続TopazDeNoiseAI(M51)
以前紹介したTopazDenoiseAIが今もネットで話題になっている。このツールで有難いのは、元画と並べて効果を見ながら調整できること。で、今回気付いたこと。↓
画面右のパラメーター値を見て欲しい。このハードコピー画像からは分からない(クリックして別窓に等倍画像表示させると分かる?)かも知れないがRemoveNoise=0でも右画は均されている。今回はSharpen値も上げてみたら、50%程度にするとさすがに不自然さ(処理過剰)を感じたので25に抑えた。(Recoverは0のまま)
実は、M51の後で撮ったM101もTopazの同時処理にかけていて、M101の方はRemoveNoise=0ではノイズが残るため、最終的にRemoveNoise=5にした。(拙い例えかも知れないが)生地に例えると、タオル地の粗い表面をシルク調の滑らかさにすることを目指すが、かと言ってピカピカ、スベスベのナイロンorビニル表面にはしない、ということかな?と思う。※スベスベにしてしまうと極端な話アニメのような不自然な画になるから。
なお、いきなりTopazにかけるのではなく、元画像データをPhotoShopでRAW→TIF変換(この際ある程度の色合い調整等が済ませられる)後、DeepSkyStackerで多数枚スタック。再びPhotoShopに戻り、レベル調整&フラット処理(光量と色合いの背景ムラを均す)してからTopazにかけている。Topazでシルク調の滑らかさにしておくことで、再度Photoshopに戻っての強調処理によるザラつきが防げる?少なくとも軽減できるから。
---------- 以下、今回Topaz処理も加えたM51 ----------
↓M51子持ち星雲↓全景
↓同、中央付近↓
↓同、等倍↓
【データ】M51子持ち星雲/2020年2月20日24時52分〜(120秒33枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/EQ6ステラショット制御+SS-oneガイド@自宅前
--------------------------------------------------------------<龍吉>!(^^)!いろいろ情報飛び交っているが【試行は大胆&極端に、実際は控えめに】かな。(^_-)-☆
<はな>=^_^=このツールはどの段階で利用するか?事前処理をどうするか?がカギかもニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U星像の形が歪になっているので再度光軸修正が必要だワン▽・。・▽
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