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March 2024の記事

03/30/2024

3/30太陽Hα&可視光像

3/30,11時過ぎの太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※可視光黒点は3615,3617,3619群と東側無番号新黒点1群で、3615群が西縁に達して目立たなくなった印象。黒点は見当たらないものの北東縁に白く明るく輝くフレアをモニターで確認。同時刻ごろ、C8級フレア発生とのことで、これを目撃したらしい。ダークフィラメントは昨日の南東側の濃い影3本がそのまま中央付近へ移動。周縁の紅炎は北西縁の明るい噴出と東縁3615群に伴う噴出が目についた。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓可視光全体像(黒点)↓

↓全体像(白黒)↓
O2048204815421976400

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03/29/2024

3/29太陽Hα&可視光像

3/29昼の太陽Hα&可視光像※3/28は天候とタイミング合わず欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※可視光黒点は3614,3615,3617,3619群。3615群でX級フレア発生とのこと。ダークフィラメントは南東縁に太く濃い影3本が目立ち、周縁の紅炎は南東縁、北西縁の噴出が目についた。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓可視光全体像(黒点)↓

↓全体像(白黒)↓
O2048204815421957693

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03/27/2024

3/27太陽Hα&可視光像

3/27,10時過ぎの太陽Hα&可視光像※3/23,24,25,26は天候とタイミング合わず欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※久しぶりの好天。可視光黒点は3614,3615,3617,3619,3620,3621,3622群で計7群。西側3615群の大きく広がった黒点群が目立ちM級フレアも頻発とのこと。次いで3614,3619群など。ダークフィラメントは南東縁の太く長い影が目立ち、3614群周囲にも濃い影を確認。周縁の紅炎は南東縁、北西縁に比較的明るい噴出が上がっていた。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓可視光全体像(黒点)↓

↓全体像(白黒)↓
O2048204815421932965

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03/24/2024

続3/23夕の12P/Pons-Brooks彗星

3月23日夕刻の12P/Pons-Brooks彗星(その2)※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※前回の続き>Seestar本体のRAW(Fits)画像をPCへ移して処理してみた。今回は撮影で得た10枚の画像のうち、最後とその前の画像を除いた8枚で彗星基準スタックを試みた。


↓カラーポジ↓

↓白黒ポジ

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03/23/2024

3/23の12P/Pons-Brooks彗星

3月23日夕刻の12P/Pons-Brooks彗星(その1)※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※冷寒く不安定な天候続いているが、3/23夕方は晴れ間が広がった。即写性で勝るSeestarS50を持ち出し星見台脇にセット。雲が邪魔して初期設定進まなかったが、撮影可能になる頃(19時)には何とか間に合った。今回は基本4分ごとに「リスタート」することで、モーションある同彗星が細長く伸びない(目立たない)ようにした。4分×8ショット=約30分余(実質約45分)の撮影ができた。
O2048153615416960396

↓撮って出しJPG-1↓
↓撮って出しJPG-2↓

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03/22/2024

3/22太陽Hα&可視光像

3月22日10時半前の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※黒点群は3607,3508,3614,3615,3616,3617,3618,3619群と無番号新黒点3群で計11群。数は二桁なれど小さい群が多く、比較的目につくのは東側3614,3615群など。ダークフィラメント影は北西側の影と東側3615,3617,3519群付近(3枚め)に影。周縁の紅炎は11時方向の比較的背の高い噴出が健在だった。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓可視光全体像(黒点)↓

↓全体像(白黒)↓
O2048204815416259982

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03/21/2024

3/21太陽Hα&可視光像

3月21日11時前の太陽Hα&可視光像※3/19,3/20は変わりやすい天候とタイミング合わず欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※黒点群は3607,3508,3613,3614,3615,3616,3617群と無番号新黒点2群+1?群で計10群。東側の3614,3615群が比較的目立った。ダークフィラメント影は北東側3614群付近の濃い影が目についた。周縁の紅炎は11時方向に比較的背の高い噴出2本が目についた。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓可視光全体像(黒点)↓

↓全体像(白黒)↓
O2048204815415795478

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03/20/2024

3/15夕12P/Pons-Brooks彗星

3月15日夕の12P/Pons-Brooks彗星
アレ(SeestarS50)でも撮ったが薄っすら尾の存在が分かる程度=すっかりモチベーション下がってしまい、同晩並行して久しぶりにPENTAX10cmED屈折+ASI533MCpで撮ってみたものの、そのまま放っておいたもの。無理やり強調処理したら何とか尾が1本でないことが分かる程度になった。(-_-;)↓
↓カラーポジ)↓

↓白黒ポジ↓

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03/18/2024

3/18太陽Hα&可視光像

3月18日昼の太陽Hα&可視光像※3/17は天候悪く欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※黒点群は3607,3508,3611,3613,3614群と無番号新黒点2群で計7群。大きく目立つ群は見当たらないものの、東側に現れた3614群や無番号新黒点は縁ながらもそこそこ存在感があり期待できそう。ダークフィラメント影は北高緯度帯に2本、3614群近くに1本濃い影を確認。周縁の紅炎は南西縁(4枚め)に噴水状の明るく大きな紅炎が目立ち、11時方向にも目につく噴出が上がっていた。

↓Hα全体像(カラー)↓

↓可視光全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
O2048204815414737868

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03/17/2024

3/16夕の12P/Pons-Brooks彗星

3月16日夕。黒部市吉田科学館での月例観察会。運よく天候に恵まれ野外観察会は大勢の参加者だった。PM2.5の影響も少ないようで比較的透明度もマシに感じた。SeestarS50で西低空の12P/Pons-Brooks彗星を狙った。実は、観察会ということもあり、口径10cm望遠鏡も持参したが、着いてみれば肝心の三脚を忘れておりアウト。Seestarのみによる電視観望となった。(-_-;)

↓撮って出しJPG↓
↓同左、白黒反転画像↓
↓ポジ7枚コンポジット↓

↓同左、白黒反転↓

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03/16/2024

3/16太陽Hα&可視光像

3月16日南中前の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※黒点群は3606,3607,3611,3612群の4群。中央付近にあって一番大きい3607群ですら広がりあるものの粒が小さくて目立たず、ぱっと見無黒点?と思うほど寂しい状態。ダークフィラメント影は中央子午線付近南北(3枚め)に10本余り大小の影が点在。周縁の紅炎は北東縁に明るい噴出2箇所あれど規模は小さめ。他の方向にも小さな噴出チラホラ。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓可視光全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
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03/13/2024

3/13夕の12P/Pons-Brooks彗星

3月13日夕。雨雪の心配無かったが天気なかなか回復せず太陽観察成立しなかった。暗くなる頃になって晴れ間生じたが肝心の西方向は今一つ宜しくない。ということで、GPV予報を見て天候良さげな県北部への移動を決断。→クルマにSeestarS50を載せ出発。砺波市に入った頃には西方向に雲は無く、西低空視界の良い庄川右岸の堤防をポイントに選んだ。(自宅から約20分)
クルマを停めると月齢3の月と木星が縦に並んでいる。
12Pは月の右下にあり高度20度を割ろうとしていた。時間とともにどんどん高度を下げていく=晴れているとはいえ低くなるほど透明度悪くなる一方なのでなるべく高度のある内に捉えたい。=こうした時にSeestarは有難い。水平設置すれば後は器械任せでコトが進むのは有難い=ただ、律儀に目標天体を写野ど真ん中にするので、12Pのように明るい尾がある彗星だと彗星本体を写野中央から少し写野隅へシフトさせる必要がある。Seestarの場合、いったん中央導入後、星図画面赤枠(写野枠)を見ながら同枠をシフトさせてから導入ボタン押すことで写野構図の変更を行う。

↓撮って出しJPG↓
↓RAW(FITS)からの処理画像↓

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03/12/2024

12P/Pons-Brooks彗星成長中

3月10日夕。関西某所からの帰路に道草寄り道観察した。自宅まで5時間の行程なので直ぐ帰宅すれば自宅迎撃も可能だったが、北陸の天候はこの時期アテにならない。ということで、あえて慌てず大阪某所へ立ち寄るなどゆっくり時間調整しつつ名神→東海北陸道ルートを選んだ。30分余り遠回りになるが、慌てず暗くなる頃も晴天率の良い太平洋側に留まりたかった。(-_-;)実際には郡上市白鳥町という山間地となり、西が開けた場所を探すロケハン必要になったが、何とか間に合った。見つけたポイントでSeestarS50を設置&撮影。19時半を回っていたが、彗星位置が山の稜線切れ谷間になった所だったので20時近くでも山の稜線に隠れずに済み助かった。

↓撮って出しJPG↓
↓RAW(FITS)からの処理画像↓

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03/11/2024

3/11太陽Hα&可視光像

3月11日南中前の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※先週末は自宅から離れていてUp滞ってしまった。(-_-;)/黒点群は3599,3600,3602,3604,3605群で5群。ダークフィラメントは中央やや南寄りに濃い影、中央北東側にも数本濃い影。周縁の紅炎で一番目についたのは南西縁(4枚め)に眼鏡橋?状の噴出で見事だった。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓可視光全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
O2048204815412079869

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03/07/2024

M104ソンブレロ星雲

M104はおとめ座の系外星雲で、文字通りソンブレロを横から見た形状に似ていることから表記通称で呼ばれる。1783年にメシエガ発見し、彗星と紛らわしい天体リストの104番めに記録されている。実視等級8等で、空が暗ければ小口径で目視確認可能。中央の暗黒帯の確認には口径20〜30cm必要とされる。我が銀河系からの距離は約2800万〜5000万光年という。

↓撮って出しJPG↓
↓PixInsight&BXT処理後↓
その後、20世紀に入ってからの観測で赤方偏移の量から地球から毎秒約1,000kmの速度で遠ざかっていることが明らかになり、ビッグバン&宇宙膨張論の手がかりとなった最初の天体だという。
↓名称入り↓

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03/06/2024

きりん座の系外星雲NGC2403

NGC2403は北の空きりん座の系外星雲。実視等級8。92等で意外と明るく空が暗ければ望遠鏡で目視確認可能。我が銀河系からの距離は約800万光年という。↓見た通りセンターを外している orz↓

↓撮って出しJPG↓
↓PixInsight&BXT処理後↓
実は、SeestarS50導入前まではこの系外星雲を知らずにいた。赤緯65度なので周極星=ほぼひと晩中年間通して見えるのに。SeestarS50を立ち上げるとスマホ画面に「今宵お薦めの天体」が表示される。NGC2403もこの機能のおかげで知った。そういう意味で多少天文知識のある人にもお薦めできる教育的な機器と言えるのではないか。理論先行で実際の星空を観る機会が少ない?プロの天文学者にも向いていると思う。
↓名称入り↓

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03/05/2024

NGC281パックマン星雲

NG281はカシオペヤ座のH?領域で、見た目の形状からパックマン星雲とも呼ばれる。光害の無い所では望遠鏡を使えば目視可能という。=そこそこの明るさがあり、発見されたのは19世紀末という。

↓撮って出しJPG↓
↓PixInsight&BXT処理後↓
左(撮って出し)と右(処理後)の違いは見るまでもないが、撮って出しとはいえ、よく健闘していると思う。自社開発機材を知り尽くしたZWO社の製品だから当然ともいえるが、この円安時にありながら諭吉8枚で買える価格に抑えていることも素晴らしい。安かろう、悪かろうの製品ではない。大変お買い得感ある製品と思う。「電子観望」に特化しただけでなく、口径5?とは思えぬ画質クォリティも見逃せない。
↓名称入り↓

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03/04/2024

3/4太陽Hα&可視光像

3月4日南中直前の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※黒点群は3591,3595,3596,3598,3599,3600群と無番号新黒点1群で計7群。ダークフィラメントは中央南に大きく広がった影、及び3599,3600群付近に濃い影が数本。周縁の紅炎は南東縁に昨日の見事な噴出の面影が残っており、全体的に東側が賑やかに感じた。
↓Hα全体像(カラー)↓


↓可視光全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
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03/03/2024

3/3太陽Hα&可視光像

3月3日11時の太陽Hα&可視光像※3/2は天候とタイミング合わず欠測。※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※黒点群は3591,3595,3596,3598,3599,3600群と中央北側の無番号新黒点1群で計7群。南東側ダークフィラメント影が中央付近へ回ってきていた。周縁の紅炎は、南東縁3600群に続く領域に横に大きく広がるアーチ状噴出が見事で目立っていた。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓可視光全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
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03/02/2024

BXT処理試行5>太陽画像

※よく分からない者が書いているので不可解な点多いと思われ、ご容赦をm(_ _)m
話題のPixInsght(PI)&BlurXTerminator(BXT)の、惑星及び月、太陽拡大写真への応用について試行実験してみた。
BXTの設定項目には、恒星像の鮮鋭化に関する箇所?と背景映像の処理に関する箇所?がある。Default設定ではSharpenStars=0.5/AdjustStarHoles=0となっている。
次にNonstellarAdjustments=Automaticに?が入っているが、これを外し、先のSharpenStars=0とし、PSFDiameter=0,SharpenNonstellar=0.5,Option項目でLuminanceOnlyにチェックを入れて試してみた。=解釈として恒星には手を加えない?で、背景の輝度調整のみに手を加えて?という処理かな??
O1920120015408681499
↓以下、通常とBXTを3回施したものを順に並べる。実験に使用した画像は3/1の太陽可視光像とHα像で、いずれも白黒Lとカラー化したもの。↓

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03/01/2024

3/1太陽Hα&可視光像

3月1日14時の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※黒点群は3590,3591,3592,3594,3595,3596,3597,3598群と東縁無番号新黒点1群で計9群。一番目につく3590群は北西縁に達し裏へ回りそう。ダークフィラメントは南東側と北西側にそれぞれ太く濃い影。周縁の紅炎は、6時7時方向にひょろっとした噴出、11時半方向に樹木状の噴出数本。
↓Hα全体像(カラー)↓

↓可視光全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
O2048204815408420396

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