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03/04/2024

3/4太陽Hα&可視光像

3月4日南中直前の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※黒点群は3591,3595,3596,3598,3599,3600群と無番号新黒点1群で計7群。ダークフィラメントは中央南に大きく広がった影、及び3599,3600群付近に濃い影が数本。周縁の紅炎は南東縁に昨日の見事な噴出の面影が残っており、全体的に東側が賑やかに感じた。
↓Hα全体像(カラー)↓


↓可視光全体像(黒点)↓

↓Hα全体像(白黒)↓
O2048204815409236848

↓黒点番号入り、東側↓
↓黒点番号入り、西側↓
↓Hα北東側↓
↓同、北西側↓
↓同、南東側↓
↓同、南西側↓

【太陽観察のあらまし】
Hα及び可視光撮影はデータ記載の通り
【1】元映像(原則1ショット15秒SER動画)をAS!3→Registax6で静止画化する。(可視光=1枚/Hα映像は南北各1枚)
※可視光像は1ショットで全体像をギリに収める。→※Hα像は北側と南側2ショットに分けて撮影する。
【2】Hα像南北2ショットを「MicrosoftICE」で1枚に合成する。
【3】可視光、Hα像をSI9の「画像復元」にかけて、画像のささくれ?を取り除く。
【4】※Hα画像をSI9「コロナ処理」で陰陽を強調?する。この時、本体中心をキッチリ合わせておくと後の合成時のズレを抑えられる。
【5】※PSPで太陽本体部を選択し「GXT」ツールにかけて画像ムラを平均化する。
【6】※SI9へ戻って「周辺減光」を逆手にとって中央を明るく&周辺を暗くする。
【7】※P[2]で得たHα像の本体外側を選択し、GXTを軽くかけて背景ムラを緩和する。
そのあと選択を外し、何度かトーンカーブで本体周縁プロミネンスを炙り出す=内側の本体は真っ白になるが[8]で合成する際に隠されるので気にしない。
【8】※PSPで[6]本体内側と[7]本体外側を1枚に合成する。(ぼかし範囲数ピクセル、中心を揃える)
【9】[3]の可視光像をトーンカーブ、トーン調整で整え、黒点番号を文字記入する。
【10】SI9でTIF→bmpへ変換保存
【11】「ピンぼけレスキュー」(初期の無償版)で、画像のトリミング、大きさ調整後bmp→JPG変換保存→→WebやSNS掲載へ

【データ】2024年3月4日11時34分(61fpsX15秒X2)/ASI178MM(Gain300,Gamma50,Shutter1.75ms.SER)/LUNT60THa(fl=500mm)/EM200赤道儀@自宅星見台HANA
【データ】可視光/同日11時47分(50fpsX15秒)/ASI178MM(Gain100,Gamma50,Shutter1.80ms.SER)/対物D5フィルター付TS65セミアポ屈折(fl=500mm)/他は上と同じ
↓星見台内で観察中↓

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<龍吉>(-_-;)朝は氷雨ぱらつく天候でほぼ諦めていたが、昼近くなって雪雲に隙間が生じた。・(^_-)-
<はな>=^_^=↑それでも終始薄雲越しで透明度は良くなかった。何とかムラの無い画像になって良かったニャり≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U同じところで雲が沸いている感じで切れ目が生じないまま、強行撮影だったワン▽・。・▽



☆彡お知らせ☆彡太陽Hα&可視光像専用ページを特設しました。観察した太陽Hα像を月毎に一覧できます。
■■今ご覧の)このページは従来通り(太陽も含めた)天文全般で継続します■■


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