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January 2020の記事

01/31/2020

実写版>2月の星空案内

↓冬の大三角ほか↓>2月15日だと20時頃の南空(上旬は21時頃、下旬は19時頃)

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1(土)月面X/2(日)上弦/4(火)立春/9(日)〇満月/10(月)水星東方最大離角/中旬:火星がM8,M20へ接近/11(火)建国記念の日/16(日)下弦/18(火)火星がM8,M20の間を通過、月が火星に接近/19(水)雨水/20(木)月が木星と土星へ接近/23(日)天皇誕生日/24(月)振替休日、●新月/25(火)水星が内合/28(金)月が金星へ接近
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iOS版アストロガイド2020を参考にしました※
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【データ】2020年1月21日21時33分〜(120秒33枚)/EOS6D(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/Nikkor28mm,F2.8-F4/LX200赤道儀STVガイド@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)!結局1月は異例の雪無し状態で終わってしまった。2月は?(^_-)-☆
<はな>=^_^=1月のように暖かいのは歓迎だけど、寒いのは困るニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U寒いの大歓迎!冬季国体開催されるけど雪が心配だワン▽・。・▽


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01/30/2020

M44プレセぺ星団

これも昨年暮れに撮影した↓M44プレセぺ星団↓

↓同、中心部トリミング↓

M44プレセぺ星団は肉眼でも分かるほど大きく広がった散開星団でかに座のカニの甲羅(腹)にあたる。観賞用にするなら望遠鏡を使った大写しでは無く、カメラレンズで星座が分かる程度の写野にした方がいいと思う。
↓12年前4月に撮影したもの(再掲)↓M44プレセペ星団(E-410/Nikkor105mm)

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01/29/2020

マルカリアンの鎖

昨年暮れに撮影した↓マルカリアンチェーン↓

画面中央付近、系外星雲が繋がっているように見える箇所が「マルカリアンチェーン(マルカリアンの鎖)」と呼ばれる一帯。
↓同、文字入り画像↓

正に系外星雲の巣?たくさんの系外星雲が写っている。メシエ番号の付いた系外星雲(頭にMが付いたもの)だけでも9個写っている。
↓4年前4月に撮影したもの(再掲)↓

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01/28/2020

1/28太陽Hα&可視光像

1/28太陽Hα像※1/27は欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※例年この時期は絶望的な天候続くのに今年は明らかに異常。/さて、前回1/26本体中央付近に現れていた24期2757黒点は少し西側へ回り始めていた。2つあった黒点が1つに減ったものの、周りを半暗部に囲まれており、小黒点が2,3散らばっていた。同じく1/26南東縁に現れた25期の小黒点に伴う活動域は、Hα画像では少し西進しているのがわかったものの、可視光像では黒点が判然としなかった。正式番号も未だ付いていないようである。また、2757黒点の北縁近くにあったダークフィラメント影は健在で北西縁へ移動中。周縁の紅炎では、1/26北東縁に広がりのある噴出が少しせまくなったものの、その分明るさは戻ったように感じた。

↓全体(カラー1)↓1/28,10h27m
↓全体(疑似カラー)↓
↓全体(カラー2)↓
↓全体(白黒)↓
↓全体(可視光)↓
↓南東側等倍(可視光)↓

↓追記へ続きます↓

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しし座M105,M95,M96

昨年暮れに撮影したしし座の系外星雲M105(上),M95(下左),M96(下右)↓

M105の直ぐ隣にNGC3384,その隣にNGC3389があり、いずれも系外星雲。位置は「しし」のお腹の下辺りで、前回掲載のしし座トリオは後ろ脚の付け根付近にあたる。
↓周辺を含む全体像↓

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01/27/2020

しし座トリオ

昨年暮れに撮影したしし座トリオ↓

画面上、エッジオン(真横方向)で写っているのがNGC3628,その左下がM65,右下がM66.
しし座トリオとか三つ子銀河とも言われる。いずれもM66群に属する渦巻き型の系外星雲
↓周辺を含む全体像↓

↓同、正方トリミング↓

【データ】しし座トリオ/2019年12月25日3時16分〜(120秒4枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/NJP赤道儀SS-oneガイド
【データ】2019年12月29日4時10分〜(120秒10枚)/EOS6D(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/WO-Star71(fl=350mm)/LX200赤道儀STVガイド
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<龍吉>!(^^)!系外星雲を銀河と言う人が居るが、銀河は我が銀河系と紛らわしい(^_-)-☆
<はな>=^_^=我が銀河系以外を系外星雲とか島宇宙、小宇宙と言うんだニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U英語では系外星雲も銀河もGalaxyと言うから混乱するワン▽・。・▽


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01/26/2020

1/26太陽Hα&可視光像

1/26太陽Hα像※1/23〜1/25は欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※朝から春と変わらぬ好天で4日ぶりの太陽観察。/その間に子午線赤道付近に24期2757黒点が現れており、典型的な双極型の形状をしている。南東縁には25期の小さな新黒点出現とのことだが、拙画像では同黒点活動域に伴う白斑が確認できたに留まった。また、本体では2757黒点と北極との中間付近にダークフィラメント影が認められる。周縁の紅炎では北東縁にごく淡いながらも大きく広がりのある噴出があり、強調処理したことにより西縁3時方向の噴出と然程変わらぬ明るさに写っている。

↓全体(カラー1)↓1/26,10h2m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓全体(可視光)↓

↓南東側等倍(可視光)↓

↓追記へ続きます↓

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01/25/2020

おおぐま座M97,M108

昨年暮れに撮影したおおぐま座のM108,M97付近↓

画面右上の輝星がおおぐま座β星(北斗七星の先頭から2番目の星)で、この星からたどると探しやすい。超望遠レンズでない限り、この星と同一写野に入ってくる。画面中央の系外星雲がM108,その左下の青く丸いのがM97(フクロウ星雲)
↓同、トリミング↓

(他にも暗く小さい系外星雲が写野のあちこちに写っているのが分かる)
↓同、1200ドット正方トリミング↓

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01/24/2020

渦中のベテルギュウス

1/21,二重星団h-χに接近中のC/2017T2パンスターズ彗星(掲載済)を撮影後、レンズを広角に替え、減光が長引いて話題になっているベテルギュウスのあるオリオン座方向へ。↓冬の大三角形↓写野中央付近がオリオン座。

上の画像作成に使ったうちの1枚をStellaImage8の光度測定ツールにかけてみた。↓
■結果
天体の光度:1.545 等
■天体
ファイル名: G:\image\EOS6D\20CANONe0121\RAW1\20200121-AlphaOri-0002.TIF, 露出中央: 2020/01/21.52362 UT, 露出時間: 120.00 秒、以下略
目視ではオリオン左肩の星ベラトリクス(1.64等)とほぼ同程度の明るさと大雑把に見積もった。こうして撮影画像から数値化されたものをみると如何にもまともに見えるが、標準星を9個にしてやっと目視による見積もりに近くなった。測定結果は小数以下3桁まで出ているが実精度は小数第一位程度かも?(笑)
通常時のα-Ori光度は0.5等なので、約1等級暗いことになる。この減光期間がいつまで長引くのやら、、。
↓同、別処理↓

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01/23/2020

1/21パンスターズ彗星その2

1/21のC/2017T2パンスターズ彗星をBKP200反射直焦点で撮ったもの。さすがに同じ写野へ二重星団も収めることはできなかった。↓C/2017T2パンスターズ↓

↓同、長辺方向トリミング↓

↓撮影中のステラショット画面↓

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01/22/2020

1/22太陽Hα&可視光像

1/22太陽Hα像※1/16〜1/21は欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※ちょうど1週間ぶりの太陽観察となった。/その間に小黒点現れた日もあったらしいが、今日は無黒点になっていた。周縁の紅炎では2時方向に明るく目立つ噴出があったものの、他方向は淡く小さい噴出に留まっていた。稀に見る暖冬とはいえ、北陸ではこの時期の「晴れ」は大変貴重だ。次に太陽観察(や星見)できるのは何時になる事やら、、、。

↓全体(カラー1)↓1/22,10h48m
↓全体(疑似カラー)↓
↓全体(カラー2)↓
↓全体(白黒)↓
↓全体(可視光)↓
↓北西側等倍(Hα白黒)↓

↓追記へ続きます↓

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1/21二重星団へ接近中のC/2017T2パンスターズ彗星

そそくさと夕飯を済ませ、再び星見台へ。
↓二重星団h-χへ接近中のC/2017T2パンスターズ↓

↓同、長辺方向トリミング↓

↓撮影中のステラショット画面↓

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1/21夕ISS国際宇宙ステーション上空通過

1/21夕方から雲が切れ始めた。次はいつ晴れ間があるか分からないので早速星見台へ。先ずは↓ISS国際宇宙ステーションの上空通過↓
望遠鏡直焦点による手動追尾アップも挑戦したが芳しい成果は得られなかった。
【データ】ISS上空通過/2020年1月21日17時51分〜(10sec×21枚比較明)/NikonD700(ISO200,RAW-TIF)/Zeniter16mm,F2.8→F4,FishEye


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01/21/2020

2年前パンスターズ彗星(C/2016R2)

この時期は例年晴天に巡り合うことが殆ど無い。異常なほどの暖冬になっているが好天にはならない orz↓以下、2年前同期のパンスターズ彗星(C/2016R2)↓


1/20晩は黒部市吉田科学館の定例観察会。悪天候の冬だからと殆ど諦めていたが出発前の空は少し明るさがあったので念のため屈折鏡筒1本とEM10赤道儀、カメラを積んで出かけた。到着時、すっかり暗くなっていたが星空が見えていた。とりあえず↓C/2016R2パンスターズ彗星↓(DSS,Autosave→FlatAide→CS6)

撮影始めた頃は晴れていたが途中から雲が襲ってきて、結局使えたのは撮り始めた頃の9枚だけ。orz
↓同2(DSS一時処理後FlatAide→CS6)↓

画面中央彗星本体から左(東)へ青くて淡い尾が捻れたようにのびているらしいが、総露光時間が少ないこともあって淡い部分を炙り出そうとすると画全体が酷いことに、、↓無理やり13枚スタックしたが効果なし(DSS,Autosave→FlatAide→CS6)↓

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01/20/2020

2年前子持ち星雲M51

今日は「大寒」。暖冬とはいえ天候不安定なのと薄雲越しでスッキリしないため太陽Hα観察も諦める日が続いている。以下、2年前の投稿記事から↓


1/20未明に撮影した↓りょうけん座の子持ち星雲M51↓(DSS一時処理後FlatAide→CS6)

↓同、等倍トリミング↓

M51(NGC5194)はりょうけん座の系外星雲で伴星雲NGC5195(画面では上)があることから「子持ち星雲」と呼ばれている。視等級8.36等。目視で探すには隣のおおぐま座北斗七星の柄の先(Alkaid星)から辿った方が分かりやすい。
↓同(DSS,Autosave→FlatAide→CS6)↓

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01/19/2020

5年前C/2014Q2ラブジョイ彗星

今から5年前、ラブジョイ彗星(C/2014Q2)が比較的明るくなり、長く捻じれた尾も捉えられ話題になっていた。以下、当時の投稿記事再掲↓


↓1/16晩のラブジョイ彗星をスタック処理したもの↓

一枚画像では荒れが酷かったが複数枚スタックにより改善された。彗星のテールが長くなっており、ネットを見ていると17,18にかけて彗星は徐々にM45を離れているのにテールの先端はM45をさらに超えヒヤデス星団の先まで伸びているようだ。
↓白黒反転画像↓

【データ】2015年1月16日21時14分〜(30秒露光×24枚DSSスタック)/富士X-E1(ISO3200,RAW→TIF)/タカハシTG-SDノータッチ@岐阜県郡上市、白鳥市民野球場
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13日晩のラブジョイ彗星画像20枚をスタック処理したもの↓(ポジ&白黒反転)

※よく見ると7時半の方向にダストテールが出ているのが分かる※
1分露光×20枚であるが、放置追尾のため星像が流れていて不採用になったコマもあるので、実際の撮影は30分以上費やしている。彗星の尾は比較的短時間のうちに変化するので、露光時間が伸びると(川の流れをスローシャッターで撮ったのと同じように)変化した部分は流れてしまう。解決策としては、より高感度・短時間露光で枚数を稼ぎ、撮影にかかる時間を短くするなどの方策が考えられる。※高感度ノイズが発生し、合成枚数少ないと画質が向上しない。良策としては、なるべくF値が小さく明るいシャープな光学系を使うことかと思う。実際、デジタル時代の撮影レンズは銀塩時代よりも高解像度で収差が少なく高品質になっている。その分、特に純正品は高価格化しているが、天体画像は無限遠(∞)撮影が殆どなので自動フォーカスや自動絞り機能は不要=画質優先のマニュアル光学系で十分で、手頃な価格で手に出来る製品を探せばよいと思う。
【データ】2015年1月13日20時59分(1分露光1枚)/富士X-T1(ISO3200,RAW)/ボーグED10cm屈折(fl=400mm)直焦点/高橋EM10赤道儀ノータッチ@自宅前
↓追記へ続きます↓

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01/18/2020

おおぐま座M81,M82

昨年末12/25に撮影した↓おおぐま座の系外星雲M81とM82↓(画面上が北方向)

↓M82↓

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01/17/2020

4年前同期カタリナ彗星

例年この時期は毎日のように雪雲に阻まれ、気温低いのが当たり前だが、全くその気配が無い。少なくとも今季前半は明らかに暖冬と言える。個人的には早朝から除雪作業せずに済み助かるが、1か月後に富山市、南砺市を会場とする冬季国体開催が迫っており、関係者にとっては厳しい状況だ。ということで、以下、4年前1/17未明のカタリナ彗星記事から↓


昨日1/17未明、系外星雲M101(回転花火:画面左のぼんやりした光芒)のそばを通過するC/2013 US10カタリナ彗星(画面右)↓

(1080HD画質&画面全体表示でご覧下さい)
画面上(北)方向へ移動する様子が判る。/開始直後は雲に邪魔されたがその後回復し3時頃まで星が見えていた。が、再び雲が邪魔して終了せざるを得なかった。
0時34分〜3時4分(2時間半)の間に30秒露光を繰り返した静止画像221枚で作成。毎秒10コマ再生(約900倍速)
【データ】M101に接近中のカタリナ彗星/2016年1月17日0時34分〜3時4分(30秒露光×221枚)/EOSkissX7改(ISO3200,RAW→JPG)/FS60C(B改)+0.72RC(fl=255mm)直焦点/NJP赤道儀放置追尾@自宅星見台HANA
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暗くなる頃から天候回復の兆しあったが、月が低くなる&地元スキー場のナイター消灯&北斗七星が高度を上げる&雪雲が隙間を開けるのを待っていたら本日(17日)未明になってしまった。↓2時間の間に移動する様子↓

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01/16/2020

昨年同期、小惑星Gault

昨年同期、小惑星6478(Gault)が他の小天体に衝突され衝撃で吹き飛ばされた小惑星構造物が彗星の尾のように伸びていると話題になった。↓以下、昨年投稿記事から↓


ネットで、小惑星6478(Gault)から細長い尾が伸びている、との情報が話題に上っていた。(※↓)
実は、1/12未明に狙ったものの雲に阻まれ検出できず、失敗に終わっていた。/昨夜は、予報によれば晴れる可能性高く、日付が今日1/14に替わって南中する時間帯(午前2時過ぎ)にリベンジを試みた。
実際には、午前2時をとっくに回った3時近くになって星見台へ上がった。星が見えているものの雲も点在していた。何はともあれ6478の位置へ望遠鏡を向けた。(以下Autosave画像)
↓写野全体像↓

19ss6478d0113c5ut1817autbwsxt posted by (C)龍吉
↓同、6478付近等倍トリミング↓

↓反転画像:写野全体↓

19ss6478d0113c5ut1817autwbsxt posted by (C)龍吉
↓同、等倍トリミング↓

19ss6478d0113c5ut1817autwbtupsq posted by (C)龍吉
※小惑星6478(Gault)に細長い尾。昨年11月にほかの天体と衝突?※
https://news.local-group.jp/20190110.html#p03
【データ】小惑星6478(Gault)/2019年1月14日3時17分(JST)〜(3分5枚)/ASI1600MCC(-20℃,Gain16/25,Gamma5/10,TIF)/C9.25+0.75RD(fl=1763mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
↓追記へ続きます↓

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01/15/2020

1/15太陽Hα像

1/15太陽Hα像※1/12,13,14,は欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※4日ぶりだったが、氷雨の合間、雲間からの太陽観察となった。3ショットめを開始した途端に雲が邪魔してきて強制終了。可視光像の撮影はできなかった。/本体に黒点は見当たらなかった。ただ、東側10時方向の縁近くに周りより明るい部分を伴う活動域があり、此処に新黒点出現の可能性あるやも知れない。また、本体北側高緯度帯に2,3ダークフィラメント影があるようだった。/周縁の紅炎は、明るく目立つ順に10時半、4時半、1時半方向に噴出があった。1時半方向の噴出は、淡いものの2,3本広がっている感じがする。


↓全体(カラー1)↓1/15,15h5m
↓全体(疑似カラー)↓
↓全体(カラー2)↓
↓全体(白黒)↓

↓追記へ続きます↓

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01/14/2020

近日点-遠日点の太陽比較

1/5は地球が太陽に最も近づく日(地球の近日点通過)だった。これは地球の公転軌道が完全な園では無く楕円軌道であるためで、逆に、一番太陽から離れる日(遠日点通過)はその半年前か後となる。で、実際に(近日点と遠日点では)どれくらい太陽の見かけの大きさに違いがあるのか?並べてみることにした。ただし、1/5は曇りで観察できず、1日遅れの1/6に撮影した太陽Hα像を、昨年の遠日点通過日は7/5だったが、太陽観察記録で一番近いのが5日後の7/10のHα画像で比べることにした。したがって厳密な近日点と遠日点の比較にはならないので、予めご了承のほど、、。m(_ _)m
↓比較明にして重ねたもの(1)↓同心円

内側が昨年7/10(遠日点通過5日後)撮影、外側が今年1/(近日点通過1日後)6撮影
↓比較明にして重ねたもの(2)↓東隅(左隅)に寄せたもの

内側が昨年7/10(遠日点通過5日後)撮影、外側が今年1/(近日点通過1日後)6撮影↓追記へ続きます↓

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01/13/2020

系外星雲M105,M96,M95

先月末に撮影したしし座の系外星雲M105,M96↓
↓M105(左上)、M96(中央下)↓

M105(左上)直ぐ左上にある楕円星雲はNGC3384,その下の小さいのはNGC3389
↓同付近を小口径屈折鏡筒(fl=350mm)で撮影したもの↓

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01/12/2020

1/11半影月食

1/11未明から明け方にかけて月が地球の影(半影部)に隠される半影月食があった。先月26日新月時の金環食(日本では部分日食)からちょうど反対側にあたる満月なので、ほぼ太陽−地球−月が一直線に並んだためと考えられる。この時期の天候から当初諦めていたが、意外にも雲の影響然程受けず朝までずっと晴れて終始観察できラッキーだった。
↓4時10分↓(半影食最大の頃)
以下、当日午前2時半から10分おきに撮った月画像を時系列に並べてみる。↓追記へ

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01/11/2020

驚愕4連荘>1/11太陽Hα&可視光像

1/11太陽Hα&可視光像。※画像をクリックすると別窓に拡大表示※この時期にしては超異例、驚愕の4連荘※前夜は半影食。雲もあったが晴天がそのまま一日中続いた。/25期新黒点2756群は西縁に到達し、地球から見て横向きに近い状態の為、小口径屈折では黒点の存在が分からなくなった。東側の24期活動域は可視光像だと位置すら判然としない状態。/紅炎は東縁10時半方向の噴出が今日も目立っていた。また、本体北半球側の子午線よりも西へ回り込んだ辺りに比較的大きなダークフィラメント影が見られる。

↓全体(カラー1)↓1/10,12h37m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓追記へ続きます↓

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01/10/2020

1/10太陽Hα&可視光(奇跡の3連荘)

1/10太陽Hα&可視光像。※画像をクリックすると別窓に拡大表示※この時期としては奇跡の3連荘※午前中は小雨混じりの天候で今日は駄目かと諦めていたが昼頃より晴れ間が生じた。/昨日、本体北西側に現れた25期新黒点には2756の番号が付いた。ところが既に西縁近くへ到達していて肝心の黒点が判然としない。他の観察報告では朝は未だ確認しやすかったらしい。可視光画像の赤〇枠内を等倍表示してやっと小さな点らしきものが、、という状態。また、東側の24期活動域にも小黒点があるとのことだが、可視光像(赤破線〇枠内)では判然とせず、Hα像の該当部分を等倍表示では何かそれらしき小さな点が??という状態。/紅炎は東縁10時半方向の噴出が目立ち、昨日より少し高くなった印象。その反対側4時半方向に非常に淡いながらも複雑な感じの噴出が写っていた。

↓全体(カラー1)↓1/10,12h37m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓同、北東側等倍↓24期領域の新黒点?

↓可視光像(全体像)↓

↓追記へ続きます↓

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01/09/2020

1/9太陽Hα&可視光(北西側に新25期黒点)

1/9太陽Hα&可視光像。※画像をクリックすると別窓に拡大表示※この時期にしては珍しく2連荘。昨日は僅かな晴れ間の短時間勝負だったが、今日はゆとりをもって可視光まで観察できた。ヽ(^o^)丿/驚いたことに本体北西側に新黒点が現れていた。画像をよく見ると小さいのが3個確認できる。25期新黒点とのことだが番号は未だ付いていない。記憶によれば北半球に現れた2つめの25期新黒点の筈だ。/この日の紅炎は西側の方が変化に富んでいて、淡いながらも1時半〜3時方向にかけてループ状などの噴出があった。また、東縁10時半方向の噴出は目視確認も出来た。

↓全体(カラー1)↓1/9,9h38m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓可視光像(全体像)↓

↓同、北西側等倍トリミング↓25期新黒点付近

↓追記へ続きます↓

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01/08/2020

1/8奇跡の太陽Hα&可視光像

1/8の太陽Hα像。※1/7は欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※朝から荒れ模様の天候だったが、奇跡的に20分程度の晴れ間があり休憩時間とタイミングも合ってHαだけでなく可視光まで観察できた。ヽ(^o^)丿/25期新黒点2755群は衰えたらしく判然としなかった。東縁から新しい活動域(赤道付近なので24期?)が出ており、周囲より明るい部分(白斑?)も伴っていたが黒点は分からなかった。/本体北端と南端に近い辺りにそれぞれダークフィラメントの短い髭状の影があった。/周縁では3時、4時半、7時半、9時半、10時半方向に然程大きくない噴出があった。3時方向の噴出は淡いながらも上へ広がっているようだった。

↓全体(カラー1)↓1/8,10h28m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓可視光像(全体像)↓

↓同、南東側等倍トリミング↓

↓追記へ続きます↓

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01/07/2020

NGC2264周辺

昨年暮れ、クリスマス過ぎてから撮影したので何ですが↓いっかくじゅう座のクリスマスツリー星団、コーン星雲付近↓

いっかくじゅう座北部にあり、冬の銀河(天の川)が同星座を通っていることもあって周囲は小さな星の集まりや星雲団が点在していて大変賑やかな個所でもある。
↓長辺方向トリミング↓

↓BKP200反射で撮影↓(掲載済)

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01/06/2020

1/6太陽Hα&可視光像

1/6の太陽Hα像。※1/5は所用のため欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※今日は何とか可視光像を撮るまで空が持ちこたえてくれた。/25期新黒点2755群は正面近くへ回ってきたが明らかに小さく辛うじて見つけられるレベルになっていた。前回投稿で何とか西縁まで持ちこたえて欲しいと書いたが無理っぽい。orz/周縁の紅炎は、1時半、4時、4時半、7時半方向に比較的目立つ噴出が上がっているものの、然程大きいものは見当たらない。

↓全体(カラー1)↓1/6,10h13m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓可視光像(全体像)↓

↓2755群付近(等倍トリミング)↓

↓追記へ続きます↓

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01/05/2020

モンキー星雲

1か月余前の撮影で何ですが↓モンキー星雲↓子年に申かよ!とお叱りを受けそう。

↓別処理↓

↓元画像1↓

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01/04/2020

1/4太陽Hα像

1/4の太陽Hα像。※1/3は所用のため欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※前回1/2は可視光像まで撮影できたが、今回はHα像を2ショット撮ったところで雲に阻まれた。/東縁から現れた25期新黒点はその後正式に2755群の番号が付いた。年末の25期ダブル小黒点は程なく消滅したので、此の2755黒点には何とか西縁まで持ちこたえて欲しいものだ。/周縁の紅炎は、西側1時半方向に比較的目立つ噴出が数本上がっているものの他は小規模なものばかりで目立たない。

↓全体(カラー1)↓1/4,10h15m

↓全体(疑似カラー)↓

↓東側(カラー1)↓

↓西側(カラー1)↓

↓東側(疑似カラー)↓

↓西側(疑似カラー)↓

↓追位へ続きます↓

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01/03/2020

155P/Shoemaker3

昨年末(とはいえ1週間前)の撮影で何ですが↓12/29未明の155P/Shoemaker3彗星↓

↓彗星付近等倍像↓

西北西方向に淡い尾が出ているのが分かる。/これとは別にC/2017T2パンスターズ彗星がペルセウス付近に居り現時点では明るい方の一番手。北の空で日本から観察しやすくなっていて、それを撮るべきだった(-_-;)
昨年は他の恒星系からはるばるやって来たBorisov彗星に巡り合えたのはラッキーだった。
【データ】155P/Shoemaker3/2019年12月29日3時36分〜(120秒7枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)!昨年は明るい彗星が無く残念だった。今年はどうかな?(^_-)-☆
<はな>=^_^=そろそろ明るい彗星がこないかニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U誰でも気付くような超どでかいのがいいワン▽・。・▽


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01/02/2020

1/2太陽Hα&可視光像

1/2の太陽Hα像。※画像をクリックすると別窓に拡大表示※昨日はHα像2ショット撮ったところで雲に阻まれたが、今日は何とか可視光像まで得ることが出来た。/昨日南東縁近くに現れた白斑を伴う25期新黒点はちょっぴり地球側へ回り込み若干大きくなった気がするが、正式な黒点番号は未だ付いていないようだ。/周縁の紅炎は彼方此方に噴出あるが、目立つような大きなものは無く、昨日よりも少し大人しくなった気がした。/この時期の北陸にしては珍しく2連荘達成したが、明日はどうなるやら、、??

↓全体(カラー1)↓1/2,12h49m

↓全体(疑似カラー)↓

↓東側(カラー1)↓

↓西側(カラー1)↓

↓東側(疑似カラー)↓

↓西側(疑似カラー)↓

↓可視光像全体(白黒)↓

↓同、南東側等倍(白黒)↓左下:25期新黒点

↓追記へ続きます↓

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01/01/2020

令和2年元旦初日Hα像

※勝手ながら、数年前より紙年賀は(一部例外を除き)正月元旦に書くことにしています。すっぱり紙年賀をやめる方もおられますが、そこまで決断はできず、正月に届けていただいた賀状を見て出すことにしております。甚だ身勝手で失礼とは思いますが、何卒ご了承願います。m(_ _)m※


令和2年元旦の太陽Hα像。/冬の天候のため初日の出は叶わなかったが11時、紙年賀を出しに出たら(↑※↑)↓晴れ間↓があり、

奇跡的に太陽観察に成功した。※昨年末12/30,31は欠測※太陽本体南東側8時方向縁近くに周囲より明るく光る部分(白斑)があり、中にポツンと小さな黒点があった。NICT情報によれば25期型?の新黒点とのことだが番号は未だ付いていない。いよいよ25期へ移行が始まり出したのかも知れない。/周縁の紅炎は同じ8時方向と10時方向に比較的めにつく噴出があった。西縁は3時方向に細く伸びる噴出があった。ただ、いずれも然程大きいものではない。/ともあれ、年明け早々の元旦から太陽観察できて良かった。
↓全体(カラー1)↓1/1,10h59m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓追記へ続きます↓

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Web年賀2020庚子(含、1月星空案内)

↓バラ星雲↓>1月15日だと22時頃の南空(上旬は23時頃、下旬は21時頃)

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1(水)元旦/3(金)上弦/4(土)しぶんぎ座流星群極大/5(日)地球が近日点通過/6(月)小寒/11(土)◯満月、半影月食/13(月)成人の日/17(金)下弦/18(土)冬の土用、火星とアンタレス最接近/20(月)大寒/25(月)●新月、旧正月/28(火)月が金星へ接近
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iOS版アストロガイド2020を参考にしました※
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【データ】薔薇星雲付近/2019年12月1日1時0分〜(180秒20枚)/EOS6D(HKIR,ISO3200,RAW→TIF)/WO-Star71(fl=350mm)/LX200赤道儀改ステラショット制御、STVガイド@自宅星見台HANA
↓昨年12/8ISS国際宇宙ステーションの月面通過@魚津市↓

【データ】ISS月面通過/2019年12月8日18時49分31秒(通過部分を含む約50コマから合成)/LumixG7(ISO3800,4K,MP4,1/1600se.30fps)/BKP200+コマコレ+1.4テレコン(fl=1120mm)@魚津市佐伯
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<龍吉>!(^^)!子年2020年も拙ブログをどうぞよろしくお願いします(^_-)-☆
<はな>=^_^=昨年は寝てばかり、今年も寝てばかりだろうニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U今年は何としても人見知り&ビビリから卒業したいワン▽・。・▽


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