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10/23/2020

小惑星18399テントウムシ

この秋は接近した火星に集中したが、その火星の外側、木星との間に小惑星帯があることをご存知の方も多いはず。その中から所属天文同好会の名を冠した小惑星「テントウムシ」が火星同様観察好機であると知り、10/19深夜、火星観察後に望遠鏡を向けた。↓
↓10/19小惑星18399(テントウムシ)比較明:中央部トリミング↓

※周囲の恒星脇の数字は等級を、赤→は小惑星テントウムシの移動方向を表す。左右両端の明るい恒星下の数値は、その恒星の赤経(RA),赤緯(DEC)を表す※
↓同、全体画像↓

この画像から、テントウムシのおよその光度は15等後半と見積もった。(画像上の16等星よりは明るく15等前半よりは暗い)
※テントウムシの光跡が一様でなく及び破線状なのは、前半は雲通過で像が淡くぼやけ、途切れた箇所は背景の恒星がブレて合成に使用できないため。
↓同、中央付近トリミング:加算平均(Average)合成↓

↓同、全体像↓(加算平均)


※比較明(上)画像に比べて暗い恒星がハッキリ写っている反面、撮影中に移動している小惑星テントウムシは暗くなって見える(約17等後半)。
↓同、1枚画像↓(中央部トリミング)

いわゆる観察用としては1枚画像が適する。理由は、上の比較明と加算平均の相違による。強いて合成画像を用いるなら=光度を知るためなら、比較明合成で臨むべき。加算平均(Average)は画全体をクッキリさせるのには効果的。
↓撮影中のステラショット画面↓

※画中の赤い円、数字は後から記入※
15,6等と暗い天体を目視確認するには暗い空と鋭眼をもってしても口径30cm級が必要になり、時間をおいて移動確認必須となる。しかし、相反則不規のないデジタル写真を利用すれば、このようにさほど時間をかけずに確認できる。天体の自動導入装置は既に30年程前には登場していたが、試写画像から実写方向を判定し適切に写野中央へ修正する導入補正機能はここ数年前の技術による。もはや光学ファインダーは不要となり、電脳機器のお陰でアマチュア素人天文家でもササっと目標天体を導入できる時代になった。
【データ】2020年10月19日23時5分〜24時過ぎ(30秒露光25枚1枚)/ASI1600MCC(-10℃,Gain450,Gamma50,FIT-TIF)/C11+0.75RD(fl=2100mm)/NJP赤道儀ステラショット制御@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)久しぶりにテントウムシと再会できた。今回は比較的かんたんに検出できたので良かった。(^_-)-☆
<はな>=^_^=短時間でも意外と移動が速いことをあらためて感じた。電脳機器のお陰だニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U何と!「小惑星テントウムシ」で検索すると、かのウィキペディアにも登場することが判明。凄いワン。▽・。・▽


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