2022年を振り返る【1月】
朝からクリスマス寒波が猛威をふるっている。↓現在積雪40〜50cm>と、いうことで年末恒例?2022年を振り返る【1】1月↓
↓【1/27】深夜〜の3彗星↓
3日間続いた太陽観察は快曇でお休み。たまにはこういうのも、ということで。
昨夜(1/27深夜)の3彗星(29P/Schwassmann-Wachmann1(2019)彗星、C/2019 L3 ( ATLAS )彗星、67P/Churyumov-Gerasimenko(2021)彗星↓
↓29P/Schwassmann-Wachmann1(2019)彗星↓
同彗星の明るさは16等台後半>道理で当初「彗星が写ってない?」と思ったわけだ。処理段階でようやく小さくボヤけた彗星像が写っていることに気付いた。
↓C/2019 L3 ( ATLAS )彗星↓
※初期導入&導入補正用6cmアクロ屈折(fl=700mm)で撮影※
↓C/2019 L3 ( ATLAS )彗星↓
自動導入&導入補正機能付き制御ソフトのおかげで主鏡筒から光学ファインダー無くなり、自動ガイド用短焦点が1本載っているだけだが、fl=2000mm超にもなると、狭いCMOSカメラ写野では導入補正段階で失敗する事態も発生する。そこで、眠っていた6cmアクロ屈折fl=700mmを追加。大古鏡筒は迷光対策もテキトーだが、とにかく軽量なのが抜擢の理由。初期導入段階で主鏡用に使うCMOSカメラをこの屈折鏡筒へ接続し、自動導入&導入補正で中央導入=同一方向なので主鏡にも目的天体が入る。たとえ目的天体が目視できなくても周囲の星の並びでResolveするので目視導入不要。
こうして最初に導入した天体から然程離れていなければ、そのまま主鏡CMOSカメラ付けたまま次の天体の自動導入&導入補正が行える。
↓67P/Churyumov-Gerasimenko(2021)彗星↓
※彗星の光度は9等台で、見た通り、同彗星の尾がしっかり写る。
↓【未公開画像-2(天王星)】↓
1/13,朝から断続的な降雪で寒い冷たい一日だった。>で、太陽観察は不能>過去の未公開画像から「その2」です。
【1】昨秋、ο-Aries(おひつじ座オミクロン星)にニアミスした天王星↓
※この頃、オミクロン株は未だ無かったはず??>星座の星はギリシャ文字で順にα、β、γ、、、15番めがο(オミクロン)、16番めがπ(パイ)、、24番ω(オメガ)まで。(間が抜けているかも?知れないが)コロナ株が15番まで進んだ??>そろそろ終息して、、というより、徐々に軽症状化して無影響同様になって欲しいものだ。
【データ】天王星がο-Ariとニアミス/2021年10月9日24時2分(60秒7枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/WO-Star71(fl=350mm)/ADVX赤道儀ss-oneガイド@自宅星見台HANA
天王星は太陽系7番惑星(内側に土星、外側に海王星)で、上画像からも分かるようにほぼ6等級で、接近時は5等台になり肉眼観察の記録があるという。太陽系の惑星の中で木星、土星に次いで3番めの大きさがある。自転面が黄道面に対して横倒しに近いことでも知られる。
【2】天王星近傍(天王星と衛星)↓等倍トリミング
↓同、撮影日時におけるイメージ画面(WinJUPOSによる)↓
天王星には27個もの衛星があり、そのうち大きく明るい衛星はアリエル、ウンブリエル、チタニア、オベロン、ミランダで天王星の5大衛星とされる。
上のトリミング画像と見比べると、画面上のチタニアとオベロン、左下のウンブリエルは問題なく確認できる。本体の光芒と重なって見辛いがアリエルも何とか、、ミランダは暗くて不詳。次の機会があればリベンジしたい。
【データ】2021年10月2日23時51分(30秒4枚)/ASI1600MCC(-5℃,Gain480,Gamma50,FIT)/C11+0.75RC(fl=2100mm)/NJP赤道儀ステラショット制御&自動ガイド@自宅星見台HANA





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