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March 2019の記事

03/31/2019

平成3月最後の太陽Hα像

3/31の太陽Hα像※いずれも画像をクリックすると別窓拡大表示します※/朝から雹が降るなど目まぐるしく変わる天候。統一地方選期日前投票へ出かけたついでに晴れ間があったので野外観察した。ただ、風が強く落ち着いて観察できなかった。/西縁3時方向など、あちこち噴いているが小規模なものばかりだった。NICT情報によれば本体に黒点出て無いらしい。

↓全体(カラー1)↓3/31,10h31m

↓全体(擬似カラー)↓

↓東側(カラー1)↓

↓西側(カラー1)↓

↓東側(擬似カラー)↓

↓西側(擬似カラー)↓

↓全体(白黒)↓

↓全体(カラー2)↓

↓東側(白黒)↓

↓西側(白黒)↓

↓東側(カラー2)

↓西側(カラー2)↓

【データ】3/31太陽Hα像/2019年3月31日10時31分(1/30sec,62%)/LumixG7(ISO800,4K,MP4,30fps,18秒間)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/卓上小型フォーク赤道儀@市内中ノ江地区

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03/30/2019

昨年3/31,ISS月面通過@朝日町

3月終わり近くなったが、天候がぱっとしない。ということで、昨年同期の記事から↓


捉えた!国際宇宙ステーション月面通過@朝日町
本日3/31未明、金井宣茂宇宙飛行士搭乗中の国際宇宙ステーションが月面前を通過する現象を県東端、下新川郡朝日町で捉えることに成功した↓とりあえず証拠の静止画像(笑)↓

↑惑星用CMOSカメラ(ASI178MM)でAVI動画(30fps)撮影した中から通過部分20コマを切り出し、比較暗合成した。
↓ミラーレスデジ一眼で高速連写し比較暗合成したもの↓

↓上画像から等倍トリミングした画像↓
【2】

【1】

【4】

【3】


↓撮影時の様子↓

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03/29/2019

3/29太陽Hα像

3/29の太陽Hα像※いずれも画像をクリックすると別窓拡大表示します※/1日のブランクがあるとはいえ4日連続の太陽Hα掲載で完全に飽きられている?<記録ということでご容赦を m(_ _)m/今日も春霞(PM2.5)で透明度不良で、白い空だった。/一昨日、北縁11時方向の横へ広がって見えていた噴出は形を潜め、小さいループ状の噴出が2つある程度。周縁部の他の小規模な噴出も少ない印象で、5時方向に明るいトゲ状のものがある程度だった。

↓全体(カラー1)↓3/29,10h37m

↓全体(擬似カラー)↓

↓東側(カラー1)↓

↓西側(カラー1)↓

↓東側(擬似カラー)↓

↓西側(擬似カラー)↓

↓全体(白黒)↓

↓全体(カラー2)↓

↓東側(白黒)↓

↓西側(白黒)↓

↓東側(カラー2)

↓西側(カラー2)↓

【データ】3/29太陽Hα像/2019年3月29日10時37分(1/30sec,35%)/LumixG7(ISO800,4K,MP4,30fps,18秒間)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/卓上小型フォーク赤道儀@市内法林寺地区

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03/28/2019

3/27太陽Hα像

3/27の太陽Hα像※いずれも画像をクリックすると別窓拡大表示します※/3日連続の太陽Hα観察となったが、前日よりも透明度は悪かった。そのため、北縁11時方向の横へ広がった噴出は目視確認できなかった。それでも画像を見る限り前日よりもスッキリした形が浮かび上がった。他の小規模な噴出も前日より多く出現していて賑やかだった。

↓全体(カラー1)↓3/27,10h47m

↓全体(擬似カラー)↓

↓東側(カラー1)↓

↓西側(カラー1)↓

↓東側(擬似カラー)↓

↓西側(擬似カラー)↓

↓全体(白黒)↓

↓全体(カラー2)↓

↓東側(白黒)↓

↓西側(白黒)↓

↓東側(カラー2)

↓西側(カラー2)↓

【データ】3/27太陽Hα像/2019年3月27日10時47分(1/30sec,45%)/LumixG7(ISO800,4K,MP4,30fps,18秒間)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/卓上小型フォーク赤道儀@市内田屋地区

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03/27/2019

3/26太陽Hα像

3/26の太陽Hα像※いずれも画像をクリックすると別窓拡大表示します※/前日3/25よりも透明度は改善し、少し青味が増した空になった。北縁11時方向に横へ広がった紅炎が噴出しており、これは目視でも確認できた。西縁2時及び3時方向にも噴出あるものの、いずれも小規模で目立つものは無かった。

↓全体(カラー1)↓3/26,10h40m

↓全体(擬似カラー)↓

↓東側(カラー1)↓

↓西側(カラー1)↓

↓東側(擬似カラー)↓

↓西側(擬似カラー)↓

↓全体(白黒)↓

↓全体(カラー2)↓

↓東側(白黒)↓

↓西側(白黒)↓

↓東側(カラー2)

↓西側(カラー2)↓

【データ】3/26太陽Hα像/2019年3月26日10時40分(1/30sec,70%)/LumixG7(ISO800,4K,MP4,30fps,18秒間)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/LX200赤道儀@自宅星見台HANA

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03/26/2019

3/25太陽Hα像

3/25の太陽Hα像※いずれも画像をクリックすると別窓拡大表示します※/太陽Hα観察不能の間に2735黒点の西に現れた新黒点は2736の番号が付いた。小フレア放出を繰り返して話題になったが西縁へ隠れ始めていた。高さは無いが明るいトゲ状の噴出を目視でも確認できた。/周縁部は、南端方向のものなどあちこち噴出しているが目立つものは無かった。



↓全体(カラー1)↓3/25,10h23m
↓全体(擬似カラー)↓
↓東側(カラー1)↓
↓西側(カラー1)↓
↓東側(擬似カラー)↓
↓西側(擬似カラー)↓
↓全体(白黒)↓
↓全体(カラー2)↓
↓東側(白黒)↓
↓西側(白黒)↓
↓東側(カラー2)
↓西側(カラー2)↓

【データ】3/25太陽Hα像/2019年3月25日10時23分(1/40sec,70%)/LumixG7(ISO800,4K,MP4,30fps,18秒間)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/LX200赤道儀@自宅星見台HANA

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03/25/2019

3/24,60P/紫金山第2彗星

昨夜3/24,雲間の↓60P/紫金山第2彗星↓

↓同、×2Drizzle↓

↓同、×3Drizzle↓

今回はBORG100ED(fl=400mm)屈折で狙ってみたが、やはり焦点距離足りない感じ。×2Drizzle処理することで彗星の姿が浮かび上がってきた。次の機会あればBKP200反射で狙ってみたい。
【データ】60P/紫金山第2彗星×2Drizzle/2019年3月24日21時13分〜(60秒17枚恒星基準)/EOS6D(HKIR,ISO3200,RAW)/BORG100ED(fl=400mm)/LX200赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)!夕食後すぐに星見台へ上がりたかったが、他用のためアウトだった(^_-)-☆
<はな>=^_^=雲が邪魔し出す前に星見台へ上がりたかったニャ≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uタイミングかみ合わなかったんだワン▽・。・▽


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03/24/2019

ADVXの追尾精度(岩本彗星ほか)

3/16晩。黒部市吉田科学館の月例観察会で撮影した↓C/2018Y1岩本彗星↓

同じ望遠鏡&赤道儀で昨年12月に撮影した↓46P/Wiltanen彗星↓(掲載済)

↓同彗星の30秒露光1枚画像↓

(岩本彗星の場合は上弦の月明かりがあったため、46P/Wiltanen彗星の場合は彗星の動きが速いため)いずれも放置追尾&30秒露光に留めたが、どちらも追尾不良のコマは見当たらなかった。つまり、fl=800mm,30秒(またはfl=500mm,1分)程度であれば放置追尾できることが分かった。米国Celestron社のADVX赤道儀は国内Vixen社のGPD赤道儀を原型としているが、追尾性能もそこそこ良好らしい。1分以内の短時間露光であれば、極軸さえ合っていれば、ガイダー無しですぐに撮影できるのは有難い。
【データ(1枚め)】C/2018Y1岩本彗星/2019年3月16日20時14分〜(30秒26枚)/EOS6D(HKIR,ISO1600,RAW→TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/ADVX赤道儀ステラショット制御、放置追尾@黒部市吉田科学館前
【データ(2枚め以降)】46P/ウィルタネン彗星/2018年12月14日21時21分〜(30秒32枚彗星基準)/EOS6D(HKIR,ISO3200,RAW)/BKP200+コマコレ(fl=800mm)/ADVX赤道儀放置追尾@郡上市合併記念公園(白鳥町総合健康運動公園)
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<龍吉>!(^^)!本当の原因はオートガイダー不調で放置追尾しかできなかった。(^_-)-☆
<はな>=^_^=赤道儀設営に時間とれない時は放置追尾で済ませたいニャ≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U極軸合わせ出来ていることが前提だワン▽・。・▽


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03/23/2019

月齢13.0南部CMOSカメラ編

3/20未明、月齢13.0の月その2:CMOSカメラ編
前回投稿のデジカメ画に続いて、CMOS遊星カメラ(178MM)で拡大撮影した。
↓月面南端、バイイ付近↓(以下、いずれも逆像表示)
↓同、シッカード付近↓
↓上2枚をICEで繋いで作成した画像↓

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03/22/2019

3/20未明、月齢13.0

3/20未明、というよりは3/19深夜、3/20に日付替わった直後に撮影した月齢13.0の月↓
↓月齢13.0全体像(正立像表示)↓

↓合成に使用した画像1:月面北部↓

↓合成に使用した画像2:月面南部↓

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03/21/2019

M8干潟星雲、M20三裂星雲ほか

3/18は薄明下、3/19は月明下で撮影強行したM8干潟星雲、M20三裂星雲↓

↓3/18明け方に撮影したもの↓(90〜60秒6コマ)

↓3/19未明に撮影したもの↓(30秒21コマ)

総露光10分にも満たない画像を持ち出して言うのはナンセンスだが、やはり露光を十分かけた方が有利であるのは間違いない。
実は↑この事↑のために薄明始まってから&月明下に撮影強行したのではない。所有のガイド用カメラの1台が不調のまま1年余り過ぎ、先般ようやくその原因が分かり自己修繕した。その検証をするための試写だった。

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03/20/2019

3/20太陽Hα像

3/20の太陽Hα像※いずれも画像をクリックすると別窓拡大表示します※/前回無名だった新黒点は2735の番号が付き、本体子午線付近付近へ進出。さらに西側に新たな番号の付いてない黒点群があり、2735群よりも大きく広がっている。/周縁部は前回同様東西あちこちに小規模な紅炎噴出上がっており、東縁8時方向のものは今回も目視確認できた。また、西縁3時方向のもの(2本)は淡いながらもそこそこの高さまで噴き上がっている。

↓全体(カラー1)↓3/20,9h27m

↓全体(擬似カラー)↓

↓東側(カラー1)↓

↓西側(カラー1)↓

↓東側(擬似カラー)↓

↓西側(擬似カラー)↓

↓全体(白黒)↓

↓全体(カラー2)↓

↓東側(白黒)↓

↓西側(白黒)↓

↓東側(カラー2)

↓西側(カラー2)↓

【データ】3/20太陽Hα像/2019年3月20日9時27分(1/40sec,70%)/LumixG7(ISO800,4K,MP4,30fps,18秒間)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/LX200赤道儀@自宅星見台HANA

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03/19/2019

3/17,ISS国際宇宙ステーションの月面通過@下梨

3/17晩、ISS国際宇宙ステーションの月面通過(月の前をISSが横切る)が市内下梨地区であった。1時間前になっても雨雲が空を覆っていたが、その隙間から月が顔を出して薄雲&ガス越しではあったが月面通過を見ることができた。↓原板動画(YouTube)より↓
↓原板動画から通過部分の15コマを比較暗合成して一枚の静止画にしたもの↓
見たた通り、ISSのシルエット(H形)が流れてしまっている。設定ダイヤルが「M動画モード」から一つ外れた「Mモード」になっていたことに気付かずに撮影したため、シャッターがマニュアル1/1600secではなく電子シャッターに切り替わりカメラが勝手にシャッター速度を遅くしてしまったため?と思われる。カメラファインダー内に「E」表示あることに違和感感じるも確かめなかったのが敗因。orz
↓現場で、、【1】↓

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03/18/2019

3/18太陽Hα像

3/18の太陽Hα像※いずれも画像をクリックすると別窓拡大表示します※前回は3/9だったので9日間もブランクが空いてしまった。晴れた日もあったがタイミングが合わなかった。/本体東側に番号の付いてない小黒点あり、NICT情報によれば24期のものだとのこと。/周縁部は東西あちこちに小規模な紅炎噴出上がっており、このうち東縁8時方向のものはあっさり目視確認できた。また、西縁4時半方向のものは細長いトゲ状の噴出だった。

↓全体(カラー1)↓3/18,10h12m

↓全体(擬似カラー)↓

↓東側(カラー1)↓

↓西側(カラー1)↓

↓東側(擬似カラー)↓

↓西側(擬似カラー)↓

↓全体(白黒)↓

↓全体(カラー2)↓

↓東側(白黒)↓

↓西側(白黒)↓

↓東側(カラー2)

↓西側(カラー2)↓

【データ】3/18太陽Hα像/2019年3月18日10時12分(1/40sec,48%)/LumixG7(ISO800,4K,MP4,30fps,18秒間)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/LX200赤道儀@自宅星見台HANA

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03/17/2019

3/16深夜、月齢9.9

昨日は、黒部で定例観察会があった。観察会と並行してちょうど頭上に位置する月を撮るつもりだったが、アダプタが無く断念。帰宅してからの撮影となったが、既に月は西へ大きく傾いていた。その割に何とかサマになって見えるのは、比較的大気状態が良かった?のと、像が安定して見える屈折望遠鏡を使用したからか。小口径6cmだと解像度では不利だろうが、上空大気が少々荒れてもあまり影響を受けないのだろう。
↓月齢9.9全体像(正立像表示)↓

↓合成に使用した画像1:月面北部↓

↓合成に使用した画像2:月面南部↓

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03/16/2019

3年前、春の系外星雲3つ

3年前同期3/16-17晩に撮影した春の系外星雲3つ。いずれもC11SCTで撮影した。先ずは↓【1】M101回転花火↓から

【データ】M101回転花火/2016年3月16日2時9分〜(2分露光×26枚スタック)/EOSkissX7(ISO3200,RAW)/C11+0.75RC(fl=2100mm)直焦点/NJP赤道儀+5cmファインダー(ASI120MM,PHD2)@自宅星見台HANA
↓撮影中のステラショット画面↓


【2】M66↓

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03/15/2019

3年前同期、月齢6.3ほか

昨日は、先ず長光60で月齢7.7を撮影した後、続いてC11を使って拡大撮影を試みた。しかし、月がちょうど真上の位置にあったこともあり、首が痛くてピントを入念に合わせられず精細な月面画像は得られなかった。orz>ということで、過去画像から同じ3/15に撮影した月面を探してみた。
↓月齢6.3全体像(逆像表示)↓

4年前3/15に高倍率ズームコンデジで撮影した↓月齢23.8の月↓(正立像表示)

先ずは長光60(口径6cm,fl=1200mm)屈折望遠鏡直焦点で撮影。カメラを回して縦構図にすれば月全体を1枚に収められたかも知れなかったが、横構図のまま南北2ショットに分けて撮影し、MicrosoftICEで一枚に合成した。意外と大気状態も比較的良好だったようだ。
【データ上】月齢6.3/2016年3月15日18時37分(1/50秒1枚)/EOSkissX7(ISO100,JPG)/C11+0.75RC(fl=2100mm)直焦点/NJP赤道儀@自宅星見台HANA

【データ下】撮影日時は画像右下の通り(2015年3月15日)/SH50HS(ISO80,JPG),×100,F7.1,AF,傾斜経緯台@自宅ベランダ
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<龍吉>!(^^)!午前中に太陽Hα観察したが薄雲が邪魔して満足な結果にならなかったのも敗因。( ;∀;)
<はな>=^_^=なら、半回転以上首を回しても平気だし視力抜群だからピント合わせ楽勝だニャ≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U(無関係だけど)今日はシャンプーしてもらい、めっちゃ気持ちいいワン▽・。・▽


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03/14/2019

3/14月齢7.7(上弦の月)

今日3/14も夕方になって空から雨雲が無くなった。天頂近くに上弦の月が見えていたので、久しぶりに月面撮影をした。
↓【全体像】(正立像表示)↓

合成に使用した↓【1】月面北側↓

合成に使用した↓【2】月面南側↓

先ずは長光60(口径6cm,fl=1200mm)屈折望遠鏡直焦点で撮影。カメラを回して縦構図にすれば月全体を1枚に収められたかも知れなかったが、横構図のまま南北2ショットに分けて撮影し、MicrosoftICEで一枚に合成した。意外と大気状態も比較的良好だったようだ。
【データ】月齢7.7/2019年3月14日17時59分、18時0分(1/60sec,80%,2ショットを合成)/LumixG7(ISO800,4K,MP4,30fps,20秒間×2)/長光60(fl=1200mm)/LX200赤道儀@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)!久しぶりの月面撮影でモタモタしていたら再び雲が邪魔し出して焦った(^_-)-☆
<はな>=^_^=忘れないように、日頃から慣れておかないとニャ≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U夕方喚き散らして本日3度目の散歩できたワン▽・。・▽


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03/13/2019

3/12,60P/紫金山第2彗星

昨日は時雨気味の天候で肌寒さも感じる一日だった。夕方は遠雷&降雨で星見どころではないと端から諦めていた。が、暗くなって天候回復し雨雲が切れ出した。>とりあえず星見台へ。(平日晩なので、とりあえず口径7cm,F5望遠鏡で)気になっていた標記彗星を狙った。
↓【1】60P/紫金山第2彗星(×3Drizzle)↓

【2】↓同、×2Drizzle↓

【3】↓原板(周囲トリミングのみ)↓

↑見た通り、fl=350mm原板では彗星の存在が殆ど分からない状態。×2Drizzle(fl=700mm相当)、×3Drizzle(fl=1050mm相当)でようやく短く伸びた尾が見えるようになった。=>この結果から、せめて口径10cm,fl=1000mm以上は欲しいと思った。/同彗星の光度は13〜14等台で観察報告が上がっており、口径7cmでは厳しいと予測していた。というか、平日晩なので横着撮りで写ればしめたものと思っていたので、ラッキーだった。
【データ】60P/紫金山第2彗星/2019年3月12日23時39分〜(2分×27枚恒星基準)/EOS6D(ISO3200,RAW→TIF)/WO-Star71(fl=350mm)/LX200赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)!ネットでも話題の同彗星をチープな機材で横着撮りできたのはラッキーだった(^_-)-☆
<はな>=^_^=総露光時間を1時間かけたのがよかったのかもニャ≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uそれと1時間の間に彗星がさほど移動しなかったからだワン▽・。・▽


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03/12/2019

2年前3/12木星

ちょうど2年前の今日、C9.25で撮影した木星画像↓

順不同















【データ】FireCapture v2.5 Settings
Camera=ASI224MC/Filter=RGB/Profile=Jupiter
Diameter=43.04"/Magnitude=-2.39/CMI=206.2°
CMII=152.4°/CMIII=264.3°/(duringMidofCapture)
FocalLength=5800mm/Resolution=0.13"
Start(UT)=163859.191/Mid(UT)=163944.198
End(UT)=164029.206/Duration=90.015s
Framescaptured=5142/Filetype=AVI/Binning=no
ROI=640x480/ROI(Offset)=424x344/FPS(avg.)=57
Shutter=17.50ms/Gain=225(37%)/Gamma=50
AutoExposure=off/WBlue=95/SoftwareGain=10(off)
HighSpeed=off/AutoHisto=75(off)/HardwareBin=off
USBTraffic=50/WRed=52/Brightness=1
Histogramm(min)=0/Histogramm(max)=92
Histogramm=36%/Noise(avg.deviation)=n/a
Limit=90Seconds/Sensor temperature=9.2°C
昨年は火星大接近の年だったが、折しも火星表面に大砂嵐が起きたため観察が、、、否、何やかやと理由を付け遊星観察を殆どサボってしまった。木星も例外ではなく全くと言っていいほど観察していない。>冬の悪天候期を幸い、C9.25が来て以来ほぼ休眠状態だったC11の送風ファン取付など改造を行った。今年は再び遊星観察にも目を向けようと思う。否、思っているだけかな(笑)
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<龍吉>!(^^)!久しく遊星画像を撮っておらず、火星大接近の昨年も砂嵐を口実に殆ど撮ってない orz(#^^#)
<はな>=^_^=木縞々模様の木星だけどよく見ると中は複雑なんだニャ≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U木星は大きくてカッコいいワン▽・。・▽

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03/11/2019

窓越し横着撮影

所用で一昨日夜は外泊。宿から外を見ると晴れており星が見えた。とりあえずカメラで窓越しに星空を横着撮影。【1】↓北極星〜北斗↓

【1-2】↓同、星座線入り↓

【2】↓北天〜こと座↓

【2-2】↓同、星座線入り↓

深夜になって雑多な照明が消灯したおかげで、窓への映り込みが減ったのが救われた。まさか出先で星空撮影することになるとは思わなかった。
↓この窓から撮影した↓

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03/10/2019

3/9太陽Hα像

3/9の太陽Hα像※いずれも画像をクリックすると別窓拡大表示します※前日8日昼にフレア発生した2734黒点は西側へ回り始め、勢いも衰え気味。ただ、よく見るとダークフィラメントらしきものが横たわっているようだ。周縁部では昨日と同じで11時及び、5時、2時方向に紅炎噴出が見られる、いずれも少し小さくなった気がした。

↓全体(カラー1)↓3/9,11h08m

↓全体(擬似カラー)↓

↓東側(カラー1)↓

↓西側(カラー1)↓

↓東側(擬似カラー)↓

↓西側(擬似カラー)↓

↓全体(白黒)↓

↓全体(カラー2)↓

↓東側(白黒)↓

↓西側(白黒)↓

↓東側(カラー2)

↓西側(カラー2)↓

【データ】3/9太陽Hα像/2019年3月9日11時08分(1/40sec,62%)/LumixG7(ISO800,4K,MP4,30fps,18秒間)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/卓上小型フォーク赤道儀@自宅前

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03/09/2019

3/8,C/2018Y1岩本彗星

昨夜(3/8)の↓C/2018Y1岩本彗星↓(彗星基準)

↓同、彗星&恒星基準↓

↓同、恒星基準↓

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03/08/2019

3/8太陽Hα,C1フレア発生

3/8の太陽Hα像※いずれも画像をクリックすると別窓拡大表示します※東に現れた新黒点3個のうち、唯一黒点番号ついた2734群が子午線付近に達していた。残る2つはいずれも活動領域が分かる程度。NICT情報によると昼頃この2734黒点領域に小規模C1フレアが発生したらしく、道理でこの辺りが明るく光っているわけだ。/周縁部では11時及び、5時、2時方向に紅炎噴出が見られる。いずれも際立つほどではない。

↓全体(カラー1)↓3/8,12h52m

↓全体(擬似カラー)↓

↓東側(カラー1)↓

↓西側(カラー1)↓

↓東側(擬似カラー)↓

↓西側(擬似カラー)↓

↓全体(白黒)↓

↓全体(カラー2)↓

↓東側(白黒)↓

↓西側(白黒)↓

↓東側(カラー2)

↓西側(カラー2)↓

【データ】3/8太陽Hα像/2019年3月8日12時52分(1/40sec,52%)/LumixG7(ISO800,4K,MP4,30fps,18秒間)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/卓上小型フォーク赤道儀@小矢部市新西

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03/07/2019

3/1,C/2018Y1岩本彗星

先月末より業務等、諸々あり。そのため処理が遅れ、1週間近く経ってしまった>3月1日晩の↓C/2018Y1岩本彗星↓(彗星&恒星基準)

↑左上端の星団(半分)は、ぎょしゃ座の散開星団M38,その直下(南)の小さな星団はNGC1907↓
↓同、恒星基準↓

↓同、彗星基準↓

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03/06/2019

3年前同期の彗星2つ

暖冬傾向のまま3月に入り天候は晴れと曇雨天が交互にやって来るようになった。ただ、昨夜は雲越しで星の光か細く観察断念。と、タイミングうまくかみ合わない。で、↓3年前同期の投稿記事から彗星2つ↓


☆彡本日3/6未明のパンスターズ彗星☆彡

(画面上が北方向)↓同、白黒反転画像↓

昨夜は夕方からよく晴れていたが、会合があったのと地元スキー場のナイター点灯のため、カタリナ彗星の撮影は断念した。/本日3/6早朝は、国際宇宙ステーションの土星面通過が加賀〜金沢〜高岡、氷見を通る線上で起こったが、連荘疲れで寝過ごしてしまった。
【データ】パンスターズ彗星/2016年3月6日0時37分〜(30秒×34枚スタック)/EOSkissX7改(ISO3200,RAW)/WO-Star71(fl=350mm)直焦点/GPD(Synscan改)赤道儀放置追尾@自宅前

☆彡北西天に傾いたカタリナ彗星☆彡
3/4晩は3晩連続の晴れだったが、週末のため地元スキー場がナイター点灯しているため、西空は明るかった。↓3/4晩のカタリナ彗星 by GS200RC↓

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03/05/2019

3/5太陽Hα像

3/5の太陽Hα像※いずれも画像をクリックすると別窓拡大表示します※無黒点状態が続いていたが、どうやら東に新黒点が3箇所に現れたようだ。いずれも小さく未だ黒点番号が付いていない。このうち、東上の小黒点は拙画像でも確認できた。東左の小黒点を伴う活動域も写っている。しかし、東右の小黒点は判然としなかった。※周縁部では西縁2時方向に横へ広がった紅炎噴出、南側6時方向に小さなループ状、東縁8時方向に淡い噴出が見られる。

↓全体(カラー1)↓3/5,10h53m

↓全体(擬似カラー)↓

↓東側(カラー1)↓

↓西側(カラー1)↓

↓東側(擬似カラー)↓

↓西側(擬似カラー)↓

↓全体(白黒)↓

↓全体(カラー2)↓

↓東側(白黒)↓

↓西側(白黒)↓

↓東側(カラー2)

↓西側(カラー2)↓

【データ】3/5太陽Hα像/2019年3月5日10時53分(1/40sec,72%)/LumixG7(ISO800,4K,MP4,30fps,18秒間)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/卓上小型フォーク赤道儀@市内田屋地内)

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03/04/2019

2年前ISS国際宇宙ステーション上空通過

3/2投稿でISS国際宇宙ステーション日面通過を載せたが、同じ国際宇宙ステーション絡みでということで、2年前3/4記事から再掲。


本日3月4日早朝、ISS国際宇宙ステーションが約450km上空を通過した↓
















5時12分、予報時刻通り西南西の空に姿を現した国際宇宙ステーションはぐんぐん北上し、最大高度は64度(距離450km余)に達した。そして北東方向へ抜けていった。通過中盤までは太陽と反対方角の西空を通過したので太陽パネルは開いて見えたようだ。微妙なブレのためかピンボケ気味になってしまったが、今年初めての国際宇宙ステーション迎撃に一応成功したこととしよう。
【データ】3/4早朝のISS上空通過/2017年3月4日5時13〜15分(1/2000秒高速連写)/富士X-T1(ISO3200,JPG)/C9.25(fl=1763mm)/NJP赤道儀@自宅星見台HANA
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
<龍吉>!(^^)!いつもながら、ISSをキッチリ仕留めるのは難しい(#^^#)
<はな>=^_^=高速移動天体なら動体視力抜群ニャンコの得意技ニャり≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U視力はニャンコに負けるけど、鼻(臭覚)勝負なら負けないワン▽・。・▽

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03/03/2019

3/2太陽Hα像

3/2の太陽Hα像※いずれも画像をクリックすると別窓拡大表示します※前回2/22から8日ぶりの観察※晴れた日もあったが、他用でタイミング合わずブランクが空いた※本体は相変わらず無黒点が続いているようだった。周縁部では東縁11時方向に小さなループ状、西縁3時方向に縦に噴き上がった紅炎が見られた程度。

↓全体(カラー1)↓3/2,10h7m

↓全体(擬似カラー)↓

↓東側(カラー1)↓

↓西側(カラー1)↓

↓東側(擬似カラー)↓

↓西側(擬似カラー)↓

↓全体(白黒)↓

↓全体(カラー2)↓

↓東側(白黒)↓

↓西側(白黒)↓

↓東側(カラー2)

↓西側(カラー2)↓

【データ】2019年3月2日10時7分(1/30sec,70%)/LumixG7(ISO3200,4K,MP4,18秒)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/卓上小型フォーク赤道儀改@小松市河田町

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03/02/2019

3/2,ISS国際宇宙ステーション日面通過@小松

まさかの好天になるとは思わず予定外だったが、3/2,ISS国際宇宙ステーションの日面通過を捉えるため、急遽、小松市まで出かけた。

↓白黒L画像↓

↓カラー1↓

↓カラー2↓

↓周縁部紅炎は、通過前に撮った↓この画像↓と合成した。

↓小松市内で観察↓

↓同2↓

当初は少しでも光量と解像度を補うため、遊星用CMOSカメラで撮るつもりだったが久しぶりに野外でのPC画面見辛くカメラの設定変更進まず、諦めて通常の太陽Hα像観察に切り替えた。お蔭で何とか捉えられたが課題は残った。
【データ】ISS日面通過/2019年3月2日10時38分35秒(同30秒〜50秒までの動画から通過部分32コマ抽出合成)/LumixG7(ISO3200,4K,MP4,20秒)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/卓上小型フォーク赤道儀改@小松市河田町
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<龍吉>!(^^)!CMOSカメラ使えなかったが、何とか捉えられて良かった(^_-)-☆
<はな>=^_^=久しぶりに太陽Hα観察も出来て良かったニャ≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uの散歩をほったらかして、、空振りでなくて良かったワン▽・。・▽

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03/01/2019

2年前45P/本田-Mrkos-Pajdusakova

今日から弥生3月。今季は暖冬のまま推移しホッとしているが、昼の太陽観察だけでなく夜間の星見も天候とタイミング合わず画像更新が滞っている。orz >ということで、2年前同期の画像から。


↓2月28日未明の45P/本田-Mrkos-Pajdusakova彗星↓

徐々に遠ざかり暗くなりつつあるようだ。しかし、この晩はよく晴れ渡り透明度にも恵まれたのでよかった。
【データ】2017年2月28日0時39分〜(60秒×60枚コメットモード)/EOSkissX7(ISO3200,RAW)/WO-Star71(fl=350mm)/LX200赤道儀放置追尾@自宅星見台HANA
☆彡ちょうど2か月前の12/28晩、近日点通過前の同彗星↓

↓同、C11(fl=2100mm)による彗星頭部付近↓

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