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February 2024の記事

02/29/2024

2/29太陽Hα&可視光像

2月29日9時半の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※3日間連続して雲の隙間からの観察。/黒点群は3590,3591,3592,3594,3595,3596、3597群で1群増え7群になったが小さい群で昨日と大差なし。一番目につく3590群はさらに北西隅へ近付いた。ダークフィラメントは南東側の太く濃い影が目についた。周縁の紅炎は、あちこち噴出が賑やかで、中でも南極方向に3、4本比較的高く伸びた噴出が目にとまった。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓可視光全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
O2048203115407597541

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02/28/2024

2/28太陽Hα&可視光像

2月28日の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※昨日同様雲間からの観察でHα光は9時半頃に観察できたものの可視光は午後になってしまった。/黒点群は3590,3591,3592,3594,3595,3596群で昨日と変わらず。一番目立つ3590群はさらに西へ近付いたが、そこそこの大きさを保っている。また、3594群辺りが白く明るくなっていてフレア発生か?と思ったほど。ダークフィラメントはその3594群と西ー中央北寄りなどに濃い影を確認。周縁の紅炎は、0時、1時方向や6時半方向に明るい噴出が上がっていた。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓可視光全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
O2380238015407199258

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02/27/2024

2/27太陽Hα&可視光像

2月27日14時半の太陽Hα&可視光像※2/19〜2/26は荒天に邪魔され及び短い冬の晴れ間とタイミング合わず欠測>9日ぶりの観察※黒点群は3590,3591,3592,3594,3595,3596群で6群。一番目立つ3590群は西へ近付いたがまだ結構な大きさを保っていた。フレア発生も盛んだったらしいが観察できずに終わりそう。ダークフィラメントはその3590群周囲と中央北寄りに濃い影をいくつか確認。周縁の紅炎で目につく大きな噴出は無いものの、どの方向にも様々な形状の噴出上がっていた。ごくごく淡いながらも南西縁にひょろっとしたのが噴いていた。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓可視光全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
O2048204815406799442

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02/26/2024

近況>Atomcamによる流星監視2

Atomcamによる流星監視1の続き↓現在の星見台脇設置の流星監視カメラ↓

↓現在の南・天・北カメラ↓
↓同2↓
↓南天カメラが捉えた流星※↓
↓同2↓
この流星出現時のショート動画↓(Youtube)

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02/25/2024

近況>Atomcamによる流星監視1

昨年暮れに5台め(全体としては6台め)のAtomcam2カメラを入手し、ようやっと、ほぼ全天監視が可能となった。当初は、流星検出作業までの見通しが立たず、自力解決実行可能か?今一つだったので東カメラ1台から始めた。冬真っ盛りの季節だったので、悪天対策としてベランダの屋根真下にカメラを出した。

東側カメラ(遠景)

↑当初はAtomcam2↑
↓同(ベランダアップ)↓

↑現在はAtomcamSwing↑
↓東カメラが捉えた流星↓
↓同2↓
東西カメラから始めたもう一つの大きな理由は天候対策。防水防雨カメラでプラスチック筐体の前面=レンズ面外側をピッタリ覆っているが、そこから湿気が入る恐れがある。周囲をセロテープで止めてみたが日晒しにしているとテープが劣化、しわしわになる。結局カメラ上面にカードサイズの庇を付けると雨粒直撃のリスクを多少和らげられ気休めにはなる→1年経ったが雨粒侵入の兆候も影響も無い。元々風当たりの強い西カメラは車庫2階ガラス窓内側にくっ付けるようにして設置しているので風雨の心配はないが、真下は県道で夜間車両が通ると写野全体がライトの明かりで真っ白になることと、窓の内側のため特に上下の視界が制約を受けるという難点がある。←東カメラも屋根直下のため写野上下に制約がある。
ともあれ、悪天候対策と検出過程についてある程度の目途が立ったので、Atomcam2カメラ2台を追加購入し南北カメラとして4台体制となった(昨年正月)↓

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02/24/2024

BXTの効果3>ヘラクレス座の球状星団M13

球状星団シリーズが続くm(_ _)m/BlurXTerminator(BXT)効果その3>ヘラクレス座の球状星団M13>北天では一番明るく(5.8等)大きい(視直径20')球状星団で、空が暗く視力が良ければ肉眼(眼鏡)でも存在が分かるほど。春〜初夏にかけ日本では天頂付近に達するので観察しやすい。>↓ヘラクレス座の球状星団M13↓

↓球状星団M13撮って出しJPG↓
↓同/ASTAP↓

ASTAP/非BXT

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02/23/2024

BlurXTerminator>太陽月惑星不向き

諸々あってBlog更新遅れている。ご容赦の程m(_ _)m<昨年暮れから独習始めたPixInsightに手こずっているのも更新遅れの原因。つまらないところでつまづき解決に時間を要する、未解決のまま傍から見たら何でもないところで足踏み状態?の日々。>以下、現時点で何となく分かってきた事柄を。
当初jからネットでも言われているが、■BlurXTerminatorDeepSkyObject向き、太陽や月、惑星には不向き■ということ。
【木星】

↓Before↓
↓After1↓
↓After2↓
↓After3↓
↑木星本体左上にガリレオ衛星が写っているが、BlurXTerminator(パラメーター標準)をかける度に先鋭化?し、また、本体左下側の周囲より明るい模様が「星」と認識されたようでAfter3回め画像では立派な星に成長?している。
また、本体中央部が次第に模様が先鋭化している。But,これが本当の本来の表面模様?それっぽい模様になって見える?が、何とも疑わしい??
O1920120015405136917
【太陽】

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02/22/2024

BXTの効果2>へび座の球状星団M5

BlurXTerminator(BXT)効果その2>今回は(おとめ座境界近く)へび座頭部にある球状星団M5<ヘラクレス座M13に次いで明るい(6.2等)球状星団で見かけの大きさは12.7'という。>↓へび座の球状星団M5↓

↓球状星団M5撮って出しJPG↓
↓同/ASTAP↓

ASTAP/非BXT

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02/21/2024

BXTの効果>りょうけん座の球状星団M3

2月序盤〜中盤は季節外れの好天=温暖な日が多かったものの、ここ数日は曇天・氷雨の日が続く。/春は、見応えある系外星雲と球状星団がぞろぞろ登場する。>おおぐま座とうしかい座の狭間にある↓りょうけん座の球状星団M3↓

↓球状星団M3撮って出しJPG↓
↓同PI&BXT処理↓
文字通りたくさんの星々が球状に集まっている。その星々が集中した中心部は明るく潰れている。そのため小口径では周辺部の星しか分離して見えない。掲載画像は口径5cmのSeestarS50なので、やはり中心部が潰れて写っている。右の方はBlurXTerminator(BXT)で本来恒星は無限遠=点像という理に基づく処理で恒星像をシャープ化して、5cm口径ながら周辺部から内側にかけての星々が分離しているのが分かる=BXTの効果あり。
ASTAP/RA,DEC

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02/20/2024

2/18の12P/Pons-Brooks彗星

2/18日曜日夕方の12P/Pons-Brooks>徐々に火が長くなり始め18時になっても未だ少し青味が残る空だが、同彗星は西低空にいるため早めに取り掛からないと手遅れになる。こういう時、Seestarは自動で写野導入してくれるのはとても助かる。

↓C12/Pons-Brooks↓

↓撮って出しJPG↓
↓ASTAP色調補正↓
撮って出し画像でもはっきりと同彗星の尾が右やや上方向に写野外まで延びているのが分かる。

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SeestarS50実践>M51

SeestarS50を手にしたのは昨年11月なので約3か月経とうとしている。お手軽で簡単、価格も(円安下であっても)手ごろ、ということで売れ行き好調な様子。一般的には価格の安さもあってか?大人のおもちゃと揶揄する向きもあるようだ。誰が撮っても殆ど変わらない。一通り撮ったら飽きてしまう、、などネガティブに言う人も少なからず居る。>こうした発言を耳にするたび、ついふつふつと反発感情が湧いてくる、、。
大人のおもちゃだと?一通り撮ったら飽きる、だと?>要は使い方、生かし方次第でしょ?。
とは言ったものの、反論は結果で示すことしかない。>「大人のおもちゃ」ではない=使い方、生かし方でちゃんと実用として通用することを目指したい、、が、、


※画面右の黒い塊がSeestarS50↑
■FITs生データが肝?■↓頭部データの一部分↓

・・・・・

DATE-OBS= '2024-02-13T18:44:24.198199' / Image created time

FILTER = 'IRCUT ' / Filter used when taking image

INSTRUME= 'Seestar S50' / Camera model

BAYERPAT= 'GRBG ' / Bayer pattern

GAIN = 80 / Gain Value

FOCUSPOS= 1578 / Focuser position in steps

TELESCOP= 'Seestar S50' / Telescope name

OBJECT = 'M 51 ' / name or catalog number of object being
imaged

CTYPE1 = 'RA---TAN-SIP' / TAN (gnomic) projection + SIP distortions

CTYPE2 = 'DEC--TAN-SIP' / TAN (gnomic) projection + SIP distortions

CRVAL1 = 202.784784377 / RA of reference point

CRVAL2 = 47.0579176857 / DEC of reference point

・・・・・

撮影時刻、場所、露光時間、感度、撮影方向などがFITsデータの頭に記録されている。恒星・天体のカタログデータに紐づけて、天体の位置、光度、色、などを知ることができる。単に「おもちゃ」であれば、こうした情報は不要。>何故にこうした情報がSeestarに記録されているかと言えば、本当にSeestarの方向が合っているか?天体恒星データと比べるから。ImageSolveとかPlateSolveとか言われる。使用者は裏で器械がこうした膨大なデータと比べながら望遠鏡の方向を決め、追尾するためX-Yモーターの回転数を常に調節、、など意識する必要はない。

↓元画像JPG(1080x1920)↓
↓同2↓

↓簡易色補正↓

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02/18/2024

2/18太陽Hα&可視光像

2月18日11時の太陽Hα&可視光像※画像をクリックすると別窓に等倍像表示します※黒点群は3581,3583,3584,3586,3587,3589群の6群に減り、見ためやや寂しい感じ。ダークフィラメントは3586群近くの濃い影などが目についた。周縁の紅炎は前回に続き南西縁の明るく横に広がる噴出が目立っていた。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
O2048204815403580342

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02/17/2024

2/17太陽Hα&可視光像

2月17日昼の太陽Hα&可視光像※2/15,2/16は天候とタイミング合わず欠測※画像をクリックすると別窓に等倍像表示します※黒点群は3581,3582,3583,3584,3586,3587,3589群と無番号新黒点2群で計9群に増えた。が、目立つ群は2群程度で見た目は賑やかとは言い難い。16日午後遅く南東縁でX級フレアが発生とのことで南西縁に明るく横に連なる噴出が目立っていた。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
O2048204815403543061

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02/16/2024

天体光度の数値化Part2彗星編

迷走・試行錯誤中の天体光度の数値化→Part2
今回は14日未明の62P/紫金山彗星像での試行。点像ではなく広がりを伴う場合は未知天体光度指定するとかなり暗い結果に。
ひょっとすると中心部(核付近)の光度??/拡散した天体像の明るさ測定はアナログ時代も課題だったような気がするが??

元画像

同2


※今回は地上座標系のままの画像とし、RA,DEC線をX,Yとせずそのままにした※(斜め表示)
↓天体名表示↓



↓(画像からの)光度表示↓

O1200106715402501232

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02/15/2024

鉄腕カメラ流星検出の現状&課題

Atomcam監視カメラ(以降、鉄腕カメラ)を使った流星監視の試行を始めたのは1昨年(2022年)暮れ。以来、1年余り経過したが、その後の現状報告↓
本年1月、鉄腕カメラ1台追加=5台体制とし、ほぼ全天にわたる出現流星掃天可能となったものの、検出作業が追い付かないという課題も浮かび上がってきた。以下、その対応策など。
【1】NAS(ネットワーク上のHDD)設置により各カメラデータを一元共有化。(済=1年前)
【2】検出作業用のPCを複数に増やす。(済※=半年前)↓
【3】鉄腕カメラ4台→5台(北、天頂、南、東、西)へ増やし死角をほぼ解消?
↓火球出現時の映像を切り取ったショート動画↓
<1>↓同:各コマを比較明合成で静止画化したもの↓
O1920108015402141308

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02/14/2024

2/14太陽Hα&可視光像

2月14日南中時の太陽Hα&可視光像※画像をクリックすると別窓に等倍像表示します※この時期にしては珍しく4日連続での太陽観察。/黒点群は3576,3581,3582,3583,3584,3585群と東縁番号新黒点1群で、1群西裏へ消えた代わりに東縁から1群現れ計7群を維持。中でも目立つのは3576群や3583群。西縁へ近付いたものの3576群は迫力がある。この観察の約16分余後、3581群でM級フレア発生とのこと。惜しくも見逃した。ダークフィラメントは3583群の上(北)の太く濃い影などが目につき、周縁の紅炎は北東縁と東縁に台地状の明るい紅炎があり、南西縁には樹木状の噴出が上がっていた。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
O2048204815401620515

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02/13/2024

2/13太陽Hα&可視光像

2月13日9時半過ぎの太陽Hα&可視光像※画像をクリックすると別窓に等倍像表示します※朝から快晴で星見台で落ち着いて観察することができた。/黒点群は3571,3576,3581,3582,3583,3584群と北東縁の無番号新黒点1群で計7群。比較的目立つ黒点群が多く賑やかな印象。ダークフィラメントは北東側に太く濃い影をいくつか確認。周縁の紅炎は昨日の迫力ある噴出はなかったものの、北東縁及び南西縁にひょろひょろ、にょきにょき、様々な噴出があり賑やかだった。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
O2048204815401222743

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02/12/2024

2/12太陽Hα&可視光像

2月12日14時過ぎの太陽Hα&可視光像※画像をクリックすると別窓に等倍像表示します※昼にM級フレア発生するも雲に阻まれアウト。13時半、晴れ間に可視光1ショット録るも再びアウト。14時過ぎ、出先でようやくHα観察できた。/黒点群は3571,3576,3579,3581,3582,3583,3584群=計7群で昨日と変わらず。ダークフィラメントは北半球中緯度帯と南西側に濃い影を確認。周縁の紅炎では北東縁に横へたなびく大きく明るい噴出が素晴らしく、北西側や南西側にもいろいろな噴出があり賑やか。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
O2048204815401193771
黒点群は3571,3576,3579,3581,3582,3583,3584群=計7群で昨日と変わらず。ダークフィラメントは北半球中緯度帯と南西側に濃い影を確認。周縁の紅炎では北東縁に横へたなびく大きく明るい噴出が素晴らしく、北西側や南西側にもいろいろな噴出があり賑やか。

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02/11/2024

2/11太陽Hα像

2月11日10時半過ぎの太陽Hα像※2/8,9,10,2/6は天候とタイミング合わず欠測※画像をクリックすると別窓に等倍像表示します※4日ぶりの観察。/黒点群は3571,3576,3579,3581,3582,3583,3584群で計7群。一番大きく目立つのは3576群で、フレア発生もあったらしい。が、観察した時は北東側3583群辺りが白く明るく目立っていた。ダークフィラメントは中央北側3582群周辺と南東側3581群の西(右)側の濃い影が目についた。周縁の紅炎では北東縁に勢いのある広葉樹のような噴出が明るく目立ち、ごく淡いものの北西縁にもツツジ、サツキのような噴出上がっていた。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓全体像(黒点)↓


↓Hα全体像(白黒)↓
O2048204815400342104

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02/10/2024

数値化>SN2024gy(NGC4216)

山形県の板垣公一さんが先月1月4日16時16分(世界時。日本時間5日1時16分ごろ)、おとめ座銀河団NGC4216に16.3等の新天体を発見された。図らずも約1か月後に同系外星雲をSeestarS50で撮影したら、明らかに16等よりも明るく写っていた。が、実際何等級に増光しているのか数字で言えない。SKY-MAP.ORGで近くの同程度の等級の恒星像と見比べて「13等台後半?」と見積もったものの、せめて小数第1位程度(±0.1)の数値で言えないものか?と常々思っていた。
ということで、かねがね(SeestarS50データに限らず)元画データから光度とか、位置とか、山勘に頼らず客観的に数値化できないか?と悶々としていた。で、ネット検索して見つけたのが、Mマカリィ(すばる画像解析ソフト Makali`i)と、ASTAP(the Astrometric STAcking Program)↓以下、その試用記事↓

↓元画像(SeestarS50撮って出し)↓
↓文字通りの元画FITs↓

↓北上、東左へ回転修正↓

↓コントア(等光度曲線)表示(Makali)↓

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02/09/2024

ふたご座の散開星団M35

後に引けないPixInsight独習その後5:今回は昨年晩秋1600MCCで撮ったふたご座M35画像原板20コマをスタックするところから試行してみた。
↓通常処理画像↓

↓同+BlurXTerminator処理↓
O2048154815399662864

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02/08/2024

2月6日23時42分の火球映像

Atomcam監視カメラ5台体制に増強しほぼ全天監視可能となったが、最大の問題は流星検出過程。中古ノートPCで対応しているが、それでもNASからのデータ移し替え、Meteor-Detect過程に手間取る。(カメラ1台&一晩分のデータ処理に約2時間近くかかる)と、いうことで最近はSNSで火球出現情報(出現時刻)をみて、その時間帯のデータだけに絞る、という完全他力本願?横着手抜き検出?と化している。www

ということで、2月6日23時42分過ぎ、静岡県上空に出現した火球があることを知り、同夜仕掛けておいた5台のうち、東カメラと南カメラが同火球をとらえていることを確認した。
<東カメラ>出現時のショート動画↓

同、静止画


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02/07/2024

2/7太陽Hα&可視光像

2月7日16時の太陽Hα&可視光像※2/5,2/6は天候とタイミング合わず欠測※画像をクリックすると別窓に等倍像表示します※冬の不安定な天候で晴れ間が長続きせず午後遅くなって何とか観察できた。/黒点群は3564,3565,3571,3572,3573,3574,3575,3576,3577,3578群と東縁無番号新黒点1郡で計11群。南西縁3575群でM5フレア発生とのこと。→約20分後、雲越し強行で1ショット録るも既に勢い弱まった感じで(※)、雲のため機会を逃したのが残念。16時には面影ほぼ無し(※)。南東側3576群周辺などダークフィラメント影が目につき、周縁の紅炎は東縁、北西縁に比較的明るく目につく噴出が上がっていた。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
O2048204815398858953


 

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02/06/2024

ペルセウス座の散光星雲NGC1491

2/6昼過ぎに晴れ間あるもワンコ散歩とバッティング。散歩終了時には拙宅で太陽観察不能にて一式車載して近くの開けたポイントまで出かけたがタッチの差で雲に阻まれアウト。>ということで、PixInsight独習その後5=ペルセウス座の散光星雲NGC1491=太陽系から12,000光年のところにあり、見かけの角度で直径約3分=実際の大きさは15光年とされる。東隣には散開星団NGC1528がある。

↓M33元画像(JPG撮って出し)↓

↓初期処理後↓

↓処理過程終盤↓

O1080192015398339435
【備忘録】


<1>「Gaia」データ(GaiaDR3/SP)の確認

[Process]→[Astrometry]→[Gaia]実行

Data release→GaiaDR3/SP3→レンチマーク


<1-2>[Process]→[ColorSaturation]→[SPCC]

(SpectrophotometricColorCalibration)起動

→BackgroundNeutral設定▲or■


<2>HistogramTransformationストレッチ

[Process]→[IntensityTransformations]→[HistogramTransformationT]

(Preview,TrackViewボタン)

ミッドトーンスライダ、リセットボタン

シャドウスライダ→shadow値に要注意


<2-2>MaskGeneration→RangeSelection起動

〇=PreviewWindow,InvertMask,EableMask

<2-3>[Process]→[IntensityTransformation]

→ColorSaturation

[Process]→NoiseReduction→SCNR


<3>TGVDenoiseノイズ軽減

L画像マスク作成ボタン→マスク反転

[Process]→[NoiseReduction]→[TGVDenoise]

CIEL*a*b mode Edge protection-3→-4

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02/05/2024

さんかく座の系外星雲M33

PixInsight独習その後4=さんかく座の系外星雲M33

進捗状況思わしくなく、むしろ悪化かも知れない。今回は各ツール実行時のパラメーターが強過ぎた感じがする。いずれにせよ、何回も繰り返すことで、結果画像からその影響がどのようになるか?身に付けるしか、、否、それ以前に、基本的操作手順を身に付ける必要がある。

↓M33元画像(JPG撮って出し)↓

↓初期処理後↓

↓同、中盤↓

↓同、終盤↓

O1080192015398338610

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02/04/2024

2/4まさかの太陽Hα像

2月4日16時半前の太陽Hα像※画像をクリックすると別窓に等倍像表示します※午後遅くに青空広がるもワンコ散歩中でさらに遅れ、既に自宅星見台は近くの林に邪魔され、急遽南西低空開けた場所へ移動しての観察。結局Hα光3ショットのみ観察で精一杯=可視光撮る余裕なし。/黒点群は3565,3567,3570,3571,3573,3574,3575,3576群=計8群。南東縁に新登場した3576群でC級フレア頻発とのことで、同縁に明るくカーブした鋭い噴出が上がっていた。ダークフィラメント影は3575群周囲の影が目についた。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
O2048204815397616267

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02/03/2024

2/3太陽Hα&可視光像

2月3日10時半前の太陽Hα&可視光像※1/31,2/1,2/2は曇天及び晴れ間とタイミング合わず欠測※画像をクリックすると別窓に等倍像表示します※3日ぶり、2月初めての太陽観察※可視光黒点は3565,3567,3570,3571,3573,3574,3575群=計7群で、多くは東半分に分布。3571群が目につきC級フレア発生とのこと。目立って長く濃いダークフィラメント影は無いものの、3571群周辺や、北東縁には紅炎から繋がる影が認められた。周縁の紅炎では、大きく高い噴出では無いものの、南東縁に明るく横に広がった紅炎が目についた。

↓Hα全体像(カラー)↓


↓可視光全体像(白黒)↓


↓Hα全体像(白黒)↓
O2048204815397133718

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02/02/2024

IC447かたつむり星雲

2/2午後遅くなって一時的に青空広がるもワンコ散歩とも重なり太陽観察は断念。ということで表記の星雲IC447←いっかくじゅう座の反射星雲で、直ぐ東(左)には有名なクリスマスツリー星団がある。冬の銀河(天の川)の真っ只中にあるため、おびただしい数の糠星が背景に散らばっている。SeestarS50は経緯台追尾のため画像に傾きがあり、縦長構図の左上角がほぼ北方向になる。(下画像=横長構図の場合は右上角が北)
※元画像は昨年晩秋にSeestarS50で撮ったさんかく座の系外星雲M33(原板FIT)※いずれもBlurXTerminator済↓

↓元画FITを初期処理したもの↓


↓処理後↓
O1080192015396772873
画像を右横向きにしたもの(北方向は右上角)↓

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02/01/2024

PixInsightその後3(SPCC他)

2月に入った。再び冬特有の空に戻り外へ出るのが億劫になる。→ということで、後に引けないPixInsightの独習。(-_-;)/今回はSPCC(SpectroPhotometricColorCalibration)による色調補正、それに伴うGaia(GaiaDR3/SP)データのDL&登録、BackgroundNeutralizationの実行。ノンリニアフェーズ、HistogramTransformationによるストレッチ、RangeSelection(マスク作成)、ColorSaturationによる色調Up,SCNR(緑色ノイズ除去)、TGVDenoise(ノイズの軽減)まで。Kindle解説本見ながらの独習故、自分でも理解不能のまま見様見真似状態の独習が続いている。
※元画像は昨年晩秋にSeestarS50で撮ったさんかく座の系外星雲M33(原板FIT)※いずれもBlurXTerminator済↓

↓Before※↓
↓After※↓
O1080108115396319253
※※暫定After画像は(マスク設定ミスと色調アップのやり過ぎで)酷く「浮いて」しまった。→試行錯誤の回数=経験値を増やすことで「さじ加減」を身に付けることも今後の課題の一つ。※※

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