CMOS対デジイチ(9/6太陽Hα)
9/6午前の太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に拡大表示※超久しぶりにCMOSカメラ(178MM)を使用してみた。『何でも実際にやらないでいると忘れてしまう』が持論で、ここ1,2年というものCMOSによる太陽観察を全くしていなかったから。(比較のためCMOSカメラ178MM,デジイチLumixG7の画像を並べた)
本日も無黒点。周縁の紅炎は南西側に炎のような形状の噴出、東縁に小さな噴出がある程度。画の精細さで178MMの方に分があることがお分かりいただけるだろうか?
(どの画像もクリックすると別窓等倍表示され、比べやすいかと思う)
↓全体像(カラー)178MM↓ | ↓同左、LumixG7↓![]() | ↓同(白黒)178MM↓![]() | ↓同左、LumixG7↓![]() |
続きです
先ずはUSB3.0認識されず2.0のまま。これでは転送スピード上がらない。fps=7程度では仮に500コマ動画を得るのに70秒以上かかる。太陽活動は見る見るうちに変わる場合あるのでなるべく短時間にしたい。LumixG7はfps=30なので17秒で500コマ越す。
取り敢えずノートPCにUSB3.0認識させることから始まった。FireCapture2.7Beta版に更新。何とか3.0認識に成功すると全画面転送でも30fpsになった。後は、普段の遊星撮影と然程変わらず、何とかなった。やれやれ。解決してみれば何ということは無いが、こうしたちょっとしたことで大きく撮影環境が左右されてしまう。
他には、PCの場合画面と望遠鏡が離れるので、ピント合わせがデジイチのLVF拡大で合わせるよりも面倒で精度が上がらない。など、やはりPC必須のCMOSカメラは本撮影に入るまで何かと手間取るのが一番の難点。太陽観察の日常化という視点で考えると、ササっと望遠鏡とデジイチだけで済ませられる方が優位なのは間違いない。=>今後も太陽観察はLumixG7利用をメインとしたい。
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