April 2020の記事
04/30/2020
04/29/2020
04/28/2020
4/28太陽Hα&可視光像
4/28昼の太陽Hα&可視光像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※2日連続観察。2760黒点は子午線付近へ到達したが衰え、直ぐには見つけられない状態。このままだと明日は見えなくなる可能性もある。対して昨日その右下に現れたという新黒点は、拙望遠鏡画像では確認できなかったが、成長し2761の番号も付いていた。一瞬2760黒点か?と勘違いしそうになったが25期の黒点。2760群は旧24期型なので新旧両方の黒点が現れていることになる。/周縁の紅炎は昨日とほぼ同様で、それほど大きくないもの、背は低いが広がりあるものなどが周縁数か所に噴いていた。
↓全体(カラー1)↓4/28,12h7m![]() | ↓全体(疑似カラー)↓![]() |
↓全体(カラー2)↓![]() | ↓全体(白黒)↓![]() |
4/27スターリンク衛星
端的に言えば「スターリンク衛星」は人工衛星によるインターネットサービス。米国民間企業スペースX社がこの計画を推し進めている。昨年5月より1回につき60個の衛星をまとめて地球周回軌道に打ち上げており、直近では今年4月22日、8回目の打ち上げに成功している。打ち上げられた各衛星集団は60個ほぼ同じ軌道を列をなして周回しているという。4/27晩に北西低空を通過する集団があるとのことで、実際どういう風に見えるのか?興味もあり外へ出た。
4/27の夜空(全周魚眼画像)↓※右の赤丸に注目※
(画像上が北方向、右画西方向)
以下、赤丸部分を等倍拡大した画像
※地上を下方向(西)にしたので上画像とは方位が異なる※
04/27/2020
04/26/2020
ZERO on Vixen SP eq.
拙ブログは天体画像主体なので、本筋から少し逸れる気はしますが、観察道具・機材ということで、、。
>興味ない方は読み飛ばしてください。m(_ _)m
(コロナ禍で今は休止中ですが)天体観察会でときどき目にするのは、望遠鏡の接眼部を手で握って観察する人。昨今の天体望遠鏡は電動モーターによる自動追尾が多く、接眼鏡にそっと目を近づけるだけでよいのだが、つい手で持って修正したくなるのだ。(その気持ちよーく分かります)
なお、粗動で天体を視野中央に持ってくることは双眼鏡程度の低倍率なら早くて簡単だが、天体望遠鏡では先ずもって厳しく、微動ギヤを使って減速して視野へ入れる方が楽で正確。
04/25/2020
04/24/2020
3年前同期41P,C/2015Y2
4月後半は悪天候が続く。異常暖冬だったことが今になって尾を引いているようだ。>↓3年前同期の投稿記事を再投稿↓
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あまりの好天に本日4/23未明、接近中?の2彗星をねらった。↓41Pタットル・ジャコビニ・クレサック彗星↓
↓C/2015V2Johnson彗星↓
両者ほぼ同倍率に長辺方向を切り詰め正方形トリミング、画面上が北方向。ぱっと見、41Pの方は明るく大きく広がり、Johnsonの方は芯と尾がハッキリしている感じ。Johnson彗星撮影中、あと数枚で30枚というところで雲に阻まれ25枚スタックで諦めた。/SS-one化改造で復活した初期型EM10赤道儀のステラショット自動導入制御、自動ガイド機能実験も兼ねて撮影した。
【データ】2017年4月23日1時37分〜(60秒×30枚、41P)2時20分〜(60秒25枚、C/2015V2)/EOSkissX7(ISO3200,RAW)/BORG100ED,F4屈折(fl=400mm)直焦点/EM10赤道儀改+MGEN100ガイド@自宅星見台HANA
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本日4/24未明の↓41Pタットル・ジャコビニ・クレサック彗星↓
04/23/2020
球状星団M92,M68
まだ先が見えない状況が続くコロナ禍。ネットでググったらこんなはげまし言葉があった。
大丈夫、大丈夫、いつかはここを抜ける日がやってくる。 (よしもとばなな)
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先月下旬に撮影した球状星団M92↓※いずれも画像上が北方向↓
M92はM13(既出)と同じヘルクレス座にある球状星団だが、見かけの明るさや大きさはM13より小さい。視等級は6.52等。
↓同、M92付近トリミング↓
【データ】M92/2020年3月19日3時3分〜(30秒27枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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同じく球状星団M68↓
04/22/2020
系外星雲M88,M104
先月下旬に撮影した系外星雲M88↓全体像※いずれも画像上が北方向↓
M88はかみのけ座にある渦巻き星雲で、直ぐ南に「マルカリアンの鎖」と呼ばれる系外星雲の集まりが続く。おとめ座系外星雲群に含まれる。視等級は9.6等。
↓同、M88付近トリミング↓
【データ】M88/2020年3月18日22時43分〜(60秒15枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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同じくM104ソンブレロ星雲↓(全体像)
04/21/2020
球状星団M3,M13
先月下旬に撮影した球状星団M3↓全体像※いずれも画像上が北方向↓
M3はりょうけん座にあり、約50万個の恒星が集まっているという。視等級は6.4等。前回記事で「球状星団のイチ押しは(私的には)M3」と書いたので、同M3画像を投稿した。何といっても形が整っているのがその理由。
↓同、M3付近トリミング↓
【データ】M3/2020年3月19日1時18分〜(30秒62枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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同じく球状星団M13↓(全体像)
04/20/2020
春の系外星雲2つ>M83,M85
何だか3月以降、コロナ渦で時の流れまでが停滞してしまった感がある。この1か月余りの間に県内コロナ感染者が100名近くにまで達した。こんな片田舎にも影響を及ぼしており、店頭からマスクが無くなって久しい。>買い占めた奴&噂広めたAHOU出てこい!(怒)
そんな事態が始まり始めた先月下旬に自宅で撮影した中から。系外星雲M83↓全体像
↓同、M83付近トリミング↓
M83(NGC5236)は棒渦巻き型の系外星雲でうみへび座にある。「南の回転花火銀河」といわれることもあるという。視等級は7.54等。
【データ】M83/2020年3月21日1時10分〜(60秒15枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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同じく系外星雲M85(右)↓(全体像)左の系外星雲はNGC4384
04/19/2020
3/21球状星団M5,M12
先月下旬3/21未明に撮影した中から。球状星団M5↓全体像
↓同、M5付近トリミング↓
M5は、へび座頭部側にある。球状星団で私のイチオシはM3だ。写真だとM13の方が大きく明るく写るが、形状ではM3の方が断然美しいから。/で、このM5もなかなかよろしい。眼視ではM5の方がM13にも勝るという人もいるとのこと。若干歪んだ球形だがM13より見栄えは良い?と思う。
【データ】M5/2020年3月21日1時23分〜(30秒21枚)/EOSkissM(HKIR,ISO1600,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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同じく球状星団M12↓(全体像)
04/18/2020
10年前の夏空@高鷲
ここ数年来、高鷲への星見行がめっきり減っている。そこへもってきて今回のコロナウィルス勃発の影響で今春〜夏もほぼ絶望的な状況なのが残念。>10年前は片道1時間以上かけて高鷲まで出かける機会が多かった。以下、当時の記事を集めてみた。
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今回の高鷲行では、初めてE-410フォーサーズに旧琢磨28ミリ玉で撮影。135換算56ミリとなり、標準レンズ画角での撮影となる。
★さそり座、いて座付近の銀河
画角が狭まったため、両星座共一部しか写野に入っていない。
↓星座線入り↓
高鷲スノーパークは今季最終営業日らしく、夜中にもかかわらずスキー・スノボ客のクルマがやって来る。そのため、今回も先月末同様、一段下の駐車スペースで撮影した。
【データ】2010年4月17日24時56分〜21時22分(バルブ 5分×4枚加算平均)/オリンパスE-410(ISO800,RAW)/Takumar28mmF3.5/高橋P型赤道儀ノータッチガイド@岐阜県郡上市、高鷲スノーパーク
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旧琢磨135mmでサドル(はくちょう座γ星)付近をねらってみた。
04/17/2020
4/17明け方、南東天
4/17明け方の東天↓寒さに加えて眠くてベランダからニコワンで横着撮影↓
↓同、惑星名と星座線入り↓
実は、木星のすぐそばに今は準惑星になったが、かつては一番小さい惑星だった冥王星が居る。/夜半頃から晴れ出し、そのまま明け方を迎えたようだ。判ってはいたが睡魔には勝てず、爆睡>明け方、目覚めたら上のような空だった。
それにしても、低照度被写体の場合ニコワンの画質が宜しくない。マニュアルモードあるのに低速度シャッターが使えない。シャッター速度優先にしてようやく秒単位のシャッター指定可能。長秒時ノイズ除去機能を使っても荒れが酷い。処理段階で無理矢理画の荒れを均してやっとこの有り様。>暗いからと感度をむやみに上げないでシャッター速度を遅くして長秒露光時ノイズリダクションをかけた方が良さげ。でも、そうすると撮影時に時間が倍以上かかる。
(他のニコワンはどうなのか知らないが)所有のV1は昼間の普通の情景なら申し分ないが、とにかく暗いものは超苦手なようだ。せっかくレンズ交換可能な1インチ小型ミラーレスなのにマニュアルモードは徹底した仕様にして欲しかった。そこらの最新携帯の方がよほど良かったりして、、。
【データ】2020年4月17日3時58分(20秒1枚)/Nikon1V1(ISO3200,シャッター優先オート、RAW-TIF)/1Nikkor10mmF2.8開放絞り/三脚固定@自宅ベランダ
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<龍吉>!(^^)!この小型ミラーレス、低照度被写体に問題なければとてもいいと思うが、、(^_-)-☆
<はな>=^_^=低照度にはオイラの暗闇視力が一番。ニコワンなんかお呼びでないニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U臭覚ならピカイチなんだけど、視力は全くと言ってよいほど自信が無いワン▽・。・▽
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04/16/2020
04/15/2020
04/14/2020
4/14太陽Hα像
4/14,13時の太陽Hα像※4/13はタイミング合わず欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※本体は無黒点だが、所々にダークフィラメント影などが点在している。周縁の紅炎も目立つのは見当たらない。強いて言えば11時及び5時方向の噴出。他の側にも小さいのやら淡いのやらが点在している。
稼働率向上のため、観察機材を常時車載しての移動観察が殆どであるが、コロナ渦対策として、観察ポイントは人気のない箇所を選ぶようにしている。万一の場合、自分や家族だけでなく周囲にも甚大な影響を及ぼすので。
↓全体(カラー1)↓4/14,12h57m![]() | ↓全体(疑似カラー)↓![]() |
↓全体(カラー2)↓![]() | ↓全体(白黒)↓![]() |
04/13/2020
04/12/2020
04/11/2020
全周魚眼4/3未明→薄明まで
未明の東(画面左)から天の川が徐々に上って来るのが分かる。
富士Xシリーズの場合、最大3時間余でバッテリー切れになり勝手にシャッター落ちるが、その間に予備バッテリーに充電可能なので然程問題はない。↓静止画を比較明で重ねたもの↓

右上、北極星だけがポツンと点像になって写り、その北極星を中心にして他の星が日周運動で移動した分だけ弧を描いている。
↓3時58分、流星が入ったコマ↓
04/10/2020
04/09/2020
比較>今年最大と昨年最小の満月
4/7深夜、月齢14.2↓真の満月は翌8日の昼で日本からは見られない。今回の満月は見かけの大きさが今年最大=地球に一番近くなるということで話題になっていた。通常はVixen6cmアクロ屈折(fl=910mm)でちょうど写野いっぱいに月面を収められるが、今回は南北2枚に分けないと収まらない。どうせ2分割で撮るのならと、長光60MAXIアクロマート屈折望遠鏡で撮影した。↓※いずれも画像上が北方向※
最大&最接近の月があるなら、最小&最遠の月がある。調べると、昨年9/14の満月(15.1)が該当し、幸いなことに同日撮影した月画像データが残っていた。
↓昨年9/14月齢15.1(2019年最遠の月)↓
上2枚は同一縮尺で掲載しているが、大きさの違いをより分かりやすくするために両者を重ねてみた。↓
【比較】↓今年最大の月と昨年最小の月↓
04/08/2020
04/07/2020
4/6晩ISS国際宇宙ステーション上空通過
4/6晩19時半過ぎ。ISS国際宇宙ステーションが自宅上空を通過した。(最接近時は約480km上空)/当初は主砲30cm反射望遠鏡による迎撃も予定していたが、間に合わず断念。魚眼レンズによる通過の全経過撮影のみとなってしまった。( ;∀;)>もう少し用意周到に準備すべきであった。↓
↓ISS上空通過全過程↓(MEIKE6.5mm,FishEye画像)
満月間近の月齢13の月が東天高くに上り始めていて空が明るく、恒星の写りが良くないが、著名な星座が判別できる。画面上が北方向、左が東方向。(画像を左クリックして等倍像でみると)西にポツンと明るいのが金星でその直ぐ右に「すばる」が写っている。冬の大三角が西に傾いているのが分かる。
↓上の静止画像7枚で無理矢理パラパラ動画に仕立てたもの↓(YouTube)
04/06/2020
04/05/2020
4/3未明、北空の2彗星
4/2のISS月面通過迎撃後(4/3掲載)、自宅へ戻り撮影データを移し替え。そのまま処理を終わらせたかったが、晴れているのでいったん止めて星見台へ。C/2019Y4彗星が気になっていた。月明かりが西に残る中で撮影開始したのは日付が替わってからだった。↓
↓C/2019Y4アトラス彗星↓(長辺方向若干トリミング)※いずれも画像上が北方向※
↓同、彗星付近等倍トリミング↓
アトラス彗星は日を追うごとに明るく(大きく)写るようになっている印象。
この後、別のものを対象に選んで撮影をした後、午前3時を回ってからC/2017T2パンスターズ彗星を狙った。周極星としてひと晩中見えるので未だ高さがあるうちに撮った方が良いが、ISS迎撃で夜半前は無理。夜半過ぎると彗星が北極星の下の一番低い位置を通過(下方通過)し始める。星見台から北には自宅があるため低い位置は無理。一番低い位置を通過し終わって、、というか、自宅の影から姿を見せ始めるのを待って撮影した。↓
↓C/2017T2パンスターズ彗星↓(長辺方向若干トリミング)
04/04/2020
すばるへ超接近中の金星、ほか
4/3晩。西空に見える金星のことを「宵の明星」とも言うが、21時過ぎて「宵」とは言い難い時間帯でも沈まない。その金星が「すばる」(M45プレヤデス星団)と超接近した。今宵4/4は突入状態になる筈だが、残念なことに雲が空一面を覆っていて見えそうにない。西洋神話ではプレヤデスは6人(7人)姉妹、ヴィーナスは文字通り美しい女神。この両方が重なるということは、正に超美女軍団!?(笑)↓
↓すばる(上=北)と金星(下=南)↓
撮影したのは20時を回っており、両者とも低くなっていたが医王山に隠されるまで未だ十分余裕があった。
↓続いて、空高く上っている月齢10の月を狙った(全体像)↓
↓同、北側等倍トリミング↓
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