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09/10/2020

9/9未明の火星

来月6日の最接近tを控えた火星がぐんぐん大きくなっている。2年前は大接近で地球へ5千数百万kmまで近づいたが、南中時の火星高度が低く上空大気状態に左右されたことや、梅雨が明けていよいよという時になって火星自体に大砂嵐が発生し、表面模様が殆ど見えなくなってしまい残念な結果に終わった。
今年はこの大接近より約500万kmほど遠い中接近だが、前回よりもぐんと位置が高く上空大気の影響が少ない。また火星自体に未だ砂嵐が起きていない。9月に入り一段と明るく大きくなっているのでうまくいけば11月いっぱいまで条件よく観察できると思われる。小口径望遠鏡でも白い南極冠や大シルチスなど主な模様は確認できる筈である。

↓【1】SER動画100秒×3shot,Derotation画像0h39-46m↓

↓【2】SER動画100秒×3shot,Derotation画像1h02-06m↓
追記へ続く↓

続きです

↓【1】Derotationに利用した各1shot,0h39m↓

↓同2↓0h41m↓

↓同3↓0h46m↓

データ【1】Profile=Mars
Diameter=20.02" Magnitude=-1.99 CM=2.4°
FocalLength=11450mm(F/40) Resolution=0.07"
Date=080920 Start(UT)=154102.969 Mid(UT)=154152.968
End(UT)=154242.968 Duration=99.999s
FramesCaptured=15064 File type=SER Binning=1x1
Bit depth=12bit ROI=384x380 ROI(Offset)=464x296
FPS(avg.)=150 Shutter=6.626ms Gain=280 (46%)
Brightness=1 Gamma=50 WBlue=95 WGreenOffset=0(off)
WRed=52 Histogramm(min)=1 Histogramm(max)=2842
Histogramm=69% Noise(avg.deviation)=n/a eADU=0.047
Sensor temperature=32.5°C
Observer=Kenji Yoshio Location=Unknown_City
Scope=C11,BORGx3Barlow,ADC Camera=ZWO ASI224MC
↓【2】Derotationに利用した各1shot,1h02m↓

↓同2↓1h04m↓

↓同3↓1h06m↓

データ【2】Profile=Mars
Diameter=20.03" Magnitude=-1.99 CM=7.9°
FocalLength=11400mm(F/40) Resolution=0.07"
Date=080920 Start(UT)=160343.084 Mid(UT)=160433.085
End(UT)=160523.087 Duration=100.003s
FramesCaptured=13108 Binning=1x1 Bit depth=12bit
ROI=352x350 ROI(Offset)=488x312 FPS(avg.)=131
Shutter=7.626ms Gain=275(45%) Brightness=1
Gamma=50 WBlue=95 WGreenOffset=0(off)
WRed=52 Histogramm(min)=1 (max)=3273
Histogramm=79% SensorTemperature=32.1°C
↑各画像を見ると、一部を除き後半画像【2】の方が比較的良好なようだ。上空大気は終始細かな速い揺れがあり、時々ピンボケ方向の揺らぎが混ざっていた。そのため、撮影コマの約4分の1(25%)しかコンポジットに利用できなかった。後半の方が比較的マシだったのは高度が上がりつつある状況だったからか?と予想している。
★☆あまり話題になってないが☆★
今回は2年前の大接近時よりも500万km遠いだけで、南中高度は前回とは比較にならぬほど十分に高く、ある意味条件が良い。>次に同じような距離6000万km台まで近づくのは何と13年後の2033年、5000万km台の大接近はさらにその2年後2035年まで待たなくてはならない。そういう意味で中接近とはいえとても希少な機会と言える。
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<龍吉>!(^^)!一にロケ、ニにロケ、三四が無くて五にロケを実感するが、撮影コマ数を稼ぐことも大切。(^_-)-☆
<はな>=^_^=火星の場合は自転運動がそれほど速くないのでDerotation無しでもOKみたいだニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U確かに。ピントは写真の基本だが、すんなり合焦できない晩は上空大気状態も宜しくないワン▽・。・▽

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