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April 2021の記事

04/30/2021

4月最終日の太陽Hα&可視光像

4月最終4/30,10時の太陽Hα&可視光像※4/29は大雨で欠測※各画像クリックで別窓拡大表示します※4月の達成率は22/30≒7割余となった。上旬は好天に恵まれ8割達成するも中旬は観察不能日が続き、下旬の10日連覇で何とか7割台に戻した。
で、本日4/30は10時近くなって白っぽい空ながらも晴れ間あり何とか観察できた。/3黒点群は西縁へ到達していた。明日は既に西端の2821から順次裏へ隠れると思われる。SDO衛星像では北東部に明るい点ありとのことで、拙Hα像で該当域に活動域?らしき箇所があった(破線赤丸)/周縁の紅炎は何処にも目につく箇所は無く(強いて言えば南南西縁の噴出)寂しい状態だった。
↓Hα全体像(カラー1)↓9h52m

↓可視光全体像(白黒)↓10h18m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/29/2021

4/21月齢9.3欠け際散歩

4/29は大雨警報が出るほどの悪天で太陽観察は10連覇達成で停まった。見方を変えれば拙ブログ記事も10日間太陽観察記録が続いて飽きられた気がする&太陽以外に撮ったものを載せる余裕が無かった。m(_ _)m
で、4/21晩に撮影した月齢9.3の月↓(大気状態落ち着いていたので)超久しぶりにC11直焦点&CMOSカメラで撮影↓※画像はいずれも天体望遠鏡視野と同じ逆像(画面上が南)表示各画像クリックで別窓拡大表示します※
↓(上から)エラトステネス、アペニン山脈、アルキメデス↓

↓アペニン山脈、アルキメデス、アウトリュコス、アリスティルス、カッシーニ↓

↓北側↓月齢9.3 アルプス山脈、アルプス谷、プラトー、カッシーニ

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04/28/2021

奇跡の10連覇達成\(^_^)/

4/28昼の太陽Hα像※各画像クリックで別窓拡大表示します※朝から小雨混じりの天候で連続観察記録は9日間で終わり?と諦めていたが、昼の時間に薄雲越し晴れ間あり=奇跡的に連続観察10日の大台を達成した。\(^_^)/が、2ショットめを撮ろうとした直前、雨雲に阻まれ1ショットで強制終了。よって可視光はアウト。何とか連続10日間達成できて良かったが、GPV見ると明日は1日雨予報なのが残念。/黒点は2818群、2820群、2821群が西側へ回り始めて見かけ上の大きさは少し小さくなった。2816活動域は南西裏へ隠れ2819域は西縁に到達していた。/周縁の紅炎は、北北東縁の紅炎が引き続き△状に高く噴いていた。他は、薄雲越しのため精細さに欠け、どうのこうの言えないレベル。/明日も奇跡的な晴れ間を信じたい。
↓Hα全体像(カラー1)↓12h59m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/27/2021

連続観察記録9日間達成!

4/27,9時の太陽Hα&可視光像※各画像クリックで別窓拡大表示します※昨日の連続観察8日間達成に続き、今日は連続観察9日間!新記録\(?)/明日で大台10日達成になるが、曇り予報で果たして晴れ間あるか?タイミング合うか?、、/黒点は昨日同様、2818群、2820群、2821群が目立ち、可視光像では小黒点多数を従えていた。対して2816群や2819群は活動域が判るのみ。/周縁の紅炎は、明るくないものの北北東側の噴出が△状に高く噴いていた。西側は少し大人しくなった気がした。
↓Hα全体像(カラー1)↓8h59m

↓可視光全体像(白黒)↓9h2m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/26/2021

8日連続観察記録更新

4/26,9時の太陽Hα&可視光像※各画像クリックで別窓拡大表示します※昨日で連続観察タイ記録、今日は連続8日に記録更新!明日もさらに記録を伸ばしたいが、、/本体中央付近は2818群、2820群、そして、昨日番号無し新小黒点が2821の番号が付き、この3黒点群で賑わっていた。対して南西縁の2816群や北西の2819群は可視光で確認できずHα光で活動域が確認できるのみ。/周縁の紅炎は、東側が淡く小さく大人しくなったが、西側は(目立って明るいとか大きいとかいう噴出ではないものの)見応えある形状が印象に残った。
↓Hα全体像(カラー1)↓9h1m

↓可視光全体像(白黒)↓9h14m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/25/2021

7日連続観察タイ記録達成4/25

4/25,15時の太陽Hα&可視光像※各画像クリックで別窓拡大表示します※朝から曇天、昼頃より晴れ間生じるもタイミング合わず午後遅くの観察=奇跡の7日連続観察タイ記録達成\(^_^)/2818群右下の新黒点は2820の番号が付き目立っていた。さらに右下に小黒点誕生していた。北西側の新小黒点は2819の番号が付いた。南西縁に近付いた2816と合わせて現時点で5群となった。/周縁の紅炎は、東側が数はともかく小さく淡くなり衰えた感じ、西側では北西縁のピラミッド状噴出が目についた。
↓Hα全体像(カラー1)↓14h55m

↓可視光全体像(白黒)↓15h0m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/24/2021

4/24太陽Hα&可視光像

4/24,11時半頃の太陽Hα&可視光像※各画像クリックで別窓拡大表示します※今日で6日連続観察だが明日は駄目っぽい。2818群右と北西側に新黒点が現れていた。2818近くの新黒点は存在感ある影。北西側の新黒点はHα光で小さな活動域があるのが分かる。いずれも未番号。/薄雲の影響で不確ながら、周縁の紅炎は昨日までの印象よりは少し目立たない気がした。北西縁に淡いけれど大きなピラミッド状噴出があった。
↓Hα全体像(カラー1)↓11h38m

↓可視光全体像(白黒)↓11h30m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/23/2021

4/23太陽Hα&可視光像

4/23,9時頃の太陽Hα&可視光像※各画像クリックで別窓拡大表示します※昨日C3.8フレア発生した2816域は、今日も小規模フレア発生を繰り返したとのこと。2817黒点は裏へ回り可視光では確認できなかったが、Hα光では西縁の該当域が少し膨らんでいるのを確認。周縁の紅炎では南東縁で昨日まで明るい噴出の林立が1つにまとまり大きな火山状になり、頂上から北へ噴出が流れていた。淡いものの西側は噴出数が多かった。
↓Hα全体像(カラー1)↓8h54m

↓可視光全体像(白黒)↓9h1m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/22/2021

4/22太陽Hα&可視光像

4/22,13時半頃の太陽Hα&可視光像※各画像クリックで別窓拡大表示します※(ブルーインパルスの県内初飛行もあって)昼からの観察になったが、ちょうど2816群でC3.8以上のフレア発生し奇しくもその約30分後の観察となった。道理で2816群が明るく目視でも「明るいなあ」と目に止まったわけだ。Hα像ではフレアで白く飛んでいる。周縁の紅炎は引き続き南東側の噴出が明るかったが、西側にも淡い樹木状噴出が林立し、25期が本格化していることを感じさせた。
↓Hα全体像(カラー1)↓13h35m

↓可視光全体像(白黒)↓8h59m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/21/2021

4/21太陽Hα&可視光像

4/21,9時前の太陽Hα&可視光像※2817黒点は西縁に近付いた。2816黒点域は中央付近へ達している。昨日東縁に現れた黒点は2818の番号が付いている。三者とも半暗部を含む黒点が見られる。/周縁部も賑やかで特に南東側の噴出が明るく数本連なって噴いている。南南西縁のごく淡い噴出は高さと広がりを保ち、写野からはみ出てしまった。
↓Hα全体像(カラー1)↓8h53m

↓可視光全体像(白黒)↓8h59m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/20/2021

4/20太陽Hα&可視光像

4/20,9時半頃の太陽Hα&可視光像※前日北西側に小さい活動域、、と書いた箇所に黒点が複数現れ、2817の番号が付いた。JST4/19深夜2816域でM1.1中規模フレアー発生とのこと。可視光で見ると黒点群が4箇所になった。彼方此方にダークフィラメント影も見られる。/周縁の紅炎は、昨日と同様目視確認できる噴出が彼方此方にあり、比較的東側に多いように感じた。ごく淡いけれど南々西縁の噴出は高さと広がりがあった。
↓Hα全体像(カラー1)↓9h14m

↓可視光全体像(白黒)↓9h21m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/19/2021

4/19太陽Hα&可視光像

4/19,10時前の太陽Hα&可視光像※4/16〜4/18は天候とタイミング合わず欠測※3日間欠測している間に2814活動域は西縁へ達し、2815活動域もそれに続くが黒点消滅。替わって黒点見当たらないものの北西側に小さい活動域がしっかり確認できた。南東側2816群だけ可視光像で確認するもピンボケに気付かず不鮮明 orz/周縁の紅炎は目視でも彼方此方に噴出見られ賑やか。西側の紅炎はいずれも東側より淡いものの、大きく広がりある噴出が3,4箇所上がっていた。
↓Hα全体像(カラー1)↓9h14m

↓可視光全体像(白黒)↓9h21m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/18/2021

春の系外星雲2つ-2

4/10晩に撮影したしし座の系外星雲(メシエ天体)2つ↓
↓M95↓

↓同、恒星等級入り↓

M95(NGC 335):視等級9.73,視直径4.797'×4.221',分類SB(r)b,太陽系から約3800万光年
【データ】M95
2021年4月10日22時27分〜(120秒5枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/C11+0.75RC(fl=2100mm)/NJP赤道儀@自宅星見台HANA
↓M96↓

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04/17/2021

6年前同期M104ソンブレロ星雲

朝から雨混じりの天候。4月中盤は天気がパッとしない。orz /ということで6年前の記事を再掲載m(_ _)m↓
----------6年前M104ソンブレロ星雲----------
4/17晩、南中し始めたM104ソンブレロ星雲を狙ってみた↓(白黒ポジ、×2Drizzle)

↓同、白黒反転↓

↓同、白黒ポジ、Drizzle無し↓

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04/16/2021

春の系外星雲2つ

春は系外星雲が見ごろ。ということで、4/9,4/10晩に撮影した系外星雲2つ。
↓NGC2683↓(長辺方向トリミング)いずれも画面上が北方向

↓SKY-MAPORGを参考に周辺の暗い星の光度を記入したもの↓

NGC 2683は、やまねこ座の系外星雲でウィリアム・ハーシェルが発見。「UFO銀河」という愛称が付いている。地球からはほぼ真横に見え、1600万〜2500万光年離れているという。
【データ】NGC2683
2021年4月9日21時21分〜(120秒11枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/C11+0.75RC(fl=2100mm)/NJP赤道儀@自宅星見台HANA
---------- NGC3184 ----------

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04/15/2021

4/15太陽Hα&可視光像

4/15,10時前の太陽Hα&可視光像※4/13,4/14は天候不良のため欠測※画像クリックすると別窓に拡大表示します※前回4/12東側活動域の微小黒点はめでたく2814の番号が付き子午線付近まで移動し、可視光像では複数の小黒点散らばり正に黒点群となっていた。/周縁の紅炎は、小さいのも含め彼方此方賑やかだったが、中でも北東縁にスッと高く伸びた噴出は見事だった。
↓Hα全体像(カラー1)↓9h14m

↓可視光全体像(白黒)↓9h21m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/14/2021

おおぐま座系外星雲M81,M82

4/10深夜〜4/11未明。SN2021hprに続き、近くのおおぐま座系外星雲M81,M82をを狙った。↓M82↓(長辺方向トリミング)いずれも画面上が北方向

【データ】M82/2021年4月10日24時28分〜(120秒9枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/C11+0.75RC(fl=2100mm)/NJP赤道儀@自宅星見台HANA
↓M81↓

【データ】M81
2021年4月10日24時3分〜(120秒10枚)/他は上と同じ
M81とM82は同じ銀河団を形成していて見かけの方向も近いのでfl=1m程度であれば同一写野に両者を並べ1枚に収めることが可能。↓
---------- 昨年3/13未明に撮影したM81(下)とM82(上)再掲載----------

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04/13/2021

4/10,SN2021 in NGC3147

4/10深夜。前夜4/9に続き山形県の板垣公一さんがりゅう座系外星雲NGC3147に発見された超新星を狙った。↓SN2021hpr in NGC3147↓文字無し画像(長辺方向トリミング)

↓同、文字入り画像↓(SKY-MAPORGから近くの星の等級を記入したもの)

↓1日前の画像(※1日程度では大きな差が無い?けれど)↓

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04/12/2021

4/12太陽Hα&可視光像

4/12,9時過ぎの太陽Hα&可視光像※画像クリックすると別窓に拡大表示します※太陽東側活動域の微小黒点は今日も辛うじて数個写っているのが確認できた(可視光破線赤丸内)が、このままだと番号付かないで消滅の可能性がある。昨日同様、周縁の紅炎も賑やかだったが、中でも東縁の噴出は処理時にようやく気付くほどごく淡いものながら、その大きさと高さに驚かされた。
↓Hα全体像(カラー1)↓9h14m

↓可視光全体像(白黒)↓9h21m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/11/2021

4/11太陽Hα&可視光像

4/11,9時半の太陽Hα&可視光像※画像クリックすると別窓に拡大表示します※本体東縁から少し入った辺りの活動域に小黒点(番号無し)登場し拙小口径屈折でも辛うじて写っているのが分かった(可視光破線赤丸内)。昨日まで北側にあった細長いダークフィラメント影は行方不明。/周縁の紅炎は4方向に比較的目につく噴出があり賑やかな印象。中でも東縁の髭状噴出と西縁の広がった噴出は明るくあっさり目視確認できた。
↓Hα全体像(カラー1)↓9h31m

↓可視光全体像(白黒)↓9h39m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/10/2021

4/10午前9時頃の太陽Hα像

4/10午前9時頃の太陽Hα像※画像クリックすると別窓に拡大表示します※無黒点とのことで今日も可視光観察省略※北側の細長いダークフィラメント影は健在で、モニター像でもはっきり影が確認できた。/西縁と南縁の紅炎噴出もあっさり目視確認できたが、他にも彼方此方小規模な噴出があり、昨日より元気がある?と感じた。
↓Hα全体像(カラー1)↓8h54m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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SN2021hpr in NGC3147

4/9晩。晴れ間が広がり久しぶりに星見台で夜の観察を行った。>4/2,山形県の板垣公一さんがりゅう座系外星雲NGC3147に発見された超新星を狙ってみた。発見後も増光しているらしい。
↓SN2021hpr in NGC3147↓文字無し画像(長辺方向少しトリミング)

↓同、文字入り画像↓(SKY-MAPORGから近くの星の等級を記入したもの)

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04/09/2021

4/9昼過ぎの太陽Hα像

4/9昼過ぎの太陽Hα像※4/8は晴れたが別用に追われタイミング合わず欠測※画像クリックすると別窓に拡大表示します※午前中は雲多く観察不能。無黒点とのことで可視光は省略。/本体北北西縁近く縦に細長いダークフィラメント影あり、先日の見事な紅炎が此方側へ回り始めたものと推察。/周縁の紅炎で比較的明るいのは西縁と南縁の噴出で、いずれもあっさり目視確認できた。他にも低く淡く小さいのが彼方此方噴いていた。
↓Hα全体像(カラー1)↓13h26m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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昨年同期:比較>最大と最小の満月

明け方は良く晴れていたが、その後雲が多くなり今はフロントガラスに雨粒が落ちる程度。ワイパー動かすほどでも無いが、太陽観察は無理>ということで、昨年同期の投稿記事を再掲↓
----------今年最大と昨年最小の月(2020年4/9投稿)----------
4/7深夜、月齢14.2↓真の満月は翌8日の昼で日本からは見られない。今回の満月は見かけの大きさが今年最大=地球に一番近くなるということで話題になっていた。通常はVixen6cmアクロ屈折(fl=910mm)でちょうど写野いっぱいに月面を収められるが、今回は南北2枚に分けないと収まらない。どうせ2分割で撮るのならと、長光60MAXIアクロマート屈折望遠鏡で撮影した。↓※いずれも画像上が北方向※

最大&最接近の月があるなら、最小&最遠の月がある。調べると、昨年9/14の満月(15.1)が該当し、幸いなことに同日撮影した月画像データが残っていた。
↓昨年9/14月齢15.1(2019年最遠の月)↓

上2枚は同一縮尺で掲載しているが、大きさの違いをより分かりやすくするために両者を重ねてみた。↓

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04/08/2021

ASIAIRpro試行EQ6編(M101)

本当は本日4/8太陽観察のつもりで居たが、別用が重なった4/7の観察処理進まず、もたもたしているうちに昼となり、朝は晴れていたのに雲が邪魔して観察不能、今は小雨 orz>で、その後のASIAIRpro試行、続編その2=ハンドコントローラ―無しEQ6pro赤道儀をASIAIRproで制御実験結果です。iPhoneからASIAIRpro経由で赤道儀を制御できれば野外でノートPC使わずに済むどころかハンドコントローラ無しEQ6赤道儀を軽快に制御可能になる。試写はM101回転花火星雲↓
↓M101↓(×1全体像)

↓M101↓(長辺方向トリミング)

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04/07/2021

4/7昼前の太陽Hα&可視光像

4/7昼前の太陽Hα&可視光像※画像クリックすると別窓に拡大表示します※2813黒点は確認できず、辛うじて活動域が判るのみ。北東側に言われなければ見落とす微小黒点が現れていた。/何といっても北北東縁の大きく広がった紅炎が見事で、反対の南南西縁にも高く噴いているが問題にせず。別用に追われ処理終了が遅れた。m(_ _)m
↓Hα全体像(カラー1)↓11h4m

↓可視光全体像(白黒)↓10h12m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/06/2021

4/6南中時の太陽Hα&可視光像

4/6南中時の太陽Hα&可視光像※画像クリックすると別窓に拡大表示します※2813新黒点は西へ回っていることもあり小さく何とか確認できるレベル。/周縁の紅炎で比較的明るいのは昨日同様南縁の噴出で、東縁にも数本噴いている。他にも彼方此方小さな噴出あるものの目立つほどには至らない。
↓Hα全体像(カラー1)↓11h50m

↓可視光全体像(白黒)↓10h17m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/05/2021

4/5太陽Hα&可視光像

4/5,16時前の太陽Hα&可視光像※4/4は天候不良で欠測※画像クリックすると別窓に拡大表示します※北西側にポツンと2813黒点が登場。南東側にも番号付かない微小黒点とのことだが小口径可視光像では判別不能。/周縁の紅炎で比較的明るいのは南縁の噴出で、東縁にも背の低い広がった噴出あり。他にも淡く小さいのが彼方此方噴いていたが、どれも目立たない。
↓Hα全体像(カラー1)↓15h45m

↓可視光全体像(白黒)↓15h57m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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ASIAIRpro試行EQ6pro編(M51)

その後のASIAIRpro試行、続編です。3/19深夜ハンドコントローラ―無しEQ6pro赤道儀をASIAIRproで制御できるか試してみた。実は、これが最大の目的。ハンドコントローラ無くても赤道儀本体シリアル端子へEQDirectで接続すればノートPCから制御できるが、ハンドコントローラの手軽さには叶わない。で、iPhoneからASIAIRpro経由で赤道儀を制御できれば野外でノートPC使わずに済むどころかハンドコントローラ無しEQ6赤道儀を軽快に制御できることになる。試写は天頂近くに上っていたM51子持ち星雲↓
↓M51↓(×1全体像)

↓M51↓(×2Drizzle)

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04/04/2021

6年前4/4皆既月食

その前に)表題に関連して、というか、便乗して(笑)↓4/3早朝の月齢20.4

【データ】月齢20.4/2021年4月3日6時47分/ASI178MM(Gain140,Gamma50,Shutter1.3ms,24fps,30sec,SER-TIF)/FC60(fl=500mm)/LX200赤道儀@自宅星見台HANA
早朝とはいえ6時過ぎると既に青空。撮影時は7時近くで月は見え辛くなり、望遠鏡で見る月はコントラスト低く、さらにはカラーカメラでないため臨場感に欠ける。ぱっと見は高倍率ズームコンデジで撮った月と大差無いが、精細さでは勝るのだが、、。
さて、本題。4/4=朝から断続的な降雨。午後から雨の時間が長くなった。ということで
----------↓6年前2015年4/4の皆既月蝕↓
----------

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178MM対LumixG7(4/3太陽Hα)その2

178MM対LumixG7(4/3太陽Hα)その1の続き。↓先ずはLumixG7と178MMで撮った太陽全体像を並べてみる↓
↓Hα全体像(カラー1,LumixG7)↓

↓Hα全体像(カラー1,178MM)↓9h37m

↓Hα全体像(白黒,LumixG7)↓

↓Hα全体像(白黒,178MM)↓

↓Hα全体像(カラー2,LumixG7)↓

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04/03/2021

178MM対LmxG7(4/3太陽Hα像)その1

4/3,9時半の太陽Hα像※画像クリックすると別窓に拡大表示します※2812活動域も西裏へ隠れ今日も無黒点。/周縁の紅炎も、東縁に目視確認可能な噴出あるも小さく、南南西縁の噴出も小さくなり目立たず。/そこで、ミラーレス機(4K動画)とCMOS白黒カメラ(SER動画)両者の比較をしてみた。
↓Hα全体像(カラー1,178MM)↓9h37m

↓Hα全体像(白黒,178MM)↓

↓同(カラー2,178MM)↓

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04/02/2021

4/2昼の太陽Hα&可視光像

4/2昼の太陽Hα&可視光像※画像クリックすると別窓に拡大表示します※2812黒点跡は西縁へ達し、先行の2811跡は西裏側へ隠れていた。よって今日も無黒点。/周縁の紅炎は、南南西縁に尖り屋根状の噴出、東縁には小規模な噴出林立していたが、いずれも目立つ程でも無く寂しい状況。
↓Hα全体像(カラー1)↓12h35m

↓可視光全体像(白黒)↓12h39m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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04/01/2021

4/1正午の太陽Hα&可視光像

4/1正午の太陽Hα&可視光像※画像クリックすると別窓に拡大表示します※2812,2811黒点は消滅し可視光で写らず、活動域のみが残っている。2811は西縁ギリギリで明日は間違いなく裏へ隠れそう。/周縁の紅炎は、南南西縁の明るい噴出が残っており、東西にも小さく暗めのが噴いている程度。
↓Hα全体像(カラー1)↓12h1m

↓可視光全体像(白黒)↓12h9m

↓Hα全体像(白黒)↓

↓同(カラー2)↓

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