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January 2022の記事

01/31/2022

1/31太陽Hα&可視光像

1/31,10時の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※日頃の行い良い?せいか(笑)月末4日連続観察となり、月間18日間(ほぼ6割)達成!\(^_^)/日本海側冬期にしては上出来と思う(自画自賛)/可視黒点は6群のままだが、昨日無番号だった東縁の新黒点2つはそれぞれ2939,2940の番号が付き全て番号付きとなった(>2938黒点は小さく確認し辛い)。2940群はフレア頻発のようで、Hα像では北東縁が白く明るくなっているのが目についた。また、この2940群の縁が少し明るく盛り上がっている様子が見られ、今後徐々に此方側へ回って来るので楽しみ(<晴れないと困るけど)。周縁の紅炎では南西縁の紅炎が一番目についた。
↓Hα全体像(カラー1)9h53m↓

↓可視光全体像(白黒)10h0m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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01/30/2022

1/30太陽Hα&可視光像

1/30,14時前の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※午前中は快曇状態で諦めていたが、昼頃より雲に隙間が出始め何とか観察できた。上空気流も昨日ほど最悪で無く周縁部の小さな噴出も判別できた。/本日朝M1.1フレア発生した中央北2936群は前回程でないにせよ活動域が白く明るく見え、目立っていた。この約2時間余後の16時過ぎC6.7フレア発生とのこと。可視光で確認できた黒点群は、2934,2935,2936,2938群の他に、北東縁、東縁に無番号新黒点が現れ、計6群。東縁の新黒点はそれと判る大きさだったが、2935及び2938黒点は小さく辛うじて確認できるレベル。/周縁の紅炎は東縁、南東縁、南西縁などの噴出が目についた。
↓Hα全体像(カラー1)13h48m↓

↓可視光全体像(白黒)13h52m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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明暗差処理試行(M42)

本日1/30は朝から雪。積雪少ないが今のところ太陽が顔を出す気配なし。>ということで、1/27晩に撮ったM42オリオン星雲↓

↑目視観察では中央部にトラペジウムと呼ばれる星々と周りの星雲との対比が美しい↑
が、ごく普通に撮影&処理すると、
【1】↓明るい星雲に埋もれて吹っ飛んでしまう↓

そこで、カメラ感度を抑えて露光時間も短くし、
【2】↓中央トラペジウムが星雲の光に埋もれないように抑えた↓

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01/29/2022

1/29太陽Hα&可視光像

1/29,13時半前の太陽Hα&可視光像※1/28は天候とタイミング合わず欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※11時頃より雲に隙間が出始めたが狭小でタイミング合わず、昼過ぎようやく観察できた。ただ、上空気流不良=モニターの太陽像揺らいでいた。/フレア頻発という北東2936群活動域が白く明るく見え、一番目立っていた。黒点群数は5群のままだったが、シーイング不良のため小さい2938群などは可視光で確認不能。/周縁の紅炎は北東縁、南東縁、南西縁の噴出が目についたが、これまた悪気流の影響で精細さを欠いたのが残念。ともあれ、これで今月観察日数が16日となり5割超確定した。
↓Hα全体像(カラー1)13h17m↓

↓可視光全体像(白黒)13h20m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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01/28/2022

1/27深夜〜の3彗星

3日間続いた太陽観察は快曇でお休み。たまにはこういうのも、ということで。
昨夜(1/27深夜)の3彗星(29P/Schwassmann-Wachmann1(2019)彗星、C/2019 L3 ( ATLAS )彗星、67P/Churyumov-Gerasimenko(2021)彗星↓
↓29P/Schwassmann-Wachmann1(2019)彗星↓

↓同、文字入り↓

同彗星の明るさは16等台後半>道理で当初「彗星が写ってない?」と思ったわけだ。処理段階でようやく小さくボヤけた彗星像が写っていることに気付いた。
↓C/2019 L3 ( ATLAS )彗星↓

↓同、文字入り↓

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01/27/2022

1/27太陽Hα&可視光像

1/27,10時半過ぎの太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※厳冬期の北陸にしては珍しい3日連続観察。/昨日フレア発生した北東縁新黒点は2938の番号が付き、黒点群数は5群のまま。2937群のHα光形状=某大手通販サイトのロゴ?もそのまま(笑)。/周縁の紅炎は、前回ほど目立つものは無くなり、淡く小さく大人しくなった印象を受けた。明るさと大きさで目立っていた南西縁の噴出は外殻だけが残っている?ような感じになり、賑やかさが収まった気がした。
↓Hα全体像(カラー1)10h48m↓

↓可視光全体像(白黒)10h42m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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01/26/2022

1/26フレア太陽Hα&可視光像

1/26,9時直前の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※この時期珍しい2日連続観察。しかも今日は運良く北東縁C9.9フレア発生とタイミングが合った。昨日登場した2936群に次いで北東縁に現れた無番号新黒点付近に発生したらしい。目視観察では明るいトゲ状突起がひときわ目立っていた。黒点群は2734群の東隣に2737群が現れており、Hα光では某大手通販サイトのロゴを彷彿とさせる(笑)。これに北半球の2735群、北東縁無番号新黒点も合わせて計5群。/周縁の紅炎で目立ったのは南西縁の噴出だが若干勢いが薄れたか?。ただ、大きいだけに複雑に入り乱れているようなのが興味をそそられる。拡大撮影する余裕無いのが残念。明るさではフレア発生した北東縁の噴出がとても目立っていた。さらに、北西側にも2つ大きな噴出が上がっており、賑やかだった。
↓Hα全体像(カラー1)8h51m↓

↓可視光全体像(白黒)8h56m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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01/25/2022

1/25太陽Hα&可視光像-2

1/25,9時半過ぎの太陽Hα&可視光像※1/22,23,24は天候とタイミング合わず欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※やっとタイミングが合い、1週間ぶりに可視光像も得られた。/3日間欠測しているうちに黒点は南東2934群と北西2935新黒点、北東縁の無番号(おそらく2936?)新黒点の3群のみになっていた。2934,2935黒点周辺のダークフィラメントが目についた。/周縁の紅炎は、南西縁の大きく明るい噴出が真っ先に目に入り、西側の方が数と規模で賑やかだったが、淡いながらも南東縁に枝が大きく広がったような形状の噴出が上がっていた。この後から新たな活動域が現れそうな感じ。次の観察の機会は何時になるか気になるが、今日は久しぶりに観察できて満足。

↓東側等倍(可視光、白黒)↓
↓西側等倍(可視光、白黒)↓
↓北東側等倍(Hα、白黒)↓第2象限↓
↓北西側等倍(Hα、白黒)↓第1象限↓
↓南東側等倍(Hα白黒)↓第3象限↓
↓南西側等倍(Hα白黒)↓第4象限↓

↓追記へ↓続きます↓

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1/25太陽Hα&可視光像-1

1/25,9時半過ぎの太陽Hα&可視光像※1/22,23,24は天候とタイミング合わず欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※やっとタイミングが合い、1週間ぶりに可視光像も得られた。/3日間欠測しているうちに黒点は南東2934群と北西2935新黒点、北東縁の無番号(おそらく2936?)新黒点の3群のみになっていた。2934,2935黒点周辺のダークフィラメントが目についた。/周縁の紅炎は、南西縁の大きく明るい噴出が真っ先に目に入り、西側の方が数と規模で賑やかだったが、淡いながらも南東縁に枝が大きく広がったような形状の噴出が上がっていた。この後から新たな活動域が現れそうな感じ。次の観察の機会は何時になるか気になるが、今日は久しぶりに観察できて満足。
↓Hα全体像(カラー1)9h40m↓

↓可視光全体像(白黒)9h44m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

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01/24/2022

2年前同期冬の大三角形

本日1/24午前中は、雲に隙間ができる時間帯あったが業務とタイミング合わず太陽観察の機会を逸す。午後からは快曇状態でアウト。>ということで、2年前同期の星野写真から。当時のブログ記事を見ると、同時期パンスターズ彗星が現れており未掲載のままだったらしい。
↓冬の大三角形↓Medium-Kappa-Sigma

ところどころ赤い塊のような箇所が見られるが、所謂H?領域と呼ばれる部分で水素輝線が強く出ている。実際には目視でこのようなH?領域を感じ取ることはない。
↓同、星座線入り↓

上2枚はあまりにドギツイ=ケバケバ=派手派手=不自然さが目につく。
↓冬の大三角形↓Average

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01/23/2022

雲中強行試写(M41)

昨夜1/22晩。気付くと雲が切れ、東天には下弦前の月が上り始めていた。慌てて星見台へ向かうが、庭先は凍り付き一部スケートリンク状態。外階段も滑り台状態でささっと上がれない。>何とか準備態勢に入ったが、再び雲が空を覆い始めていた。雲中から南空にシリウスが目についたので基準星に選び、観察目標は、、という段になった時点で全天うろこ雲に覆われていた。↓当夜の空の状況↓(YouTube)

↑止む無くシリウス直下の散開星団M41を狙うことにした。5秒露光×60枚から毎秒4コマ再生動画風にしたもの↑ほぼ雲動画(-_-;)↑
雲が多過ぎてなかなか導入補正までに至らない。何も無ければ1発で修正完了なのだが、、数回挑戦して何とか導入補正(=PC画面と写野連動)できた。
↓おおいぬ座散開星団M41↓

↓同、等級数字入り↓

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01/22/2022

2年前C/2017T2二重星団へ接近

今日1/22は降雪ひと段落したが、気温上がらず積雪無い代わりに融雪も無い。2月初め頃まで厳しい寒さが続くかも知れない。と、いうことで2年前同期投稿記事から再掲です↓
↓二重星団h-χへ接近中のC/2017T2パンスターズ↓

↓同、長辺方向トリミング↓
↓撮影中のステラショット画面↓

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01/21/2022

1/21雪雲越し太陽Hα像

1/21南中時の太陽Hα※1/20は天候不良で欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※朝は降雪。>前回同様の雪雲越し強行観察で、今回も可視光像は撮る余裕無し。辛うじて1ショット18秒は確保できた。/西裏に回った2929群にM級フレア発生とのことだが、云々できる状態では無し。西側に2927,2933群、東側に2934群を確認。北東側及び南東側のダークフィラメントが目についた。周縁の紅炎は彼方此方噴いていたが、然程高さのある大きな噴出は見当たらなかった。
↓Hα全体像(カラー1)11h46m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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01/20/2022

6年前M101脇のカタリナ彗星

今日1/20は夜中よりも明るくなってからの降雪量が多かった。午前中は自宅横県道へ除雪車が出動しなかったので、自前除雪機出動も無し。午後遅くなって県道脇の車庫前と私道出入口を除雪した。>ということで6年前同期の記事を再掲↓
----------1/17未明、系外星雲M101脇を通過中のカタリナ彗星----------
暗くなる頃から天候回復の兆しあったが、月が低くなる&地元スキー場のナイター消灯&北斗七星が高度を上げる&雪雲が隙間を開けるのを待っていたら本日(17日)未明になってしまった。↓とりあえず2時間の間に移動する様子↓

↓星見台内でカタリナ彗星迎撃中↓

【データ】M101に接近中のカタリナ彗星/2016年1月17日0時56分〜(30秒×8枚&
約30分毎×5=40枚スタック)/EOSkissX7改(ISO3200,RAW)/FS60C(B改)+0.72RC(fl=255mm)直焦点/NJP赤道儀放置追尾@自宅星見台HANA
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1/17未明、系外星雲M101(回転花火:画面左のぼんやりした光芒)のそばを通過するC/2013 US10カタリナ彗星(画面右)↓

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01/19/2022

1/19雪雲越し太陽Hα像

1/19南中時の太陽Hα※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※雪雲越しのため無理矢理3ショット撮像試みるも、暗くフラットな画像しか得られず。比較的マシなショットの前半10秒分だけ利用した。それでも雲通過によるムラが生じているようだ。可視光像は撮る余裕無し。/この画像から辛うじて2929,2930,2927,2933群を確認できた。周縁の紅炎は東縁の噴出を確認したが、然程大きさはなさそう、、って、とてもまともな画像とは言えず、無理矢理撮ったor撮れました、というだけで全く以って精細さに欠ける。
↓Hα全体像(カラー1)11h45m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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01/18/2022

1/18太陽Hα&可視光像

1/18,10時過ぎの太陽Hα&可視光像※1/15,16,17は天候不良で欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※雪空ながら雲間から太陽が顔を見せる時間もあった。が、落ち着かず直に降雪始まるという一日だった。上空気流状態も宜しくなく太陽像はメラメラしていた。/3日間欠測したら各黒点群はかなり西進していた(2927,2929,2930群)。他に番号の付く黒点は2932と2933番で、これに小さい無番号新黒点1つを加え計6群。/周縁の紅炎は彼方此方噴いていて賑やかだったが、さほど大きな噴出は見当たらない感じ。本体北東側活動域や点在するダークフィラメント影が目についた。
↓Hα全体像(カラー1)10h5m↓

↓可視光全体像(白黒)↓10h15m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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01/17/2022

1/16未明の彗星3つ

1/17は午後に瞬間晴れ間あるもタイミング合わずじまい。>と、いうことで1/16未明に撮影した彗星3個↓
↓C/2019L3 (ATLAS)アトラス彗星↓

↓同、白黒反転画像↓

明るい(と言っても9等台)が、尾は判然としない。
【データ】C/2019L3 (ATLAS)/2022年1月16日0時44分〜(20秒7枚)/ASI533MCC(-8℃,Gain510,Gamma50,FIT-TIF)/C11+0.75RC(fl2100mm)/NJP赤道儀@自宅星見台HANA
↓67P/Churyumov-Gerasimenko(2021)チェリモフ・ゲラシメンコ彗星↓

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01/16/2022

1/15ドタバタ試写2(系外星雲)

1/15深夜。黒部から帰宅したら、何とほぼ快晴。上弦を過ぎ3日後に満月を控えた月が空を明るくしていたが、そのまま星見台へ上がり試写の続き。↓
↓しし座の系外星雲NGC2903↓

↓同、中央付近トリミング↓

NGC2903は意外と大きく目立つ系外星雲(某渦巻き型)。数分程度の横着撮影でもそこそこ写る。ただ、Web検索をかけてNGC2903画像を閲覧すると、全くもって見劣りしてしまう。ささっと横着に済ませてもそこそこ写るのは有難い。
【データ】2022年1月16日1時42分〜(30秒13枚)/ASI533MCC(-8℃,Gain510,Gamma50,FIT-TIF)/C11+0.75RC(fl2100mm)/NJP赤道儀@自宅星見台HANA
↓ろくぶんぎ座の系外星雲NGC3115スピンドル(紡錘)銀河↓

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01/15/2022

1/15ドタバタ試写(月齢12.7他)

1/15は会合やら左義長やらドタバタした1日だった。ようやく解放されたのは夕刻>黒部の定例観察会へ出かけた。曇天だったが辛うじて月が雲越しに見えた↓
↓月齢12.7の月↓

スマホでASI_Air(ラズパイ4)経由でカメラコントロール。4K動画モードだた写野に収まらないため、南北2つに分けて撮影し、後で1つに合成したが、雲越しのため特に北側の月が露光オーバーになってしまい2枚の画像に輝度差が生じ、結果的に継ぎ目に横線が走ってしまった。orz
↓同、南側の月↓明度輝度が極端にならずに済んだ

2022年1月15日19時18分、23分(いずれも30fps,30秒)/ASI533MCC(Gain80,Gamma50,Shutter10msec?,4K,MP4→SER→TIF)/TS65mmセミアポ屈折(fl=500mm)/P型赤道儀放置追尾@黒部市吉田科学館前
月の右上、天頂付近に雲越しにM45すばるが見えたのでDSO試写を強行↓

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01/14/2022

1/14太陽Hα&可視光像

1/14昼の太陽Hα&可視光像※1/13は天候不良で欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※昨夜から今年一番のドカ雪で50cm超の積雪。束の間の晴れ間もあったが、午前中は業務とタイミング合わずじまい。昼、自宅へ戻った際にようやくタイミングが合い雲間をみながら観察。/黒点は2924〜2931番まで計8群現れていたが、2928〜2931番の4群はとても小さく辛うじて分かる程度。また、2926と2924群は西縁に達していた。ただ、北東縁へM級フレア発生した領域が近付いており期待(って、次は何時観察できるやら、、)/北東縁にこのフレアと関係すると思われる明るいループがあった。周縁の紅炎は彼方此方噴いていたが、大きさと広がりでは南西縁の噴出、高さでは西縁に冬の針葉樹のような噴出が目に止まった。
↓Hα全体像(カラー1)12h48m↓

↓可視光全体像(白黒)↓12h40m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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01/13/2022

未公開画像-2(天王星)

1/13,朝から断続的な降雪で寒い冷たい一日だった。>で、太陽観察は不能>過去の未公開画像から「その2」です。
【1】昨秋、ο-Aries(おひつじ座オミクロン星)にニアミスした天王星↓
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※この頃、オミクロン株は未だ無かったはず??>星座の星はギリシャ文字で順にα、β、γ、、、15番めがο(オミクロン)、16番めがπ(パイ)、、24番ω(オメガ)まで。(間が抜けているかも?知れないが)コロナ株が15番まで進んだ??>そろそろ終息して、、というより、徐々に軽症状化して無影響同様になって欲しいものだ。
↓同、文字無し元画像↓

【データ】天王星がο-Ariとニアミス/2021年10月9日24時2分(60秒7枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/WO-Star71(fl=350mm)/ADVX赤道儀ss-oneガイド@自宅星見台HANA
天王星は太陽系7番惑星(内側に土星、外側に海王星)で、上画像からも分かるようにほぼ6等級で、接近時は5等台になり肉眼観察の記録があるという。太陽系の惑星の中で木星、土星に次いで3番めの大きさがある。自転面が黄道面に対して横倒しに近いことでも知られる。
【2】天王星近傍(天王星と衛星)↓等倍トリミング

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01/12/2022

1/12太陽Hα&可視光像

1/12正午頃の太陽Hα&可視光像※11/11は晴れ間とタイミング合わず欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※朝から雪だったが束の間の晴れ間もあり、昼休みに雲の切れ間から観察強行できた。その割に上空大気は然程悪く無かった?ようだった。/2924群は西縁へ近付き始めていた。2925群と2927群の間に新黒点が登場していたが可視光で辛うじて見つけられる程度。北西側に2926群が復活?していた。周縁の紅炎は前回1/10,東縁に連なっていた噴出群は小さくなり、本体東側へ入り始めているようだった。北西縁にやや高さのあるピラミッド状、西縁にもごく淡いながらもピラミッド状噴出が上がっていた。
↓Hα全体像(カラー1)11h59m↓

↓可視光全体像(白黒)↓12h8m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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01/11/2022

1/10上弦(月齢7.7)

1/10晩。昼間の好天が続いており、今年初の上弦の月が西側へ回り始めていた。↓今回はC11で月面北部、中部、南部の計6ショットに録り分け、Microsoft ICEで1枚に合成した↓月齢7.7(上弦の月)↓※天体望遠鏡視野と同じ逆像表示※いずれの画像も左クリック=別窓等倍表示されます※

この時期にしては比較的マシな上空気流?と感じたのでC11を使用したが、口径28cmの解像能力には到底及ばない。
↓以下は合成に使用した6枚↓

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01/10/2022

1/10太陽Hα&可視光像

1/10,10時前の太陽Hα&可視光像※11/9は天候不良で欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※快晴だが少し白っぽい空だった。/2924群、2925群に続いて東縁に現れた新黒点は2927の番号が付いていた。また、2974と2975の間と北東縁にそれぞれ無番号の小さな新黒点が登場していた。2924群は中央子午線の辺りで、大きく左右に広がっていた。周縁の紅炎は、北東縁、南東縁に目につく噴出が連なっているのが目視確認でき壮観な眺めだった。西側も東よりは小さめながら数か所に噴出上がっていた。
↓Hα全体像(カラー1)9h48m↓

↓可視光全体像(白黒)↓9h53m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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01/09/2022

1/8月齢5.7

1/8晩。昼間の好天が続いており、月齢5.7の月が西に傾き始めていた。で、今年初の月面撮影。これまた久しぶりに長光60アクロマート屈折鏡を使用した。↓
↓【1】(半月前の月を1つの写野に収めるよう)縦構図で撮ったもの↓

【データ】2022年1月8日20時8分(30fps×30秒52%)/LumixG7(ISO800,Shutter1/80sec.ダイナミック白黒モード、4K,MP4→SER)/長光60アクロ屈折(fl=1200mm)/ADVX赤道儀@自宅星見台HANA
↓【2】横構図(北が上)にして南北2ショットに分けて撮影し、処理過程で1枚に合成したもの↓

【データ】月齢5.7(南北2枚合成)/同日20時09分〜(30fps×30秒40-45%)/他は上と同じ

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01/08/2022

1/8太陽Hα&可視光像

1/8,11時の太陽Hα&可視光像※11/7は晴れ間とタイミング合わず欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※快晴で気持ち良い青空となった。/東縁2924群、2925群に続いて新黒点現れたがポツンと小さく可視光で辛うじて確認できた程度。2924群は正面へ近付いたこともあり、大きく広がっていた。周縁の紅炎は、北東縁、南東縁に比較的目につく噴出上がっていたが、対して西側はどれも小さい噴出。前回北西縁の噴出はごく淡く残っていた。
↓Hα全体像(カラー1)10h47m↓

↓可視光全体像(白黒)↓10h52m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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01/07/2022

未公開画像-1(M1ほか)

1/7,昼頃に日が差す瞬間あったが、同時に雪がパラつきとても太陽観察できる状態では無く諦めた。>で、昨年秋に撮ったまま未処理&未公開だった画像を載せます。先ずは牡牛座のM1(メシエ番号1:カニ星雲)から↓
↓M1(カニ星雲)長辺トリミング↓

↓同、中心部等倍↓

【データ】2021年10月3日1時30分(JST)〜(90秒16枚)/ASI1600MCC(-10℃,Gain480,FTS)/C11+0.75RC(fl=2100mm)/NJP赤道儀ステラショット制御@自宅星見台HANA
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
↓M78(メシエ番号78:俗称「ウルトラマン星雲※」)↓

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01/06/2022

1/6太陽Hα&可視光像

1/6,11時の太陽Hα&10時過ぎの可視光像。※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※今日は雪の帝都とは真逆の青空だった。ヽ(^o^)丿/昨日、東縁の2924群に続いて登場した新黒点に2925の番号が付いた。どちらも複数の黒点で成り立っており、今後正面へ回るにつれ見かけも大きくなりそうな気配。周縁の紅炎は北西縁、北東縁、南西縁に噴出が上がっており、どちらかというと西側が優勢ながら、北東縁に登場した噴出は新黒点も期待できそうな予感(「勘」です)。
↓Hα全体像(カラー1)11h4m↓

↓可視光全体像(白黒)↓10h13m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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01/05/2022

1/5太陽Hα&可視光像

1/5,11時前の太陽Hα&可視光像。※1/4は雪のため欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※朝は雪だったが昼近くに晴れ間が生じた。/欠測している間に西縁の黒点は裏へ隠れ、代わって東縁に2924群と無番号黒点が登場していた。2924群は1/3観察時に東縁に小さな活動域があった箇所のように思われる。周縁の紅炎は北西縁、南西縁、南東縁にそこそこの噴出が上がっていて、中で一番高いのは北西縁のものだった。
↓Hα全体像(カラー1)10h54m↓

↓可視光全体像(白黒)↓10h58m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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01/04/2022

返り討ち

正月3日に近日点通過したレナード彗星は地球からも遠ざかる一方となったが、先月初め頃(地球最接近までの頃)は明け方の東空で観察できたが、下旬頃からは夕方の南西空に姿を(写真画像では)見事な姿を見せ、話題になった。以下は、先月12/21夕刻南西低空の↓レナード彗星↓(白黒反転)

南西低空に雲があり、その影響で背景ムラが酷く、白黒反転にすることで多少緩和できるかな?と思ったが、甘かった。
↓同(白黒ポジ)↓

これも酷い。画像も荒れ気味で、分かれた尾の描写も宜しくない。
↓同(カラー、ポジ)↓

さらに酷い。色がある分だけ汚く感じる。
↓スタック直後の元画像(カラー、ポジ)↓

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01/03/2022

1/3太陽Hα&可視光像

1/3,10時半過ぎの太陽Hα&可視光像。※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※北陸にしては珍しく元旦から3日連続観察できた。ただ、冬の上空はシーイング不良。/2918黒点は西縁裏へ隠れ、2916群も南西縁に到達し明日以降は消えそう。2922群は可視光で微かに?辛うじて確認できるレベルで、2923黒点も白斑部が何とか残っている程度。元旦から南東縁に目立っていた広がりある噴出群は少し大人しく小さくなっていた。北西縁にも淡いが比較的背丈のある噴出が上がっていた。
↓Hα全体像(カラー1)10h41m↓

↓可視光全体像(白黒)↓10h45m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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01/02/2022

1/2太陽Hα&可視光像

1/2,10時半過ぎの太陽Hα&可視光像。※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※朝から快晴=1日ずれていたら初日の出を拝めたのに、、。ともあれ、新年早々太陽観察2連荘できたのは良かった。/フレア頻発?の2918黒点は西縁に達し明日は裏側間違いなし。2916群も西縁に近付いた。他には彼方此方ダークフィラメント影を確認できた。外縁では昨日同様、南東縁にそこそこ大きく広がりある噴出群が目立っていた。
↓Hα全体像(カラー1)10h42m↓

↓可視光全体像(白黒)↓10h36m↓

↓Hα全体像(白黒)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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01/01/2022

2022元旦雲越し太陽Hα像

寅年の新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。2022年元旦の太陽Hα像です。
雲越し1ショットのみ(それも10秒余で中断)の強行観察のため可視光像を撮る余裕無し。※12/30,12/31は天候不良で欠測※各画像をクリックすると別窓等倍表示します※雲越しで暗くなっているが、西縁に近付いている2916群が健在ということだけは分かった。外縁では南東縁にそこそこ大きく広がりある噴出群が目についた。
↓Hα全体像(カラー1)15h35m↓

↓Hα全体像(白黒、文字入り)↓

↓Hα全体像(白黒、文字無し)↓

↓Hα全体像(カラー2)↓

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Web年賀2022壬寅

寅年の新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
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誠に勝手ではございますが、10年ほど前より年賀はがきは元旦に書くことにさせていただいており、昨年からは元旦以降へ完全移行致しました。新年早々ご迷惑をおかけしますが何卒ご了承願います。m(_ _)m
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<龍吉>!(^^)!今年も拙ブログをどうぞ宜しくお願いします。>皆様(^_-)-☆
<はな>=^_^=「寅」の新年明けましておめでとうございます。明るい年になってほしいニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U戌年生まれのオイラは今年6月で満4歳!本年も宜しくお願いしますワン▽・。・▽


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