3/13夕の12P/Pons-Brooks彗星
3月13日夕。雨雪の心配無かったが天気なかなか回復せず太陽観察成立しなかった。暗くなる頃になって晴れ間生じたが肝心の西方向は今一つ宜しくない。ということで、GPV予報を見て天候良さげな県北部への移動を決断。→クルマにSeestarS50を載せ出発。砺波市に入った頃には西方向に雲は無く、西低空視界の良い庄川右岸の堤防をポイントに選んだ。(自宅から約20分)
クルマを停めると月齢3の月と木星が縦に並んでいる。
12Pは月の右下にあり高度20度を割ろうとしていた。時間とともにどんどん高度を下げていく=晴れているとはいえ低くなるほど透明度悪くなる一方なのでなるべく高度のある内に捉えたい。=こうした時にSeestarは有難い。水平設置すれば後は器械任せでコトが進むのは有難い=ただ、律儀に目標天体を写野ど真ん中にするので、12Pのように明るい尾がある彗星だと彗星本体を写野中央から少し写野隅へシフトさせる必要がある。Seestarの場合、いったん中央導入後、星図画面赤枠(写野枠)を見ながら同枠をシフトさせてから導入ボタン押すことで写野構図の変更を行う。
↓撮って出しJPG↓![]() | ↓RAW(FITS)からの処理画像↓![]() |
↓<1>↓![]() | ↓<2>↓![]() |

↓同、反転画像↓

前回3/10よりは空の透明度悪く、コマ近傍の尾についてははっきりしないが、一番長く伸びた尾が途中でくびれているのが分かる。また中ほどに本体から放出された塊がコブのように尾の中ほどにあるようにも見える。
【データ】2024年3月13日19時00分〜43分(7分×4ショット総計約30分)@砺波市権正寺、庄川右岸堤防

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