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April 2020の記事

04/30/2020

4/30太陽Hα&可視光像

4/30,10時半過ぎの太陽Hα&可視光像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※4日連続だが4月最終日の観察。いったん消滅していた?2760黒点が見事に復活していた(可視光像の実線赤丸部分)。昨日発生した北西側の25期新黒点は2762の番号付いたが、今にも消え入りそうなほどに衰退していてうっかり見逃すほどになっていた(同、破線赤丸)。周縁の紅炎は8時方向の噴出が比較的目立っていた。

↓全体(カラー1)↓4/30,10h41m
↓全体(疑似カラー)↓
↓全体(カラー2)↓
↓全体(白黒)↓
↓追記へ続きます↓

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04/29/2020

4/29太陽Hα&可視光像

4/29昼の太陽Hα&可視光像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※3日連続観察。2761黒点も見えなくなっていた。代わりに北西側に25期新黒点が現れていた。番号は付いていない。/周縁の紅炎は目立つものが無い感じ。ただ、29日は風の影響で望遠鏡が揺すられ精細さを欠いている。ピントも合わせにくく=こういう時は上空大気の影響も大きい気がする。

↓全体(カラー1)↓4/29,12h47m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓追記へ続きます↓

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04/28/2020

4/28太陽Hα&可視光像

4/28昼の太陽Hα&可視光像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※2日連続観察。2760黒点は子午線付近へ到達したが衰え、直ぐには見つけられない状態。このままだと明日は見えなくなる可能性もある。対して昨日その右下に現れたという新黒点は、拙望遠鏡画像では確認できなかったが、成長し2761の番号も付いていた。一瞬2760黒点か?と勘違いしそうになったが25期の黒点。2760群は旧24期型なので新旧両方の黒点が現れていることになる。/周縁の紅炎は昨日とほぼ同様で、それほど大きくないもの、背は低いが広がりあるものなどが周縁数か所に噴いていた。

↓全体(カラー1)↓4/28,12h7m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓追記へ続きます↓

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4/27スターリンク衛星

端的に言えば「スターリンク衛星」は人工衛星によるインターネットサービス。米国民間企業スペースX社がこの計画を推し進めている。昨年5月より1回につき60個の衛星をまとめて地球周回軌道に打ち上げており、直近では今年4月22日、8回目の打ち上げに成功している。打ち上げられた各衛星集団は60個ほぼ同じ軌道を列をなして周回しているという。4/27晩に北西低空を通過する集団があるとのことで、実際どういう風に見えるのか?興味もあり外へ出た。
4/27の夜空(全周魚眼画像)↓※右の赤丸に注目※

(画像上が北方向、右画西方向)
以下、赤丸部分を等倍拡大した画像
※地上を下方向(西)にしたので上画像とは方位が異なる※

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04/27/2020

4/27太陽Hα&可視光像

4/27,10時過ぎの太陽Hα&可視光像※4/26はタイミング合わず欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※前回4/25無名だった24期黒点は2760の番号が付いた。子午線へ近付くにつれ見かけも大きくなり左上に小黒点を伴っている。NICT情報ではこの2760黒点の右下に明るき部分があり此処にも小黒点があるとのことだったが、拙小口径可視光像では確認できなかった。/周縁の紅炎は2時、8時半、10時半方向などに噴出あるが、目立って大きなものは無かった。

↓全体(カラー1)↓4/27,10h13m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓追記へ続きます↓

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ステラショット全自動撮影試行

4/26未明に撮影したアンタレス付近の散光星雲↓

実は、望遠鏡制御&撮影に使ったステラショットで自動撮影機能を試してみた。予め撮影方向と露光時間や枚数などを指定しておくことで、指定通りに赤道儀とカメラを制御し自動撮影してくれる。初試行ということで今回はアンタレス付近を2ショットに重なり設けて分け、それぞれ5枚ずつ撮影した。上画像は両方の重なり部分を切り出したもの。
↓1ショットめの画像(右側)↓

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04/26/2020

ZERO on Vixen SP eq.

拙ブログは天体画像主体なので、本筋から少し逸れる気はしますが、観察道具・機材ということで、、。
>興味ない方は読み飛ばしてください。m(_ _)m
(コロナ禍で今は休止中ですが)天体観察会でときどき目にするのは、望遠鏡の接眼部を手で握って観察する人。昨今の天体望遠鏡は電動モーターによる自動追尾が多く、接眼鏡にそっと目を近づけるだけでよいのだが、つい手で持って修正したくなるのだ。(その気持ちよーく分かります)
なお、粗動で天体を視野中央に持ってくることは双眼鏡程度の低倍率なら早くて簡単だが、天体望遠鏡では先ずもって厳しく、微動ギヤを使って減速して視野へ入れる方が楽で正確。


【1】

電動追尾式望遠鏡でも常に手動修正可能=早い話がいきなり接眼部を握って粗動修正しても
機械に負担をあまりかけずに済むように、と考えて素人工作したのが
←コレ

【2】

スコープテック製ZERO経緯台(黒色部分)を(赤緯体を外した)ビクセン製SP赤道儀の
極軸と合体させた。



【3】

ビクセン製SP赤道儀は極軸先端に4箇所赤緯体取付ボルトあり、このような改造がしやすい。
(GPシリーズは2本ボルトでこれも取付容易)

【4】

SP赤道儀の赤緯体を外して、転がっていたミザール赤道儀用軽金属プレート板を代わりにボルト
4本で結合。この板にZERO経緯台の水平回転部を裏から止めた。



【5】

ドイツ式赤道儀では、南中(子午線をまたぐ)時の鏡筒反転(TL=鏡筒西→TE=鏡筒東)操作が必要と
なるが、フォーク式赤道儀ではその必要が無く、そのまま東から西へ続けて観察できるのがよい。

↓追記へ続きます↓

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04/25/2020

4/25太陽Hα像

4/25,9時半過ぎの太陽Hα像※4/18〜4/24はタイミング合わず欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※本体東縁から少し内側へ入った辺りに白く明るい箇所がある。昼頃、この箇所に24期型の新黒点が現れたとのこと。番号は未だ付いていない。可視光像は撮影していないので、観察時の黒点の有無については不明。/周縁の紅炎は比較的東側が優位で、8時半方向に目立つ大きさでは無いがループ状噴出などがある。西側にもごく淡く小さな噴出が何箇所か確認できる。

↓全体(カラー1)↓4/25,9h38m
↓全体(疑似カラー)↓
↓全体(カラー2)↓
↓全体(白黒)↓

↓追記へ続きます↓

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04/24/2020

3年前同期41P,C/2015Y2

4月後半は悪天候が続く。異常暖冬だったことが今になって尾を引いているようだ。>↓3年前同期の投稿記事を再投稿↓
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あまりの好天に本日4/23未明、接近中?の2彗星をねらった。↓41Pタットル・ジャコビニ・クレサック彗星↓

↓C/2015V2Johnson彗星↓

両者ほぼ同倍率に長辺方向を切り詰め正方形トリミング、画面上が北方向。ぱっと見、41Pの方は明るく大きく広がり、Johnsonの方は芯と尾がハッキリしている感じ。Johnson彗星撮影中、あと数枚で30枚というところで雲に阻まれ25枚スタックで諦めた。/SS-one化改造で復活した初期型EM10赤道儀のステラショット自動導入制御、自動ガイド機能実験も兼ねて撮影した。
【データ】2017年4月23日1時37分〜(60秒×30枚、41P)2時20分〜(60秒25枚、C/2015V2)/EOSkissX7(ISO3200,RAW)/BORG100ED,F4屈折(fl=400mm)直焦点/EM10赤道儀改+MGEN100ガイド@自宅星見台HANA
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本日4/24未明の↓41Pタットル・ジャコビニ・クレサック彗星↓

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04/23/2020

球状星団M92,M68

まだ先が見えない状況が続くコロナ禍。ネットでググったらこんなはげまし言葉があった。
大丈夫、大丈夫、いつかはここを抜ける日がやってくる。 (よしもとばなな)
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先月下旬に撮影した球状星団M92↓※いずれも画像上が北方向↓

M92はM13(既出)と同じヘルクレス座にある球状星団だが、見かけの明るさや大きさはM13より小さい。視等級は6.52等。
↓同、M92付近トリミング↓

【データ】M92/2020年3月19日3時3分〜(30秒27枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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同じく球状星団M68↓

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04/22/2020

系外星雲M88,M104

先月下旬に撮影した系外星雲M88↓全体像※いずれも画像上が北方向↓

M88はかみのけ座にある渦巻き星雲で、直ぐ南に「マルカリアンの鎖」と呼ばれる系外星雲の集まりが続く。おとめ座系外星雲群に含まれる。視等級は9.6等。
↓同、M88付近トリミング↓

【データ】M88/2020年3月18日22時43分〜(60秒15枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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同じくM104ソンブレロ星雲↓(全体像)

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04/21/2020

球状星団M3,M13

先月下旬に撮影した球状星団M3↓全体像※いずれも画像上が北方向↓

M3はりょうけん座にあり、約50万個の恒星が集まっているという。視等級は6.4等。前回記事で「球状星団のイチ押しは(私的には)M3」と書いたので、同M3画像を投稿した。何といっても形が整っているのがその理由。
↓同、M3付近トリミング↓

【データ】M3/2020年3月19日1時18分〜(30秒62枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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同じく球状星団M13↓(全体像)

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04/20/2020

春の系外星雲2つ>M83,M85

何だか3月以降、コロナ渦で時の流れまでが停滞してしまった感がある。この1か月余りの間に県内コロナ感染者が100名近くにまで達した。こんな片田舎にも影響を及ぼしており、店頭からマスクが無くなって久しい。>買い占めた奴&噂広めたAHOU出てこい!(怒)
そんな事態が始まり始めた先月下旬に自宅で撮影した中から。系外星雲M83↓全体像

↓同、M83付近トリミング↓

M83(NGC5236)は棒渦巻き型の系外星雲でうみへび座にある。「南の回転花火銀河」といわれることもあるという。視等級は7.54等。
【データ】M83/2020年3月21日1時10分〜(60秒15枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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同じく系外星雲M85(右)↓(全体像)左の系外星雲はNGC4384

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04/19/2020

3/21球状星団M5,M12

先月下旬3/21未明に撮影した中から。球状星団M5↓全体像

↓同、M5付近トリミング↓

M5は、へび座頭部側にある。球状星団で私のイチオシはM3だ。写真だとM13の方が大きく明るく写るが、形状ではM3の方が断然美しいから。/で、このM5もなかなかよろしい。眼視ではM5の方がM13にも勝るという人もいるとのこと。若干歪んだ球形だがM13より見栄えは良い?と思う。
【データ】M5/2020年3月21日1時23分〜(30秒21枚)/EOSkissM(HKIR,ISO1600,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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同じく球状星団M12↓(全体像)

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04/18/2020

10年前の夏空@高鷲

ここ数年来、高鷲への星見行がめっきり減っている。そこへもってきて今回のコロナウィルス勃発の影響で今春〜夏もほぼ絶望的な状況なのが残念。>10年前は片道1時間以上かけて高鷲まで出かける機会が多かった。以下、当時の記事を集めてみた。
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今回の高鷲行では、初めてE-410フォーサーズに旧琢磨28ミリ玉で撮影。135換算56ミリとなり、標準レンズ画角での撮影となる。
★さそり座、いて座付近の銀河
36424453_orgv1271630530
画角が狭まったため、両星座共一部しか写野に入っていない。
↓星座線入り↓

高鷲スノーパークは今季最終営業日らしく、夜中にもかかわらずスキー・スノボ客のクルマがやって来る。そのため、今回も先月末同様、一段下の駐車スペースで撮影した。
【データ】2010年4月17日24時56分〜21時22分(バルブ 5分×4枚加算平均)/オリンパスE-410(ISO800,RAW)/Takumar28mmF3.5/高橋P型赤道儀ノータッチガイド@岐阜県郡上市、高鷲スノーパーク
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旧琢磨135mmでサドル(はくちょう座γ星)付近をねらってみた。

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04/17/2020

4/17太陽Hα像

4/17,11時前の太陽Hα像※4/16はタイミング合わず欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※本体は今日も無黒点状態。周縁の紅炎も一昨日4/15南東側横へ大きく広がった噴出が衰退し見えなくなっていた。5時半方向に比較的目につく噴出がある程度で寂しい状態だった。

↓全体(カラー1)↓4/17,10h49m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓追記へ続きます↓

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4/17明け方、南東天

4/17明け方の東天↓寒さに加えて眠くてベランダからニコワンで横着撮影↓

↓同、惑星名と星座線入り↓

実は、木星のすぐそばに今は準惑星になったが、かつては一番小さい惑星だった冥王星が居る。/夜半頃から晴れ出し、そのまま明け方を迎えたようだ。判ってはいたが睡魔には勝てず、爆睡>明け方、目覚めたら上のような空だった。
それにしても、低照度被写体の場合ニコワンの画質が宜しくない。マニュアルモードあるのに低速度シャッターが使えない。シャッター速度優先にしてようやく秒単位のシャッター指定可能。長秒時ノイズ除去機能を使っても荒れが酷い。処理段階で無理矢理画の荒れを均してやっとこの有り様。>暗いからと感度をむやみに上げないでシャッター速度を遅くして長秒露光時ノイズリダクションをかけた方が良さげ。でも、そうすると撮影時に時間が倍以上かかる。
(他のニコワンはどうなのか知らないが)所有のV1は昼間の普通の情景なら申し分ないが、とにかく暗いものは超苦手なようだ。せっかくレンズ交換可能な1インチ小型ミラーレスなのにマニュアルモードは徹底した仕様にして欲しかった。そこらの最新携帯の方がよほど良かったりして、、。
【データ】2020年4月17日3時58分(20秒1枚)/Nikon1V1(ISO3200,シャッター優先オート、RAW-TIF)/1Nikkor10mmF2.8開放絞り/三脚固定@自宅ベランダ
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<龍吉>!(^^)!この小型ミラーレス、低照度被写体に問題なければとてもいいと思うが、、(^_-)-☆
<はな>=^_^=低照度にはオイラの暗闇視力が一番。ニコワンなんかお呼びでないニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U臭覚ならピカイチなんだけど、視力は全くと言ってよいほど自信が無いワン▽・。・▽


HomePage(Nifty)(NSK)星空雑記簿交叉足跡はなの隠れ家すたーりぃないと

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04/16/2020

4/3未明M8,M20,猫の手星雲付近

4/3未明に撮影したM8干潟星雲(右下)、M20三裂星雲(右上)、猫の手星雲(中央左)付近↓

↓同、長辺方向トリミング↓

↓M8干潟星雲(右)と猫の手星雲(左)をトリミングしたもの↓

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04/15/2020

4/15太陽Hα像

4/15,10時の太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※本体は無黒点が続いているが、彼方此方に活動域のシワシワが存在する。周縁の紅炎では8時半方向の噴出が見事で、高さは無いものの、複雑な形状をした噴出がいくつも横へ大きく広がっていた。

↓全体(カラー1)↓4/15,9h59m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓追記へ続きます↓

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4/15崩壊進むアトラス彗星

4/15未明。↓崩壊が進むアトラス彗星↓FC60案内鏡(fl=500mm)で撮影↓※いずれも画像上が北方向※

↓同、彗星付近トリミング↓

崩壊が進んでいるとはいえ、接近中ということもあり口径6cm望遠鏡でもあっさり写る。ただ当初予想されていた光度には程遠い。言い方を変えれば「終わった彗星」orz
↓C11(口径280mm,fl=2100mm)で撮影したもの↓(長辺方向トリミング)

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04/14/2020

4/14太陽Hα像

4/14,13時の太陽Hα像※4/13はタイミング合わず欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※本体は無黒点だが、所々にダークフィラメント影などが点在している。周縁の紅炎も目立つのは見当たらない。強いて言えば11時及び5時方向の噴出。他の側にも小さいのやら淡いのやらが点在している。
稼働率向上のため、観察機材を常時車載しての移動観察が殆どであるが、コロナ渦対策として、観察ポイントは人気のない箇所を選ぶようにしている。万一の場合、自分や家族だけでなく周囲にも甚大な影響を及ぼすので。

↓全体(カラー1)↓4/14,12h57m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓
20sun0414c77ut0357dmn0501lpdensq
↓追記へ続きます↓

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04/13/2020

4/3魚眼星空(謎の光跡)

以前投稿した「4/3未明〜薄明まで」その2:明け方、天文薄明始まり始めた頃の全周魚眼星空画像↓※いずれも画像上が北方向※

↓同、星座線入り↓

↑チマチマと星座線入れるのは結構面倒くさい(苦笑)↑今回、へびつかい座とへび座が初だった。またすぐに忘れてしまいそう、、(-_-;)
★↓謎の光跡が写っていた画像(全体像)★↓

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04/12/2020

4/12太陽Hα像

4/12,9時前の太陽Hα像※4/10,11は欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※本体は無黒点だったが、所々にダークフィラメント影があった。薄雲越しの強行撮影のため淡いものはハッキリしないが西側に1本淡く長い噴出と、その南の噴出が比較的目立っていた。

↓全体(カラー1)↓4/12,8h51m
↓全体(疑似カラー)↓
↓全体(カラー2)↓
↓全体(白黒)↓

↓追記へ続きます↓

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4/12崩壊進むアトラス彗星

4/12未明、薄雲越しに強硬撮影した↓C/2019Y4アトラス彗星(長辺方向トリミング)↓※いずれも画像上が北方向※

消滅?と言う人も居るようだが、彗星の名残?欠片?は未だ残っている。雲と月光の影響で露光時間極端に短く写りも最悪なので何とも言い難いが、崩壊した同彗星の欠片が運動方向に散らばっている?のかも知れない。
↓彗星付近等倍トリミング↓

↑とはいえ、この画像では何とも言い難い(苦笑)↓
↓全体像↓

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04/11/2020

全周魚眼4/3未明→薄明まで

4/9晩。MEIKE6.5mm魚眼が想定外の鋭像を結ぶことが分かり全周魚眼による全天撮りにハマりつつある。(笑)↓星見台隅に自由雲台を設置し、カメラを上へ向けて低速連続撮影モードでバルブシャッターを切れば30露光の撮影を繰り返す。↓その静止画像をタイムラプス動画化したもの↓※いずれも画像上が北方向※

未明の東(画面左)から天の川が徐々に上って来るのが分かる。
富士Xシリーズの場合、最大3時間余でバッテリー切れになり勝手にシャッター落ちるが、その間に予備バッテリーに充電可能なので然程問題はない。↓静止画を比較明で重ねたもの↓

右上、北極星だけがポツンと点像になって写り、その北極星を中心にして他の星が日周運動で移動した分だけ弧を描いている。
↓3時58分、流星が入ったコマ↓

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04/10/2020

アトラス彗星崩壊

4/9晩。既に東空に満月過ぎた月が上がってきていたが、先ごろ崩壊が報じられ気になっていたC/2019Y4アトラス彗星を狙った。↓※いずれも画像上が北方向※

崩壊しているのは間違いないようで、彗星中心部に以前のようなエメラルドグリーンの輝きが全くない。拡散し始めているのは明らか。
↓彗星付近1200ドット平方トリミング↓

↓先月3/20の同彗星(彗星付近、1200ドット平方)↓

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04/09/2020

4/9太陽Hα像

4/9,10時過ぎの太陽Hα像※4/9はタイミング合わず欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※消滅した2759黒点の活動域に残っていた濃いダークフィラメント影が分からなくなっていた。活動域が西縁に近づいたことも原因しているのだろう。周縁の紅炎では前回東縁に比較的目立つ噴出があったが衰えて目立たなくなっていた。非常に淡いが、西縁側に比較的大きく広がる噴出があるようだった。

↓全体(カラー1)↓4/9,10h7m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓追記へ続きます↓

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比較>今年最大と昨年最小の満月

4/7深夜、月齢14.2↓真の満月は翌8日の昼で日本からは見られない。今回の満月は見かけの大きさが今年最大=地球に一番近くなるということで話題になっていた。通常はVixen6cmアクロ屈折(fl=910mm)でちょうど写野いっぱいに月面を収められるが、今回は南北2枚に分けないと収まらない。どうせ2分割で撮るのならと、長光60MAXIアクロマート屈折望遠鏡で撮影した。↓※いずれも画像上が北方向※

最大&最接近の月があるなら、最小&最遠の月がある。調べると、昨年9/14の満月(15.1)が該当し、幸いなことに同日撮影した月画像データが残っていた。
↓昨年9/14月齢15.1(2019年最遠の月)↓

上2枚は同一縮尺で掲載しているが、大きさの違いをより分かりやすくするために両者を重ねてみた。↓
【比較】↓今年最大の月と昨年最小の月↓

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04/08/2020

4/7,ISS国際宇宙ステーション上空通過

4/7夕方、昨日に続きISS国際宇宙ステーションが自宅上空を通過した。前日よりも40分ほど早い通過で空が未だ明るく、広角レンズでの光跡写真は厳しかったが、望遠鏡直焦点による撮影にはさほど影響はなかった。
↓ISS通過中の自宅上空の動画(未だ青空が残っている)↓

※画面上が北方向、左が東方向※分かり辛いが右上(北西)→左下(南東)方向へISSの光跡が破線上に流れる。※
↓同、静止画像↓

↓BKP300反射望遠鏡で栗栖式待ち伏せ法で撮影したISS(国際宇宙ステーション)の姿↓

通過中のISS像↓

↓同2↓

↓同3↓

↓同4↓

↓追記へ続きます↓

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4/7太陽Hα像

4/7,10時の太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※消滅した2759黒点の活動域には濃いダークフィラメント影が未だしっかり残っている。周縁の紅炎では東縁に比較的目立つ噴出があり、他は小さな噴出が点在している状態。

↓全体(カラー1)↓4/7,10h0m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓追記へ続きます↓

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04/07/2020

4/6月齢13.0

4/6晩、満月前の↓月齢13.0を長光60MAXIアクロマート屈折望遠鏡で撮影した。↓)※いずれも画像上が北方向※

↓同、北側部分を1200ドット平方に等倍トリミングしたもの↓

↓同、北側部分等倍2↓中央:虹の入り江、雨の海/右上:プラトー

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4/6晩ISS国際宇宙ステーション上空通過

4/6晩19時半過ぎ。ISS国際宇宙ステーションが自宅上空を通過した。(最接近時は約480km上空)/当初は主砲30cm反射望遠鏡による迎撃も予定していたが、間に合わず断念。魚眼レンズによる通過の全経過撮影のみとなってしまった。( ;∀;)>もう少し用意周到に準備すべきであった。↓
↓ISS上空通過全過程↓(MEIKE6.5mm,FishEye画像)

満月間近の月齢13の月が東天高くに上り始めていて空が明るく、恒星の写りが良くないが、著名な星座が判別できる。画面上が北方向、左が東方向。(画像を左クリックして等倍像でみると)西にポツンと明るいのが金星でその直ぐ右に「すばる」が写っている。冬の大三角が西に傾いているのが分かる。
↓上の静止画像7枚で無理矢理パラパラ動画に仕立てたもの↓(YouTube)

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04/06/2020

4/6太陽Hα像

4/6,14時過ぎの太陽Hα像※4/5はタイミング合わず欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※欠測した昨日、新黒点2759は残念ながら消滅したようで無黒点に戻ってしまった。周縁の紅炎では西縁に比較的目立つ噴出あるものの、他方向は小さな噴出があるだけでまたも寂しい状態に戻った気がした。
↓全体(カラー1)↓4/6,14h10m
↓全体(疑似カラー)↓
↓全体(カラー2)↓
↓全体(白黒)↓
↓追記へ続きます↓

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04/05/2020

4/3未明、北空の2彗星

4/2のISS月面通過迎撃後(4/3掲載)、自宅へ戻り撮影データを移し替え。そのまま処理を終わらせたかったが、晴れているのでいったん止めて星見台へ。C/2019Y4彗星が気になっていた。月明かりが西に残る中で撮影開始したのは日付が替わってからだった。↓
↓C/2019Y4アトラス彗星↓(長辺方向若干トリミング)※いずれも画像上が北方向※

↓同、彗星付近等倍トリミング↓

アトラス彗星は日を追うごとに明るく(大きく)写るようになっている印象。
この後、別のものを対象に選んで撮影をした後、午前3時を回ってからC/2017T2パンスターズ彗星を狙った。周極星としてひと晩中見えるので未だ高さがあるうちに撮った方が良いが、ISS迎撃で夜半前は無理。夜半過ぎると彗星が北極星の下の一番低い位置を通過(下方通過)し始める。星見台から北には自宅があるため低い位置は無理。一番低い位置を通過し終わって、、というか、自宅の影から姿を見せ始めるのを待って撮影した。↓
↓C/2017T2パンスターズ彗星↓(長辺方向若干トリミング)

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4/4太陽Hα&可視光像

4/4,11時前の太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※可視光像を見ると新黒点2759の左にまた小さな新黒点現れていた。NICT情報ではJST9時半頃、この近くで小規模フレアが発生したという。拙画像はその約1時間半後の撮影で2759群の周囲が明るく光っているように見える。周縁の紅炎は昨日と大きな違いは無く、東側に明るいピラミッド状の噴出が目立っている。

↓全体(カラー1)↓4/4,10h56m

↓全体(疑似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓全体(可視光)↓

↓2759黒点付近(可視光)↓

↓追記へ続きます↓

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04/04/2020

すばるへ超接近中の金星、ほか

4/3晩。西空に見える金星のことを「宵の明星」とも言うが、21時過ぎて「宵」とは言い難い時間帯でも沈まない。その金星が「すばる」(M45プレヤデス星団)と超接近した。今宵4/4は突入状態になる筈だが、残念なことに雲が空一面を覆っていて見えそうにない。西洋神話ではプレヤデスは6人(7人)姉妹、ヴィーナスは文字通り美しい女神。この両方が重なるということは、正に超美女軍団!?(笑)↓
↓すばる(上=北)と金星(下=南)↓

撮影したのは20時を回っており、両者とも低くなっていたが医王山に隠されるまで未だ十分余裕があった。
↓続いて、空高く上っている月齢10の月を狙った(全体像)↓

↓同、北側等倍トリミング↓

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4/3太陽Hα&可視光像

4/3,卯月最初の太陽Hα像※4/1.4/2は欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※先月末現れた新黒点は2759の番号が付けられた。北側中緯度にあり中央子午線付近へ達し、可視光像では小さいのが2つ写っている。Hα光ではダークフィラメント影が彼方此方見られる。/周縁の紅炎では東方向に明るいピラミッド状の噴出が見事で目立っている。他には小さなトゲ状の噴出が点在している。

↓全体(カラー1)↓4/3,10h13m
↓全体(疑似カラー)↓
↓全体(カラー2)↓
↓全体(白黒)↓
↓全体(可視光)↓
↓2759黒点付近(可視光)↓

↓追記へ続きます↓

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04/03/2020

4/2,ISS国際宇宙ステーションの月面通過

4/3晩、ISS国際宇宙ステーションが上弦を過ぎた月齢9.1の月の前を横切った。↓
↓動画像↓(YouTube)

※開始後2秒過ぎ辺りで、やや右上(北西)→やや左下(南東)方向へISSの影が鳥のようにサーっと通り過ぎる。※
↓全体像↓

↓北西側等倍トリミング画像↓(通過前半)

↓南東側等倍トリミング画像↓(通過後半)

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04/02/2020

NGC5128ケンタウルスA

3/18晩、我が家からはほぼ南限にあたるω星団を狙おうとしたが、既に隣家の屋根に隠される寸前で諦めるしかなかった。※そこで、その少し上(北)に位置するケンタウルスA(NGC5128)に目標を切り替えた。それでも低空なので透明度も解像度も芳しくなかったが何とか捉えることはできた。↓
↓ケンタウルスA(NGC5128)↓

↓長辺方向トリミング画像↓

↓1500ドット平方トリミング画像↓

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04/01/2020

3/18,M64黒眼星雲

【おことわり】4/1記事ということで最後に嘘ネタ※が入ります。m(_ _)m
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3/18晩、ATLAS彗星の後で撮影したM64黒眼星雲(かみのけ座)↓
↓M64全体像↓

M64の特徴的な濃い暗黒帯を初めて発見・指摘したのはウィリアムハーシェルとされ、黒眼星雲の名が付いた。同星雲の内側と外側の星間物質の流れが逆であることが観測で判明しており、過去に2つの系外星雲が衝突した形跡とされる。
↓長辺方向トリミング画像↓

↓等倍トリミング画像↓

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