題その3↓M87おとめ座A(ほぼ写野全景)↓
↑※M87の下に走る斜めの光跡は人工天体の軌跡と思われる※↓
↓周囲トリミング↓
↓1500×1500ドットにトリミング↓
M87(NGC4486)はおとめ座星雲群に含まれる楕円星雲。この星雲中央部から画像では右上方向にジェットの噴出しが見られることで知られている。↑画像でもこのジェットの突起が微かに写っている。また、おとめ座から強い電波が出ていることから「おとめ座A」と呼ばれていたが、その電波源がM87であることが突き止められている。中心部に超大質量ブラックホールの存在が指摘され、ハッブル宇宙望遠鏡の観測により証拠が得られたという。
前回と異なり、今回は4/3版冷却カメラ(ASI1600MCC)を使用した。多くの系外星雲は小さいので、より拡大率の上がる=素子サイズ小さいカメラで撮った方が大きく写せることになるので、前回まで使用したASI178MM(1/1.8)の方が向いている。が、望遠鏡も長焦点(前回の5倍:fl=1763mm)に替えたので導入精度はぐんとシビアになる。自宅天文台なので天体導入はPC(ステラショット)に任せているが、それでも精度を落とさないように目標天体近くの明るい恒星(4等級以上)を先に写野中央に導入してから行っている。
【データ】M87(おとめ座A)/2018年3月15日1時17分〜(60秒16枚)/ASI1600MCC(-20℃,Gain15/25,Gamma6/10,TIF)/C9.25+0.75RC(fl=1763mm)/NJP赤道儀改、自動ガイド@自宅星見台HANA
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03/15/2018
03/14/2018
3/13,14太陽Hα像
3/13,14の太陽Hα像/(※各画像をクリックすると別窓拡大表示※)↓3/14の太陽Hα像↓/ここ数日晴れが続くようになった。ただ、透明度はイマイチで少し霞んだ空でスッキリした青空ではない。/何よりも太陽そのものが変化に乏しい状態が続いている。/太陽本体に黒点見当たらず、周縁部も小さいのがかろうじて散見できる程度。3/14は西側3時方向と5時方向に小さな噴出が見られる程度。東縁は無に等しい。orz
↓全体(元画)↓ | ↓全体(擬似カラー)↓ |
↓東側(元画)↓ | ↓西側(元画)↓ |
↓北側(擬似カラー)↓ | ↓南側(擬似カラー)↓ |
↓全体(カラー)↓ | ↓全体(白黒)↓ |
↓東側(カラー)↓ | ↓西側(カラー)↓ |
↓東側(白黒)↓ | ↓西側(白黒)↓ |
↓東側等倍(元画)↓ | ↓西側等倍(元画)↓ |
↓東側等倍(カラー)↓ | ↓西側等倍(カラー)↓ |
↓東側等倍(白黒)↓ | ↓西側等倍(白黒)↓ |
↓3/13の太陽Hα像↓
03/13/2018
M51子持ち星雲(電子観望の試み)
近頃、『電子観望』が話題になることがある。※/所有CMOSカメラ(白黒)を使って電子観望もどきをちょっと試してみた。↓りょうけん座の子持ち星雲M51↓
↓同、トリミング拡大↓
↑元画像(トリミング無し)↓
公共天文台へ出かければ、大きな望遠鏡にカメラを付けて充分迫力ある天体画像を見られると思うが、野外へ持ち出せるそれほど大きくない望遠鏡でも電子観望できないかなあと思っている。大画面で見るならノートPC等を利用すれば良いだろうが、今回はSS1製CMOS_Capture(ラズベリーパイ)5吋LCDパネル付きで試してみた。商用電源使えない野外でも使えるのも有難い。
カメラはZWO社のASI178MM,CMOS白黒。この撮像子はニコワン(Nikon1)よりもやや小さめで、500〜1000mm未満の小型望遠鏡(今回は口径7cm,fl=350mm屈折を使用)で月や太陽を撮ると程よく全体が収まる程度。カラー版も市販されており、観望会では色も再現できて良いのだが残念なことに所有してない。白黒で我慢(^_^;)
なお、富士のミラーレス機だと直前に撮影した画像を背面液晶に表示したまま連続撮影可能なので、「電子観望」にも応用できる。
03/12/2018
03/11/2018
03/10/2018
03/09/2018
03/08/2018
03/07/2018
3/4深夜、月齢16.7
3月に入り一気に天候回復したとはいえ、此処のところ太陽と月面画像が続いている。(^_^;)/満月期と重なり空が明るくてDeepSkyObjectに向いていないということもある。↓月齢16.7(全景)↓
(いずれも画像は天体望遠鏡視野と同じ逆像表示)月面を南北に分けて撮影し1枚に合成。
↓南側↓
↓北側↓
毎日少しずつ月の出が遅くなり、形も細くなってきた。月明かりの影響をあまり気にする必要がなりつつあるが、週末は地元スキー場のナイター光が煌々と空を照らし邪魔をする。orz
【データ】月齢16.7/2018年3月4日23時49分〜(1/500秒80枚)/富士X-T1(ISO800,JPG)/C9.25+0.75RC(fl=1763mm)/NJP赤道儀改@自宅星見台HANA
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03/06/2018
3/4太陽Hα@自宅
3/4の太陽Hα像(※各画像をクリックすると別窓拡大表示※)/東縁9時方向の噴出が続けて見えている。今回は久しぶりに遊星用カメラ(ASI178MM)も使った。よく見ると淡く小さいながらも周縁あちこちに噴出あることが分かる↓
↓★3/4,10h20m全体(Nikon1元画)↓ | ↓全体(178MM元画、白黒L)↓ |
↓東側等倍(Nikon1元画)↓ | ↓西側等倍(Nikon1元画)↓ |
↓東側等倍(178MM擬似カラー)↓ | ↓西側等倍(178MM疑似カラー)↓ |
↓東側(Nikon1元画)↓ | ↓西側(Nikon1元画)↓ |
03/05/2018
久々に素人電子工作
天体観察では正しい現在時刻を知りたいことがある。例えばISS国際宇宙ステーションが日面通過や月面通過をする場合(後述)、1秒以下(最短約0.5秒)で通過するので予報通過時刻を逃さないようにしたい。ということで、久しぶりに半田ゴテを握り素人電子工作した。↓GPS世界時計キット↓
↓現在時刻を音で知らせてくれる。※音質悪いので動画再生時の音量注意※↓
毎秒毎にコツ、コツ音、4秒前に予告音(ブ=10秒、ブブ=20秒、ブブブ=30秒、、)、10秒ごとにビープ音が流れるので、耳だけで何十何秒か把握できる。7セグメントLEDも付け加え、目でも現在時刻を確認できるようにした。
【経費※】一式で約1.5諭吉(秋月電子のWebサイトで購入)
※携帯の「117時報サービス」を利用する方が断然おトクです。(3分で約9円)※
【欠点】音質悪い。VR調整絞っても五月蝿い。(>音響通報機能は別基盤なので同基盤への電源供給SW特設で回避可能)
【例1】2015年5月15日ISS日面通過@福井県丸岡町↓
【データ】2015年5月15日10時42分58-59秒/ペンタックスK-5(ISO200,JPG)1/1000秒×4コマ比較暗合成/BORG125ED屈折+1.4テレコン(fl=1120mm)直焦点、アストロソーラーフィルター/GM-8赤道儀放置追尾@福井県丸岡町、竹田川右岸
↓【例2】2013年9月22日ISS月面通過(暗通過)@奥飛騨↓
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