December 2020の記事
12/31/2020
12/30/2020
2020(子)を振り返る>12月
★★★【12/21】約400年ぶり土星木星超接近★★★
今日は冬至。1年で一番昼が短い、、、それよりも、約400年ぶりに土星と木星が(見かけ上)超接近する日。昨日までは寒波に見舞われ雪との格闘で、ほぼ完全に諦めていたが、昼近くには太陽を垣間見られるまで回復し、多少可能性が出てきた。
夕方、雲間に少し青い箇所あり、急遽機材を準備した。自宅からでは南西方向に杉林が視界を邪魔するため、近くの見晴らし効く原っぱへ出かけた。雲間からチラッと木星が見える瞬間がある。
☆彡急ぎBORG125ED屈折を準備した。機材設置からピント合わせまでがもどかしい。雲間から見えた上弦前の月でピント合わせをした。再び土星&木星が見えた方向へ向け直し、雲から出てくるのを待って撮影。
↓超接近中の木星(下)と土星(上)文字無し画像↓
↓同、文字入り拡大像↓
C=カリスト、G=ガニメデ、I=イオ、E=エウロパ/雲に邪魔されたか?カリストが暗く何とか存在確認できる程度。
>ガリレオ衛星と(あわよくば)タイタンを狙うため、感度を上げてシャッターを遅くして次の1ショットを取り始めた途端に雲が邪魔をした。結局、得られたのは土星本体に露出を合わせた最初の1ショットのみ。仕方ないので同ショットから無理矢理ガリレオ衛星が浮かび上がらせた画像を先ず作成し、次に同ショットから土星本体に明るさを合わせた画と木星本体に合わせた画をそれぞれ作成し、衛星画像に合成した。
【データ】2020年12月21日18時2分(MOV,20秒)/LumixG7(ISO800,4K,MP4,30fps)/BORG125ED屈折(fl=800mm)/GM8赤道儀@南砺市立野原西
↓撮影現場付近↓
2020(子)を振り返る>11月
11月以降の北陸は時雨る日が増えパッとしない日が続くようになるが、今年は好天続きで、ついに7割超(月間22/30)達成!太陽Hα可視光13日連続観察と相まって千載一遇というか、稀にみる大記録?となった。太陽観察再開後3年過ぎたが、その間に長い24期→25期移行への狭間期間があった。今秋になっても無黒点の日々が続いたが、ようやく新たな25期の太陽活動が始まったことを実感した11月だった。
★★★【11/29】南中直前の太陽Hα可視光像★★★
2785黒点はほぼ正面子午線上に達し、小黒点がいくつも生まれていた。情報によればCクラスの小フレアが続いているという。さらにその左下(南東縁)には新黒点(未だ無番号)が現れていた。北東側にも1つ2787黒点が現れていた。ということで現在2783,2785,2786,2787,新黒点の5黒点群が見えていることになり賑やかな状態となっている。/周縁の紅炎は、南西縁の紅炎噴出が目立っていた。
↓Hα全体像(カラー1)↓11h42m
↓全体像(可視光)↓11h51m
↓Hα全体像(白黒)↓11h42m
↓同(カラー2)↓
12/29/2020
2020(子)を振り返る>10月
10月上旬(正確には10/6)この夏から接近中の火星が地球最接近を迎えた。
★★★【10月】の火星★★★
↓追記へ続きます↓
2020(子)を振り返る>9月+
★★★【10/1】中秋の月と火木土比較★★★
昨夜は中秋の月。そこでその月(14.0)を主役にして、見えている木星、土星、火星を同じ望遠鏡で撮影し、同縮尺で並べて大きさ比較してみた。
今月6日に最接近となる火星が土星本体を追い抜く大きさに成長しているのが分かる。さすがに木星には負けているが、、
-------------------------------------------------------------<龍吉>!(^^)!並べてみることで火星が大きくなってきていることを実感してもらえたら有難い。(^_-)-☆
<はな>=^_^=視覚による比較が一番効果的なことをあらためて思い知ったニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U小口径望遠鏡でも、こうした使い方ができることを再認識したワン▽・。・▽
★★★【9月】の火星★★★
僅か半月余りの間にも、火星が日に日に大きく=地球へ近付いていること、火星が徐々に丸く膨らんできていること、南極冠(の火星本体に対する割合)が少しずつ小さくなっていること、が分かるかと思う。
↓【9/29】UT1507↓![]() | 【9/29】↓UT1433↓![]() | ↓【9/15】UT1503↓![]() |
12/28/2020
12/27/2020
12/27南中時の太陽Hα&可視光像
12/27南中時の太陽Hα&可視光像※12/24-12/26は変わりやすい天候にタイミング合わず欠測※各画像をクリックすると等倍画像を別窓表示※前回12/23から4日ぶりの観察。/2794黒点は子午線付近に到達し、次いで2795ペア黒点が続いていた。活動域は白く明るく見える部分を伴っている。ダークフィラメント影も見られた。さらに昨日はこの2795の左に小黒点あったとのことだが、可視光像では見当たらず番号も付かないうちに消滅したようだ。Hα像を見ると活動域らしき箇所が残っている?気もしないではないが、定かではない。/周縁の紅炎は大きくは無いが南東、南西、北東側にそれぞれ噴出が上がっていた。
↓Hα全体像(カラー1)↓11h41m
↓全体像(可視光)↓11h24m
↓Hα全体像(白黒)↓
↓同(カラー2)↓
12/26/2020
2020(子)を振り返る>8月
★★★【8/28記事】8/24,25火木土★★★
あまりの暑さで、本日の太陽観察は休止した。(-_-;)/ということで、8/24,8/25の遊星(火木土)画像。例によっていずれも1ショット、Derotation無しの横着手抜き処理でスマソです。m(_ _)m
↓火星1↓![]() | ↓火星2↓![]() | ↓8/24木星↓![]() | ↓8/25木星↓![]() | ↓8/24土星↓![]() | ↓8/25土星1↓![]() |



★★★【8/14記事】8/13ネオワイズ彗星(とパンスターズ彗星)★★★(↓追記へ↓どうぞ)
2020(子)を振り返る>7月
★★★【7/20記事】初見参ネオワイズ彗星★★★
7/19晩。雲間&薄雲越しではあるが、ようやくネオワイズ彗星を捉えることができた。20時頃までは日没時の薄明で空が明るく探しづらい。20時過ぎると明るい星から見え始めるので探しやすくなる。北東方向に北斗七星(ひしゃく)が下向きになって見える筈なので、その左下辺りを双眼鏡で探すと見つかると思う。現在2等台の明るさだが、いきなり肉眼で見つけることはちょっと厳しいように思う。小型でも良いから低倍率双眼鏡を使った方が良い。20時過ぎると空の条件良ければ肉眼でも恒星として見つけられる。
↓FS60CB(fl=255mm)で撮影した同彗星↓通常処理、周囲トリミング
↑目を凝らしてよ〜く(心眼で)見ると微かにイオンテールの存在が分かる↑
↓同、薄雲にかき消されたイオンテールをHDR強調したもの↓
↓同、スタック処理直後の元画像↓
12/25/2020
2020(子)を振り返る>6月
★★★【6/28記事】6/28,ISS日面通過@加賀市★★★
未明から朝にかけて大雨降ったが、GPV気象予報では午前中から天候回復するようだったので県外脱出を決断した。これが、コロナ禍による県外移動自粛解除後初の県外移動となった。
↓元動画からISS通過部分のコマを切り出して比較暗合成したもの↓(全体)
↓同、通過前半部分等倍↓
↓同、通過後半部分等倍↓
いつもの太陽Hα観察とほぼ同じシステムで臨んだ。今回は可視光で撮影した。
【データ】ISS日面通過@加賀市/2020年6月28日10時44分30秒(通過時は44分38秒)〜(シャッター1/8000sec)/LumixG7(ISO200,4K,MP4,30fps,約23秒間)/対物ソーラーフィルター付きBORG125ED屈折(fl=800mm)/GM8赤道儀@加賀市、塩屋海岸
-------------------------------------------------------------
<龍吉>!(^^)!GPVの予報通り、日面通過始まる前には晴れ渡っていた。(^_-)-☆
<はな>=^_^=それでも帰宅したら曇り空で、時折雨粒がフロントガラスに落ちていたニャり≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uコロナ禍のリスク弱まったとはいえ、隣県まで出かけた甲斐があったワン▽・。・▽
↓追記へどうぞ↓
2020(子)を振り返る>5月
★★★【5/24記事】リベンジ達成>水金接近★★★
5/23夕方。前日5/22雲に阻まれ捉えられなかった「金星と水星超接近」のリベンジを行った。多少千切れ雲はあるものの薄く肉眼でも金星はすぐ目についた。19時半を過ぎ、かなり薄暗くなった頃、肉眼で水星も何とか見分けられるようになった。久しぶりに肉眼での水星確認。近くに金星がなかったら見つけるのに苦労したことだろう。
時間の経過とともに金星は低くなり医王山にかなり近づいたが、水星は金星の左上位置に居るので未だ少し余裕がある。未だ空が明るいうちは8倍42mm口径の双眼鏡を使い金星位置から水星を確認していた。手持ちには丁度良い質量の双眼鏡ながら、それでもかなり欠けた金星の形が分かったのには驚かされた。
↓19時41分、1枚撮り↓全体画像※この頃から水星を肉眼確認
同↓水星・金星付近トリミング(文字入り)
※19時半過ぎまでは、水星の軌跡は空の明るさに埋もれて分からない状態
同↓水星&金星付近トリミング
12/24/2020
2020(子)を振り返る>4月
★★★【4/9記事】比較>今年最大と昨年最小の満月★★★
4/7深夜、月齢14.2↓真の満月は翌8日の昼で日本からは見られない。今回の満月は見かけの大きさが今年最大=地球に一番近くなるということで話題になっていた。通常はVixen6cmアクロ屈折(fl=910mm)でちょうど写野いっぱいに月面を収められるが、今回は南北2枚に分けないと収まらない。どうせ2分割で撮るのならと、長光60MAXIアクロマート屈折望遠鏡で撮影した。↓※いずれも画像上が北方向※
最大&最接近の月があるなら、最小&最遠の月がある。調べると、昨年9/14の満月(15.1)が該当し、幸いなことに同日撮影した月画像データが残っていた。
↓昨年9/14月齢15.1(2019年最遠の月)↓
上2枚は同一縮尺で掲載しているが、大きさの違いをより分かりやすくするために両者を重ねてみた。↓
【比較】↓今年最大の月と昨年最小の月↓
12/23/2020
12/23太陽Hα&可視光像
12/23の太陽Hα&可視光像※12/22はタイミング合わず欠測※各画像をクリックすると等倍画像を別窓表示※午前中に可視光像だけ何とかゲットしたが、Hα像の準備している間に雲隠れ。仕方なくHα像は午後になって雲間から何とか撮ったがピント精査するゆとり無くキレの甘い画像になった。/2794黒点に続いて東縁に新黒点(未番号)と明るい活動域が見え始めていた。この2つ以外に黒点見当たらず。21日同様、西側に残っている活動域にダークフィラメント影が目についた。周縁の紅炎は目立つ噴出は無いものの、彼方此方に背が低く小さいものや淡いのが噴いていた。
↓Hα全体像(カラー1)↓13h19m
↓全体像(可視光)↓10h18m
↓Hα全体像(白黒)↓
↓同(カラー2)↓
12/22/2020
2020(子)を振り返る>1,2月
【2/21記事】史上初!>対日照@自宅前
はるか昔、公害(光害)の無い時代は肉眼でもちゃんと見えたらしいが、今や国内で肉眼で対日照※が見られる箇所はかなり限られるのではないかと思う。勿論自分も目視確認したことはない。(他の人が捉えた対日照の写真を見たことはあるが)自宅で写真に捉えたことも無かった。ところが、21日未明に撮った全周魚眼写真に捉えられていたことに気付いた。↓
↓対日照と思われる光芒は画面中央しし座αレグルス付近(破線〇で囲んだ中)↓
↓同、白黒画像↓対日照が分かりやすいと思う。
【データ】対日照/2020年2月20日23時17分(30秒31枚)/富士XE1(ISO3200,RAW-TIF)/MEIKE6.5mm,FishEye,F2.0→F4の間/三脚固定@自宅前
※太陽と反対方向にある宇宙塵が(満月時と同じように)太陽の光をまともに正面から受けてボヤーっと明るく見える光芒を「対日照」と言う。↓【1月】は「追記」へどうぞ↓
12/21/2020
12/21午後の太陽Hα像
前回投稿から12日も経ってしまった。(実は、木土超接近のため投稿はさらに2日後)12/21の太陽Hα像※12/10−12/20は天候不良で欠測※各画像をクリックすると等倍画像を別窓表示※天候不安定で雲多く、可視光像に切り替えるゆとりも無くHα像のみ。/久しぶりに見る太陽像で、休止期間中の経過が不明。2794黒点が東縁に登場しておりHα光でも存在が確認できたが、他には黒点見当たらなかった。ただ、西側にかつての黒点活動域?と思われる箇所が残っており、周囲よりも明るい部分やダークフィラメント影が確認できた。周縁に目につく紅炎は無いものの彼方此方噴出が上がっていた。
↓Hα全体像(カラー1)↓14h55m
↓Hα全体像(白黒)↓
↓同(カラー2)↓
↓同(疑似カラー)↓
約400年ぶり土星木星超接近
今日は冬至。1年で一番昼が短い、、、それよりも、約400年ぶりに土星と木星が(見かけ上)超接近する日。昨日までは寒波に見舞われ雪との格闘で、ほぼ完全に諦めていたが、昼近くには太陽を垣間見られるまで回復し、多少可能性が出てきた。
夕方、雲間に少し青い箇所あり、急遽機材を準備した。自宅からでは南西方向に杉林が視界を邪魔するため、近くの見晴らし効く原っぱへ出かけた。雲間からチラッと木星が見える瞬間がある。>取り敢えず5cm小屈折で撮影しておいて↓
↓【1】現地到着直後5cm小屈折(fl=200mm)で撮影したもの↓長辺方向のみトリミング
クルマ運転に眼鏡必要な視力(裸眼0.7?)では、1つの星にしか見えない。ちょうど北斗七星の一つ、ミザールを見ているような感じ。(-_-;)
【データ】12月21日17時38分(1/15sec,9枚合成)/富士X-T1(ISO800,RAW-TIF)/MILTOL50mm,F4(fl=200mm)/ビクセンSP赤道儀@南砺市立野原西
☆彡急ぎBORG125ED屈折を準備した。機材設置からピント合わせまでがもどかしい。雲間から見えた上弦前の月でピント合わせをした。再び土星&木星が見えた方向へ向け直し、雲から出てくるのを待って撮影。
↓【2】超接近中の土星(上)と木星(下)文字入り拡大像↓
C=カリスト、G=ガニメデ、I=イオ、E=エウロパ/雲に邪魔されたか?カリストが暗く何とか存在確認できる程度。
↓【2-2】同、文字無し画像↓
12/20/2020
21日夕は木星土星最接近
今日も悪天候で太陽観察&星見できず。(涙)/明日は木星と土星が100倍程度の望遠鏡視野に収まる位に最接近する日だが、、天気予報は微妙。>ということで過去画像が続きます↓
-----↓4年前すばるメローペ付近↓-----
中央輝星がメローペ、左上端がアルキオーネ※すばるで一番目立つ星(アルシオーネ)
【参考】↓同じメローペ付近を30cmF5反射&ASI1600MCCで撮ったもの↓(掲載済)
光学系もカメラも露光量も後処理も全て異なるので直接比較はできない。/廉価版普及機デジ一眼とはいえ、実力は大したものだと思う。手軽に撮影できるメリットも大きい。熱ノイズや長秒露光及び高感度ノイズがさほど気にならない時期であることも幸いしている。
【データ】すばる、メローペ付近/2016年12月20日22時11分〜(2分露光×16枚)/EOSkissX7(ISO1600,RAW)/C11+0.75RC(fl=2100mm)直焦点/NJP赤道儀+5cmファインダー屈折&QHY5L自動ガイド@自宅星見台HANA
-----↓4年前12/21未明に撮影した↓ハッブル星雲↓-----
12/19/2020
冬のダイヤモンドほか
最後に星見したのは12/10夕方(木星と土星の接近)、太陽観察はその前日12/9で、以来、今日まで10日間天候に見放されたまま。orz ということで過去画像が続きます↓
-----↓冬のダイヤモンド↓-----
↓星座線入り↓
見たとおり竹ZD12-60mmF2.8(35mm換算24mm)だとちょうど冬のダイヤモンドが写野に収まる。開放絞りのため周辺減光が気になるが、星像の乱れはそれほど酷くない。(E-30の長秒露光及び高感度時のノイズがもう少し大人しければ..と、思う)
【データ】2012年12月13日23時36分(バルブ2分露光×8枚コンポジット)/オリンパスE-30(ISO800,RAW)/ZD12-60mm広角端F2.8絞り開放/高橋P型赤道儀放置追尾@自宅前
-----↓東天に上る冬の星↓-----
12/18/2020
12/17/2020
3年前魔女の横顔
この冬初めての本格寒波で朝から断続的な雪(現在積雪約30センチ)。太陽観察や星見どころではない。今日は接近中の土星と木星に月が近付いたが雪に阻まれた。orzということで、3年前の記事再掲です↓
----- 魔女の横顔 -----
晴れぬ日の処理スキル独習その3>11/12星見台内で撮影した↓魔女の横顔↓(DSS,Autosave→FlatAidePro→CS6)
↓同2(DSS,Autosave→FlatAidePro→CS6)
魔女が紫色っぽくなってしまった。視覚的には緑味を帯びた方が怖いかも、、。って、そういう問題ではない。究極目指す気は端から無いが、妥協レベルにはしたい。その妥協レベル?がかなり曖昧。
↓同(DSS一時処理後CS6)
12/16/2020
M45すばる4枚
12月中旬に入り、晴天から見放される日が続くようになった。束の間の晴れ間はあるが、機材を出すorルーフ開ける程の時間がないまま直ぐ氷雨や雪に見舞われる。orz >ということで↓過去画像↓が続いています。ご容赦の程。m(_ _)m
----- 3年前11月に撮影したすばる -----
※以下2枚は、画面上が北方向※
11/21晩に撮影した↓M45すばる(プレヤデス星団)↓DSS一次処理後→CS6↓
↓同(DSS一次処理→CS6)B↓
元画像は下記データの同じ120秒×60枚から作成している。RAW画像をTIF変換後DSSスタックにかけている。DSS以降については各画像に表示した過程を経ている。BはCS6内で追処理を施したもの。暗中模索・手探り状態であることに変わりない。
【データ】M45すばる/2017年11月21日20時5分〜(120秒60枚)/EOSkissX7IR改(ISO1600,RAW→TIF)/FS60C(B改fl=255mm)/GPD赤道儀Synscan改MGENガイド@自宅星見台HANA
----- 以下、5年前12月に撮影したすばる -----
12/15/2020
5年前ふたご座流星群
前回投稿はいくら何でもかなり前の投稿だった。(-_-;)/5年前にも何とかふたご座流星群を捉えていたことが分かったので再掲載↓
-----以下、5年前2015年のふたご座流星群記事より-----
北陸では、ふたご座流星群は天候に阻まれることが多いが、雲に邪魔される時間が多かったとはいえ、何とか観察できた↓by X-T1&SAMYANG14mm↓
↓by X-T1&SAMYANG14mm↓(上画像をトリミング)
【データ】双子群流星/2015年12月15日0時45分(30秒露光1枚)/富士X-T1(ISO3200,RAW→TIF)/SAMYANG14mmF2.8
→F4との中間/NJP赤道儀同架追尾@自宅星見台HANA
↓by OMD E-M5&Z.D12-60mm↓(14日22時30分)
12/14/2020
11年前ふたご座流星群
昨夜〜今朝にかけては三大流星群の一つであるふたご座流星群のピーク予想だった。夕方〜夜半前は奇跡的に晴れていたが、会合と重なり観察できず。会合無ければ黒部へ出かける予定だった。太平洋側を中心に晴天に恵まれた地域ではそこそこ明るいのも出現したらしい。夜半に入るにつれ雪雲が台頭し何時氷雨or降雪になるか分からぬ状態となり日曜晩ということもあり、結局、断念した。
-----以下、11年前のふたご座流星群の投稿を再掲-----
流れない時間帯もあったが、流れる時は立て続けで、平均2,3分に1個は流れたように思う。比較的まじめに観察したのは(笑)、午前2時頃から4時半頃まで。約6,70個を目撃。北側は諦め、南側を眺めていたので実際は100個以上流れたと思う。そのうちで明るいのは、約2,30個。(さらに、記憶に残りそうな明るい流星は10個ほど)
とりあえず、E-410+魚眼で撮れたものと、E-P1で撮れたものを掲載する。
★by E-410+魚眼:流星は左側(=東空)でマイナス2等?痕あり。
★同、星座線入り:しし座からおとめ座にかけて流れた。
★by E-P1(M.Zuiko_D17mmF2.8):ペンで初の流星画像!
★同、星座線入り:肉眼では気づかなかった。
【データ】2009年12月14日午前3時頃?/E-410(ISO800,RAW)/PELENG8mmF3.5→F4/バルブ4〜5分露光/E-P1(ISO1600,NR-on,RAW)/M.Zuiko_D17mmF2.8開放絞り/マニュアル60秒露光/タカハシTG-SD改ノータッチ@自宅前
12/13/2020
2年前46P/Wirtanen彗星
今宵は三大流星群の一つ、ふたご座流星群のピーク予想されている晩。残念なことに今年も天気が危うい。冬の気圧配置で、太平洋側は寒さ対策さえすれば無問題だろうが日本海側は雪雲に見舞われそうで残念。
↓以下、2年前の記事から。この時は6P/Wiltanen彗星が見頃でもあり(県内天候不良のため)同彗星とふたご群の両方の観察を狙って県外へ出た。↓
------------当時の投稿記事再掲-------------------------
14日晩は案の定(というか期待通り?)降雪混じりの荒れた天候となった。黒部では「ふたご座流星群」の観察会だったが、降雪止みそうになく不参加とさせていただいた。orz/で、GPVを見ていると岐阜県南東部や長野県のほぼ全域は晴れそうな見込み。黒部に寄って、長野まで、、と迷ったが時間的に厳しいのと長征になるため、雲はありそうだが比較的近い岐阜県へ出ることにした。目的はふたご座流星群プラス↓46P/Wirtanen彗星↓(77枚彗星基準Average)
※背景星の光跡が途切れているのは撮影中に雪雲通過で中断したため※
結局、雲の合間からの撮影となり、途中、雪雲通過で邪魔され10数分しか撮影できなかった。北極星見えず極軸合わせも十分でなく、スマホ方位とアライメント時に極軸調整によって基準星を視界に入れるという方法で修正したら何とか30秒放置追尾可能となった。時間的余裕ないのでオートガイダーは止めて放置追尾とした。
しばらくして再び雪雲が空全体を覆ってしまい強制終了。そういうわけで、ふたご群の観察は諦めざるを得なかった。
【データ】46P/2018年12月14日21時21分〜(30秒32枚彗星基準)/EOS6D(HKIR,ISO3200,RAW)/BKP200+コマコレ(fl=800mm)/ADVX赤道儀放置追尾@郡上市合併記念公園(白鳥町総合健康運動公園)
-----↓翌12/15(実際の背景はこれに近い)-----
12/12/2020
11/21アトラス彗星ほか
先月11/21深夜に撮影した↓C/2020M3アトラス彗星↓(恒星基準)
右下の赤い部分はオリオン座頭部にあるエンゼルフィッシュ星雲の肩辺り?と思われる。総露光は約1時間で、その間の動きはゆっくりしているのが分かる。見かけの動きが遅いということは太陽や地球から離れていることも意味するが、現在北上中なので離れたというよりは、見かけ上の動きがあまり変わらない状態にあるとも言えそう。
↓同、彗星基準↓
【データ】C/2020M3アトラス彗星/2020年11月21日23時22分〜(2分×31枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/WO-Star71(fl=350mm)/LX200赤道儀STVガイド@自宅星見台HANA
12/11/2020
12/10/2020
土星・木星接近中
12/9夕方。この時期の北陸にしては珍しく晴れた。南西天に木星と土星が(見かけ上)接近中。既に望遠鏡低倍率視野に両者が並んで入る位に近づいている。今月17日はさらに月齢3の月が同一視野に入り、その後も両者は接近し続けて21日は何と0.1°まで近づく。月や太陽の視直径が約0.5°なので、その5分の1ということになる。中・高倍率をかけた望遠鏡でも同一視野に入り、土星の環と木星のガリレオ衛星が一緒に眺められる。アストロガイド2020によれば次に今回のような超接近が起きるのは2080年という。晴れたらぜひ見ておきたい。
↓12/9接近中の土星(左)と木星(右)文字無し画像↓
※できれば(画面をクリックして)大きくして見て欲しい>土星の環と衛星タイタン、木星のガリレオ衛星、周囲の恒星が写っている。惑星本体とは光度差があるので露光を多くすると土星の環や本体、木星本体が真っ白にぶっ飛んでしまう。そこで、露光時間を変えた数ショットを撮って惑星本体を後から合成した。土星と木星本体の模様は諦めた。
↓12/9接近中の土星(左)と木星(右)文字入り画像↓
Saturn=土星、T=衛星タイタン/Jupiter=木星、E=衛星エウロパ、I=同イオ、G=同ガニメデ、C=同カリスト
実は同じ時間帯(17時50分台)に、野口聡一宇宙飛行士搭乗中のISS国際宇宙ステーションが上空約470kmを通過した。土星と木星に気をとられ、すっかり忘れていた。今宵も夕方北の上空を通過するが、天気が保ちそうにない。
【データ】12/9土星と木星/2020年12月9日19時14分〜18分(1/15-1/125sec.50%)/LumixG7]LumixG7(ISO1600,4K,MP4,30fps,30秒間3Shot)/BORG100ED屈折(fl=400mm)/LX200赤道儀@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)!月が間に入る17日と超接近する21日は見逃したくないが、当日の天気が問題(^_-)-☆
<はな>=^_^=21日は前後の日でも然程問題無いので是非→天気の神様=宜しくお願いしますニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚UそれにしてもISS上空通過を忘れるとは、、。6か月以上の長期滞在らしいからチャンスはまだあるワン▽・。・▽





12/09/2020
12/08/2020
7年前同期のラブジョイ彗星
7年前同期。話題のアイソン彗星が近日点通過中に太陽の強烈な高熱で昇天してしまいとても残念だったが、その穴埋めをしてくれたのが、このラブジョイ彗星だった。
----------↓以下、7年前同期の投稿記事の再掲↓----------
12/8早朝のラブジョイ彗星(10cmF4屈折):薄明直前の32コマに数を減らしてDSSスタック処理したもの↓
↓同、白黒反転画像↓
一見、スーッと真っ直ぐ伸びているように見える尾が画面中央付近で微妙なくびれ?乱れ?があるように見える。また、高感度ノイズが取り切れていないのか、斜め方向(尾と同方向)に擦り傷状の縞が発生している。
【データ】2013年12月8日5時3分〜(30秒×32枚DSSスタック)/ボーグED10cmF4屈折(fl=400mm)直焦点/ペンミニE-PM2(ISO3200,RAW)/ビクセンGPD(SynScan改造)赤道儀ノータッチ@茶臼山高原
----------12/8早朝に135mmレンズで撮影したラブジョイ彗星----------
12/07/2020
12/7昼の太陽Hα&可視光像
12/7昼の太陽Hα可視光像※各画像をクリックすると等倍画像を別窓表示※12月に入り1週間めにして12/3を除き観察日数は6日となり、勝率6/7≒0.86となった。天候が味方したこともあろうが、常時車載して何時でも観察可能にしていることが功を奏していると言えそう※可視光像で確認できた黒点は小黒点2791とポツンと1個2790群の2つだけ。が、太陽表面は彼方此方にダークフィラメント影で賑やか。中でも2790群の南にはかなり濃いフィラメント影があった。周縁の紅炎で大きな噴出見当たらぬが、北西方向にろうそくの炎の如くきれいな形の噴出が目についた。
↓Hα全体像(カラー1)↓12h48m
↓全体像(可視光)↓11h54m
↓Hα全体像(白黒)↓
↓同(カラー2)↓
12/06/2020
12/05/2020
12/5南中時の太陽Hα&可視光像
12/5南中時の太陽Hα可視光像※各画像をクリックすると等倍画像を別窓表示※@庄川左岸河川敷での観察で、地上風を避けるためクルマを盾代わりにした。/昨日東縁に現れた新黒点は可視光像ではごく小さなゴマ粒みたいのが数個写っているものの未番号。2785群は裏へ隠れ、2786群は明日裏へ回りそう。2790群は子午線近くへ移動中なれど、さほど大きくない印象。JST9時台に小規模フレアあったらしいが、午前中は曇天、しかも県内移動中だった。ダークフィラメント影も昨日同様多く感じられ、周縁の紅炎は昨日よりも派手目に感じた。
↓Hα全体像(カラー1)↓11h54m
↓全体像(可視光)↓11h59m
↓Hα全体像(白黒)↓
↓同(カラー2)↓
12/04/2020
12/4太陽Hα&可視光像
12/4の太陽Hα可視光像※12/3は晴れ間とタイミング合わず欠測※各画像をクリックすると等倍画像を別窓表示※私用で高山市近郊へ出かけたが、合間を見て(三密避けての隠密)太陽観察。10時頃は未だ雲がありシーイング悪く=太陽輪郭メラメラ状態 orz可視光像のみ何とか撮り、昼になってHα像のみ撮り直した。/新黒点が東縁に出現したらしいが、拙小型屈折可視光では黒点確認できず。ただ、白斑は写っており、Hα像で活動域も確認できた。2785群2786群は西縁に達し小さくなったが、それでも2786は直ぐ分かるだけの大きさがある。太陽表面の彼方此方にダークフィラメント影が見られ賑やかだった。周縁の紅炎で一番目につくのは南東方向の噴出、次いで北東と南西方向の噴出。
↓Hα全体像(カラー1)↓12h19m
↓全体像(可視光)↓9h59m
↓Hα全体像(白黒)↓
↓同(カラー2)↓
12/03/2020
12/02/2020
12/2太陽Hα&可視光像
12/2昼と午後の太陽Hα可視光像※各画像をクリックすると等倍画像を別窓表示※昨日に続けて観察できた。が、昼は地上風の影響で望遠鏡が小刻みに揺すられシャッター遅いHαは解像度不足気味。>午後、風が少し収まったのでHαのみ撮り直した。/南東縁に現れた新黒点は2790の番号が付いた。周縁の紅炎は南東方向と南西方向に比較的目につく噴出が上がっていた。>昼と2時間後の画像を並べて載せる=おおよその位置や形にさほど違いはないが、それでも2時間の間に形状が若干変わっているのが分かるかと思う。
↓Hα全体像(カラー1)↓14h26m
↓全体像(可視光)↓12h35m
↓Hα全体像(白黒)↓
↓同(カラー2)↓
12/01/2020
師走初日の太陽Hα&可視光像
12/1,10時半の太陽Hα可視光像※各画像をクリックすると等倍画像を別窓表示※師走初日は何とか午前中に晴れ間とタイミングを合わせることが出来た。/北東側2787黒点と南東側2789黒点は可視光像では確認できなかったがHα画像に活動域は残している。代わりに南東縁に裏側でM4クラスのフレア発生した活動域が姿を現し、可視光像にはそこそこ大きい黒点の影を確認できた。今日は大人しかったようだが今後に期待したい。周縁の紅炎は比較的大人しい状態が続いている。ただ、北東縁に淡いながらも極端に持ち上げたパーマ頭みたいな(?何という表現じゃ!)形状の噴出があり興味を引いた。
↓Hα全体像(カラー1)↓10h30m
↓全体像(可視光)↓10h35m
↓Hα全体像(白黒)↓
↓同(カラー2)↓
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