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September 2020の記事

09/30/2020

9/30雲間の太陽Hα像

9/30,13時過ぎの太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※昨日同様雲間からの太陽観察となったが、何とか薄雲越しだけは避けることが出来た。/2773活動域と南側の新小黒点は消滅して見えなくなったらしいが、今回も可視光像を撮る余裕は無かった。/薄雲越しではないので周縁の紅炎も、さしたる苦も無く写ったが、今日も目につくような噴出は見当たらず。比較的西側が活気あるように感じた。=東側は極小サイズしか見当たらなかった。
↓全体像(カラー1)↓13h22m

↓同(白黒)↓

2773黒点活動域は子午線をまたぎ西側へ回り始めた。
↓Hα全体像(カラー2)↓

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09/29/2020

9/29薄雲越し太陽Hα像

9/29,14時過ぎ、薄雲越しの太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※朝から晴れてはいたが雲も多くタイミング合わないまま昼が過ぎた。14時を回ってようやく薄雲越しに太陽を捉えることはできた。薄雲のため背景ムラが生じ見苦しい画像になってしまった。これも記録ということでご容赦を。
2773活動域(画面上の破線赤丸)と南半球の小黒点(右の点線赤丸)はいずれも消えているらしい。少しでも雲が薄く太陽光がはっきりする時を狙っていたので可視光像まで撮る余裕無く、可視光による確認はできなかった。これとは別に中央南に新たな小黒点発生(画面中央下の破線赤丸)とのことだったが、これも確認できず未詳。/周縁の紅炎は、彼方此方小規模な噴出あるようだが薄雲に阻まれ詳細不明。一時は今日の観察諦めようかと思ったほど。
↓全体像(カラー1)↓14h13m

↓同(白黒)↓

上破線赤丸=2773黒点活動域付近/点線赤丸=小黒点の活動域:いずれも消滅?中央下の破線赤丸は新たな小黒点が生まれた辺り?
↓Hα全体像(カラー2)↓

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09/28/2020

9/28太陽Hα&可視光像

9/28昼の太陽Hα&可視光像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※Hα像で2773活動域は目立つが、肝心の黒点は可視光像でも有るような?無いような?(破線赤丸)状態。また、本体中央より南西側に微小黒点ありとのことで該当箇所にHα像では小さな白斑を伴う活動域あるが、可視光画像に黒点らしき影(点線赤丸)写らず。/周縁の紅炎は、昨日同様、北東縁の噴出が目につく程度だった。
↓全体像(カラー1)↓12h57m

↓同(白黒)↓

↓可視光全体像(白黒)↓13h7m

破線赤丸=2773黒点活動域付近/点線赤丸=無番号微小黒点の活動域
↓Hα全体像(カラー2)↓

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09/27/2020

9/27太陽Hα&可視光像

9/27昼過ぎの太陽Hα&可視光像※9/25,9/26は天候不良で欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※朝から雨混じりの天候だったが、昼頃に回復し、雲の切れ間から観察できた。その後、再び曇雨天。/新黒点2773の活動域は確認できるが肝心の黒点は超微小らしく可視光像でも確認できなかった(破線赤丸内)。また、9/24南西に現れた無番号小黒点は消滅したのか痕跡不明に終わった。/周縁の紅炎で大きな噴出は無く、強いて挙げれば北東側の噴出ぐらいだった。
↓全体像(カラー1)↓13185m

↓同(白黒)↓

↓可視光全体像(白黒)↓破線赤丸=2773黒点活動域付近

↓Hα全体像(カラー2)↓

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すばる(Starnet++試行)

秋雨前線の停滞により曇雨天が続く。=>(2日連続で掲載した球状星団画像も含め)溜まっていた星画像の処理にようやく手を付けることができた。今回はお盆最終日の晩に撮ったM45すばる↓久しぶりにStarnet++を利用した。
↓M45すばるA↓※いずれも画面左が北方向※

ぱっと見これで良い気もするが、等倍像で見るまでも無く背景にザラツキが残り汚い。
↓同B↓比較明合成

※背景に誤魔化しきれない不自然なムラが生じている。orz
↓同C↓スクリーン合成↓

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09/26/2020

8/16球状星団M10,M12

8/16晩、南西空に回り始めた球状星団をステラショットの撮影予約機能を利用して自動撮影した。
の続き>その2:へびつかい座の球状星団M10↓
↓M10↓(長辺方向トリミング)

↓同、中央部2048ドット平方等倍トリミング↓

M5はへびつかい座の球状星団で、光度7.3等級、視直径 8′、太陽系から14,300光年の距離。
【データ】M10/2020年8月16日21時10分〜(30秒20枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/BORG100ED(fl=400mm)/EM200赤道儀ステラショット制御@自宅星見台HANA
↓M12↓追記へ続きます↓

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09/25/2020

8/16球状星団M5.M9

(1か月以上前で恐縮だが)8/16晩、南西空に回り始めた球状星団をステラショットの撮影予約機能を利用して自動撮影した。先ずは、へび座の球状星団M5から↓
↓M5↓(長辺方向トリミング)

↓同、中央部2048ドット平方等倍トリミング↓

M5はへび座の球状星団で、北天ではM13に次ぐ明るさ=光度6.7等があり、視直径は13′
【データ】M5/2020年8月16日20時45分〜(30秒11枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/BORG100ED(fl=400mm)/EM200赤道儀ステラショット制御@自宅星見台HANA
↓M9↓追記へ続きます↓

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09/24/2020

9/24太陽Hα&可視光像

9/24,昼前の太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※停滞前線の影響?で諦めていたが昼前に晴れ間があり今日も観察できた。これで6日間連続。/東縁に現れた新黒点には2773の番号が付いた。ただ、可視光像もHα像でも周囲の白斑は分かるものの黒点自体は超微小で見落としそう(実線赤丸大)。また、これとは別に中央より南東へ寄った辺りに小黒点が現れていた。未だ番号は無いが、此方の方は小口径屈折可視光像でもちゃんと黒い影が写っていた(実線赤丸小)。/周縁の紅炎で目立つ噴出は無いが、西縁ひょろっと高く伸びた噴出、東縁にはごく淡いながらもループ型噴出があった。
↓全体像(カラー1)↓11h55m

↓同(白黒)↓

↓可視光全体像(白黒)↓赤丸大=2773黒点、赤丸小=無番号新黒点11h34m

↓Hα全体像(カラー2)↓

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09/23/2020

9/23太陽Hα像

9/23,11時前の太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※5日間連続しての太陽観察。(明日は天気崩れて駄目そう)/白っぽい空ではあったが高層雲に阻まれず=影響受けずに済んだ。/北東縁の活動域に25期新黒点(未だ番号無し)が現れたとのこと。ただ、可視光像を撮る余裕無く、Hα像では判然としなかった。昨日と違って周縁の紅炎噴出もあっさり写った。その中で一番大きかったのは南西縁の噴出、次に北東縁、南東縁、北西縁の順?。やはり雲さえ邪魔しなければちゃんと(紅炎が)写ることを再確認できた。
↓全体像(カラー1)↓10h50m

↓同(白黒)↓赤丸枠内が新黒点付近

↓同(カラー2)↓追記へどうぞ↓

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09/22/2020

9/22雲越し太陽Hα像

9/22,9時過ぎの太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※連休4日間全て太陽観察できた。それは良かったが、またも高層雲に阻まれたため最悪の結果となった。バックが白んでしまい紅炎噴出が埋もれてしまったのが特に痛い。そこで、今回は紅炎噴出がある箇所を赤丸マークで囲んだ。無黒点続いているが、北東縁に新活動域が現れ始め、白斑部分が姿を現し始めたとのこと。画面左隅(東縁)にそれと思しき箇所あるようにも思うが、判然とせず。
↓全体像(カラー1)↓9h11m

↓同(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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09/21/2020

9/21昼の太陽Hα像

9/21昼過の太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※昨日は雲越しのため小さく淡い紅炎は殆ど確認できなかったが、今日は雲に邪魔されず観察できた。相変わらず無黒点ながら、紅炎は小さいのがあちこち噴いていた。その中で一番大きいのは南東縁の噴出で、東縁にもごく淡いが比較的大きな噴出が確認できた。NICT情報によれば北東縁から新黒点が現れそうとのこと。
↓全体像(カラー1)↓12h56m

↓同(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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09/20/2020

9/20雲越し太陽Hα像

9/20昼過ぎの太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※昨日と変わらず今日も無黒点。周縁の紅炎も目につく噴出が何処にも見当たらない。強いて言えば南東側に小さな噴出がある。他にも淡く小さな噴出ある筈だが、高層薄雲越しのため周縁部レベルが通常よりもかなり高く、それに埋もれてしまったと思われる。
↓全体像(カラー1)↓13h22m

↓同(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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09/19/2020

9/19太陽Hα像+BGフィルター交換試写

9/19,9時過ぎの太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※今日も無黒点。周縁の紅炎も目につく噴出が何処にも見当たらずとても寂しい状態。/今回は曇り?滲み?発生が気になるBGフィルター(以下、「本家」)のスペアとして中華から届いた非純正BGフィルター(以下、「分家」と)を使って試写した画像を載せる。
↓全体像(カラー1)↓9h7m

↓同(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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09/18/2020

ぐんぐん近づく火星

9/2未明、9/9未明、9/14未明、9/16未明の火星を並べてみた。見かけの大きさが同じになるように同一機材&拡大率も統一した。
※いずれも望遠鏡視野に合わせた逆像表示=画面上が南、右が東方向になっている※

↓【9/2未明】↓

↓【9/9未明】↓


僅か半月余りの間にも、
火星が日に日に大きく=地球へ近付いていること、
火星が徐々に丸く膨らんできていること、
南極冠(の火星本体に対する割合)が少しずつ
小さくなっていること、
が分かるかと思う。

最接近日は来月6日(10/6)だが、小口径望遠鏡でも
極冠や大シルチス(9/15画像中央付近)など、主な
地形模様が観察可能な大きさに達している。

↓【9/14未明】↓

↓【9/16未明】↓

【共通データ】日時は画像上部に記載済み Profile=Mars
Scope=C11 x3Barlow(BORG) ADC Camera=ASI224MC Filter=L
Profile=Mars Diameter=20.99" Magnitude=-2.16 CM=289.6°
FocalLength=11250mm(F/40) Resolution=0.07" Date=150920
Duration=120.000s FramesCaptured=17824 Filetype=SER
Binning=1x1 Bitdepth=12bit Debayer=no ROI=384x380
ROI(Offset)=520x352 FPS(avg.)=148 Shutter=6.626ms
Gain=285(47%) AutoHisto=75(off) Brightness=1
Gamma=50 USBTraffic=100 WBlue=95 WGreenOffset=0(off)
WRed=52 Histogramm(min)=1 (max)=2690 Histogramm=65%
Noise(avg.deviation)=n/a eADU=0.176 Limit=120Seconds
Sensor temperature=29.5°C
Observer=Kenji_Yoshio Location=Nanto_City TOYAMA_Pref.

掲載順が逆になってしまったが、9/13未明の火星画像↓

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09/17/2020

9/16未明の火星

前回9日の投稿からさらに1週間後9/16未明の火星。さらに大きさが増しているのが直ぐに分かった。上り始める時間帯も早くなっており21時頃には東空に明るく赤い色で輝いている。来月初めの最接近時はさらに早く日没後空が暗くなる頃には東空に姿を見せる。

↓【1】UT15h1m↓

↓【2】UT15h3m↓

↓【3】UT15h6m↓

↓【4】↓UT15h12m↓

↓【5】UT15h22m↓

↓【6】UT15h30m↓

↓【7】UT15h35m↓

↓【8】UT15h41m↓

↓【9】UT15h47m↓

↓【10】UT15h55m↓

↓【11】UT16h1m↓

【データ】Profile=Mars(時刻は各画像記載)
Scope=C11 x3Barlow(BORG) ADC Camera=ASI224MC Filter=L
Profile=Mars Diameter=20.99" Magnitude=-2.16 CM=289.6°
FocalLength=11250mm(F/40) Resolution=0.07" Date=150920
Duration=120.000s FramesCaptured=17824 Filetype=SER
Binning=1x1 Bitdepth=12bit Debayer=no ROI=384x380
ROI(Offset)=520x352 FPS(avg.)=148 Shutter=6.626ms
Gain=285(47%) AutoHisto=75(off) Brightness=1
Gamma=50 USBTraffic=100 WBlue=95 WGreenOffset=0(off)
WRed=52 Histogramm(min)=1 (max)=2690 Histogramm=65%
Noise(avg.deviation)=n/a eADU=0.176 Limit=120Seconds
Sensor temperature=29.5°C
Observer=Kenji_Yoshio Location=Nanto_City TOYAMA_Pref.
↑各画像を見ると、UT15時30分以降比較的良好な印象。今回も撮影コマの約4分の1(25%)しかコンポジットに利用できなかった。2時台前半も少し撮影したが、あまりパッとしない感じだったのと平日で業務に影響出ては困るので終了>今も未処理のまま放置状態。
-------------------------------------------------------------
<龍吉>!(^^)!思い切って1ショット120秒に延長し、ROI切り詰め140fps以上を確保=約17000コマを得ることにした。(^_-)-☆
<はな>=^_^=火星の場合Derotation無しで行けそうと判断し、仮処理と撮影を並行させたニャり≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U火星が次第に明るく大きくなっていることを実感した。秋は火星中心になりそうだワン▽・。・▽

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09/16/2020

9/16太陽Hα像

9/16,13時過ぎの太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※無黒点。周縁の紅炎も昨日より淡く小さくなり寂しくなった印象。ただ、若干東側の噴出多くなった気がするのがちょっぴり安心材料?。東縁と北西縁に淡い噴出が上がっていた。
↓全体像(カラー1)↓13h11m

↓同(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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09/15/2020

9/15太陽Hα像

9/15,10時半の太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※昨日北西側にあった小黒点は成長せず見えにくくなった(赤色破線丸枠付近)らしい。黒点番号は未だ付いていないが、無名のまま西縁へ隠れるのかも?見えなければ仕方ない。時間に余裕なく、可視光画像を撮影・確認するに至らず。/北西側の噴出はあっさり目視確認できた。その反対側=南東側には互いに少し離れて3本の噴出が上がっていた。
↓全体像(カラー1)↓10h28m

↓同(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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09/14/2020

9/14太陽Hα像

9/14,午後の太陽Hα像※9/13はタイミング合わず欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※無黒点?というか、欠測した昨日南西側に小黒点発生したらしい。その痕跡だけは確認できた(赤▲)。替わって北西側に新小黒点の情報あり。これもその箇所だけ判明したが、雲間の観察だったため時間に余裕なく、可視光画像を撮影・確認するに至らず。周縁の紅炎は、一昨日東側に確認できた噴出が見当たらず、よほど淡くなってしまったか?衰えたか?。さほど大きくは無いが北西側の噴出が比較的目についた。
↓全体像(カラー1)↓14h32m

↓同(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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09/13/2020

9/12雲間の88Pハウエル彗星

9/12夕、南西低空の88Pハウエル彗星をようやくにして捉えることが出来た。↓
↓【1】20秒×29枚コンポジット↓

※比較的雲の影響の少ないコマ29枚で合成した
↓【2】初めの頃11枚コンポジット↓

※雲の影響で画面にムラが生じている
↓【4】終わりの頃11枚コンポジット↓

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09/12/2020

9/12太陽Hα像

9/12,9時過ぎの太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※引き続き無黒点。昨日、淡いながらも大きく広がった噴出が南東縁に上がっていたが、今日は少し衰えたのか小さくなっていた。ただ、本体のダークフィラメント影とつながって見える箇所が見られた。東縁9時方向付近の噴出は起毛同様、目視確認できた。
↓全体像(カラー1)↓9h18m
↓同(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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09/11/2020

9/11太陽Hα像+オマケ

9/11朝の太陽Hα像※9/10は天候不良で欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※無黒点が続く。周縁の紅炎も目につくような明るく大きな噴出は見当たらない。ただ、南東縁に淡いながらも大きく広がった噴出が上がっており、画像処理してみるとなかなか見応えのある形状をしていた。
※後のオマケは、明け方の東天。ひょっとしたら未明から晴れる?火星観察出来るやも?と思っていたのに、完全に寝過ごしたため、悔し紛れに東天の金星をニコワンで超横着撮影したもの。(-_-;)
↓全体像(カラー1)↓8h54m
↓同(白黒)↓
↓同(カラー2)↓

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09/10/2020

9/9未明の火星

来月6日の最接近tを控えた火星がぐんぐん大きくなっている。2年前は大接近で地球へ5千数百万kmまで近づいたが、南中時の火星高度が低く上空大気状態に左右されたことや、梅雨が明けていよいよという時になって火星自体に大砂嵐が発生し、表面模様が殆ど見えなくなってしまい残念な結果に終わった。
今年はこの大接近より約500万kmほど遠い中接近だが、前回よりもぐんと位置が高く上空大気の影響が少ない。また火星自体に未だ砂嵐が起きていない。9月に入り一段と明るく大きくなっているのでうまくいけば11月いっぱいまで条件よく観察できると思われる。小口径望遠鏡でも白い南極冠や大シルチスなど主な模様は確認できる筈である。

↓【1】SER動画100秒×3shot,Derotation画像0h39-46m↓

↓【2】SER動画100秒×3shot,Derotation画像1h02-06m↓
追記へ続く↓

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09/09/2020

9/9太陽Hα+オマケ

連日似たような太陽Hα観察記録=地味な内容が続いてますが、「科学は観察記録の蓄積から」ということでご容赦を。m(_ _)m
9/9朝の太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※相変わらず無黒点。周縁の紅炎も目につくような噴出は見当たらない。太陽東側(左側)は、これから我々地球側へ回って来るので気にかけるようにしている。
※後のオマケは、青空下の月。小六理科の教科書に「昼間に月が見える」という内容があるそうで。
↓全体像(カラー1)↓8h18m

↓同(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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9/8太陽Hα像+おまけ

9/8,8時過ぎの太陽Hα像※9/7は天候不良で欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※無黒点。南東側に新小黒点?とのことだったが、小口径では不詳。可視光像は撮らなかった。北半球側に展開していた活動域が西縁へ隠れ始めており、それと関係あるのか不明だが、北西縁に高さは無いものの広がりのある噴出が上がっていた。

↓全体像(カラー1)↓8h11m
↓同(白黒)↓
↓同(カラー2)↓
↓同(疑似カラー)↓
追記へどうぞ↓

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09/07/2020

9/1木土

9/1晩の木星と土星。Derotationしたもの2枚と、それに使用した1ショット画像を並べて載せます。先ずは(撮影順では無く)人気優先で土星から。↓

↓土星Derotation・1↓

↓同、Derotation・2↓

↓1shot画像21h49m↓

↓同、21h52m↓

↓同、21h55m↓

↓同、21h57m↓

カシニ空隙外側のA環内にエンケ空隙が存在する。掲載画像のエンケもどき?細いリング写っているが、十中八九偽物と思われる。なぜなら上空大気の揺れで撮影中カシニ空隙が絶えず波打っていたから、、(-_-;)

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09/06/2020

CMOS対デジイチ(9/6太陽Hα)

9/6午前の太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※超久しぶりにCMOSカメラ(178MM)を使用してみた。『何でも実際にやらないでいると忘れてしまう』が持論で、ここ1,2年というものCMOSによる太陽観察を全くしていなかったから。(比較のためCMOSカメラ178MM,デジイチLumixG7の画像を並べた)
本日も無黒点。周縁の紅炎は南西側に炎のような形状の噴出、東縁に小さな噴出がある程度。画の精細さで178MMの方に分があることがお分かりいただけるだろうか?
(どの画像もクリックすると別窓等倍表示され、比べやすいかと思う)

↓全体像(カラー)178MM↓
↓同左、LumixG7↓
↓同(白黒)178MM↓
↓同左、LumixG7↓
追記へどうぞ↓

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09/05/2020

9/5太陽Hα像

9/5,9時過ぎの太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※前日9/4南東縁に新小黒点?との情報得た。が、痕跡は見つかれど無黒点。周縁の紅炎は南西側に淡いなからも広がりのある噴出を確認できた。
(続編で投稿するが)8月末頃からのLUNT太陽望遠鏡不調の原因が判明し、スッキリ明るく見えるようになった。撮影時のピント合わせも楽にできるようになった。
↓全体像(カラー1)↓9h11m

↓同(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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LUNT鏡復活再生

9/5,9時過ぎの太陽Hα像(番外:LUNT太陽鏡復活再生編)
※画像をクリックすると別窓に拡大表示※太陽・月撮影用に使っているカメラ(LumixG7)が不調では観察に支障が、、ということで、久しぶりにCMOSカメラ(ASI178MM)で試写してみた。↓全体像(白黒L)↓※南東部完全露光オーバー(白飛び)※
↓以下、部分拡大

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09/04/2020

9/4太陽Hα像

9/4,9時過ぎの太陽Hα像※9/3はタイミング逃し欠測※画像をクリックすると別窓に拡大表示※無黒点が続いている。周縁の紅炎も淡いか、小さいものしか見当たらず、とうとうLUNT望遠鏡が逝かれたか?と思ったほど。否、近頃不調のカメラが壊れたのかも知れない。>撮影時のモニター像が暗く、記録された画像も暗い。映し出される画像が暗いためピント合わせもやり辛くなっている。設定をリセットしても改善しないので困っている。殆ど太陽オンリーなので、撮像素子に負担がかかり音を上げてしまったのだろうか?
↓全体像(カラー1)↓9h16m

↓同(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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09/03/2020

今までで一番の火星

9/2未明の火星画像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※太平洋高気圧のお陰でメチャクチャ暑い代わりに、この晩も大気状態は落ち着いていた。ただ、南に低い木星や土星はそれほどでもなかった。それぞれ1,2セット撮り、その場で初期処理してみたが、あまりパッとしないが、それほど酷い大気状態でもない。ルーフ越しに火星が東空を上り始めているのが見えた。平日晩なので無理はできないが、日付替わる頃まで待って撮影した。その頃になれば高度も上がり、揺らぎの影響をあまり受けない。

↓9shot Derotation↓

↓7shot Derotation↓

5shot Derotation↓

↓3shot Derotation↓

↓以下1shot画像↓0h33m

↓0h35m↓

追記へ続きます

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09/02/2020

9/2太陽Hα像

9/2朝の太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※今日も無黒点。昨日、東縁にあった淡いながらも高さのある紅炎は見えなくなっていた。残念。幸いにも西縁の大きく広がる噴出は未だ残っていた。北半球子午線付近を中心に引き続き活動域が大きく広がっている。
↓全体像(カラー1)↓8h25m

↓同(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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9/1太陽Hα像

9/1昼過ぎの太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※9月最初の太陽観察は午後になった。黒点は無かったが、東縁に淡いながらも高さのある紅炎噴出。西縁にも昨日に引き続き大きく広がる噴出があった。
↓全体像(カラー1)↓13h50m

↓同(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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