« 12/13太陽Hα像 | Main | 系外星雲と系内星雲 »

12/14/2025

Seestarの脚

SeestarS50に赤道儀モードの追加により、私的には撮影効率(成功率)上がったと実感している。何よりも追尾エラー激減したことが大きい。そして経緯台モードでは長時間追尾時に写野周囲が徐々にケラレたが、赤道儀モードではそれが無い。かつ、写野方向が、北がほぼ上になる構図になるのも有難い。
多くの方は、Seestarをカメラ三脚の雲台に取り付け、雲台を撮影地の緯度分だけ傾けて使用されているものと推察するが、自分は、太古ロシア製卓上型赤道儀の架台部分を利用している。↓

これまではアルミ脚立を利用していたが、設置が手早くできる反面、4本脚故に設置場所が平坦でない場合に浮いた脚が原因でガタツキ発生するという本末転倒な事態に。&台座ごと一式置くだけで完了するのは良いが、うっかり触れると脚立台座からSeestar一式滑り落ちる危険があった。やはり野外では三脚の方が実用性が高い。そこで、遊んでいるビクセンのアルミ三脚に載せることを思いついた。↓

いささか大げさで組立設置も面倒そうな印象を受けるが、ビクセン規格のマウント取付固定ねじが下から三脚上部へ突き出しているので、卓上赤道儀台座中央の径10mm穴へ合わせて通し蝶ナットで止めるだけで済む。ビクセン三脚は軽いので一式組み立てたまま設置場所を変えることもできる。

Seestar赤道儀モード時の据え付け精度は天の北極から1度程度の許容範囲があるのでアバウトで良い。自分は脇にファインダーを付けたので、大雑把に北極星を視野へ入れるだけで据付完了。設置中の極軸高度は制御スマホが数値で教えてくれるので緯度数値になるよう極軸上下を調整すればよい。よってファインダーは極軸方向(方位)が北に向いている=北極星が視野に入っていれば完了。時角計算など考慮する必要はない。
↓M31(中央部、通常モード2分)↓


この程度の短時間露光ならば従来の経緯台モードでも十分。赤道儀モードでは長時間に渡っても追尾エラーが(雲で星が隠されない限り)ほぼ皆無。なので、長時間費やすモザイク撮影も追尾エラーに悩まされずに済む。↓モザイク撮影したM31全景↓

M31は想像以上に大きく広がりがありSeestarの写野には全体が入らない。モザイクで実視野の4倍(=縦2倍横2倍)でも入らない。そこで約12度写野構図を傾けてM31長円方向の先端が写野に入るようにした。
概ね20分余りでM31全体をモザイク撮影し終わる(※実際は写野左上が僅かに欠けている)が、経緯台モードのようなケラレは発生しない。
(極軸合わせがネックになるのか?)天体望遠鏡赤道儀仕様は敬遠されがち。=初心者用天体望遠鏡の殆どが経緯台仕様である。が、極軸方向を北極星に向けるだけで完了し、観察中の視野回転も発生しない赤道儀モードを強くお勧めする。何よりも追尾にまつわるトラブル無くなるのが有難い。(写真撮影を念頭に置くなら猶更)

|

« 12/13太陽Hα像 | Main | 系外星雲と系内星雲 »

天文・星空」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 12/13太陽Hα像 | Main | 系外星雲と系内星雲 »