2020(子)を振り返る＞10月

10月上旬(正確には10/6)この夏から接近中の火星が地球最接近を迎えた。
★★★【10月】の火星★★★

↓【12/27】UT1223−1230,×3ShotDerotation↓	↓【12/27】UT1325↓	↓【10/26】UT1223−1230,×3ShotDerotation↓
↓【10/26】UT1230↓	↓【10/20】UT1259-1305↓x3Derotation↓	↓【10/20】UT1259↓
↓【10/19】UT1241−1244,×2Derotation↓	↓【10/19】UT1241↓	↓【10/15】衝の日UT1336-1343DR↓
火星は外惑星でありながら地球との位置関係から一部 影になって見えない箇所が生じる。 衝の日の火星は地球−太陽とほぼ一直線上に並ぶため 満月と同じ状態＝まん丸になっているのが分かる。 ※DR＝Derotation 複数のショットを撮影しているとその間の自転で火星 像にズレが生じるため、複数ショット中央値(時刻)に 統一して惑星像を合成する＝自転によるズレを 抑えられる。	↓【10/11】UT1330↓	↓【10/11】UT1306↓

↓追記へ続きます↓

続きです。

↓【10/10】UT1439↓	↓【10/10】UT1432↓	↓【10/5】UT1347↓
↓【10/5】UT1532↓	↓【10/3】UT1451↓	↓【10/3】UT1448↓
↓【10/1-2】UT1625↓	↓【10/1-2】UT1533↓	↓【10/1-2】UT1513↓
↓【10/1-2】UT1423↓	２年前の大接近ではさらに地球との距離を縮めたが、 その位置がさそり座〜いて座辺りで南空低く、さらに いよいよ大接近という頃になって火星表面に大砂嵐が 発生し、精細な火星像を得られなかった。	今回は秋なのでジェット気流の影響が懸念されたものの、 夏の太平洋高気圧が秋になっても衰えなかったのが幸い した。 南中時の火星高度が高く、上空大気の影響を受けにく かったこと。 火星表面に大砂嵐が起きなかった ことなどから、２年前の大接近よりも精細な火星像を 得ることができた。

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