2020(子)を振り返る>11月
11月以降の北陸は時雨る日が増えパッとしない日が続くようになるが、今年は好天続きで、ついに7割超(月間22/30)達成!太陽Hα可視光13日連続観察と相まって千載一遇というか、稀にみる大記録?となった。太陽観察再開後3年過ぎたが、その間に長い24期→25期移行への狭間期間があった。今秋になっても無黒点の日々が続いたが、ようやく新たな25期の太陽活動が始まったことを実感した11月だった。
★★★【11/29】南中直前の太陽Hα可視光像★★★
2785黒点はほぼ正面子午線上に達し、小黒点がいくつも生まれていた。情報によればCクラスの小フレアが続いているという。さらにその左下(南東縁)には新黒点(未だ無番号)が現れていた。北東側にも1つ2787黒点が現れていた。ということで現在2783,2785,2786,2787,新黒点の5黒点群が見えていることになり賑やかな状態となっている。/周縁の紅炎は、南西縁の紅炎噴出が目立っていた。
↓Hα全体像(カラー1)↓11h42m
↓全体像(可視光)↓11h51m
↓Hα全体像(白黒)↓11h42m
↓同(カラー2)↓
↓南東側等倍(可視光像)![]() | ↓南西側等倍(可視光像)↓![]() |
↓南東側等倍(Hα白黒)![]() | ↓南西側等倍(Hα白黒)↓![]() |
【データ】11/29可視光太陽/11月29日11時51分(1/400sec,75%)/LumixG7(ISO200,4K,MP4,30fps,20秒間)/対物D5フィルター付TS65mmセミアポ屈折+1.4テレコン(fl=700mm)/他は上と同じ
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★★★晩秋の薔薇星雲★★★
11月は例年になく好天が続いた。太陽観察が連続する中で撮影した晩秋の↓薔薇星雲↓

StarNet++独習?というか、使わないと忘れてしまうため。確かに背景星をいったん外すことによる効果を感じる=>これを生かして最適に処理?とは言い難いが。(苦笑)
【データ】バラ星雲/2020年11月22日0時34分〜(150秒×28枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/WO-Star71(fl=350mm)/LX200赤道儀STVガイド@自宅星見台HANA
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